2008/12/31

決算2008


2007年10月ー12月の結果
 走行距離 1727km
 走行時間 5762min(96h)
 平均心拍数 137回/min
 消費カロリー 58470kcal(脂肪換算8.3kg)
 平均体重 77.8kg
 平均時速 20.1km/h

2008年の結果
 走行距離 7784km
 走行時間 20641min(344h)
 平均心拍数 137回/min
 消費カロリー 242340kcal(脂肪換算33.1kg)
 平均体重 71.0kg
 平均時速 21.3km/h

2007-2008年記録
10月 340km
11 772
12 615
1 614
2 656
3 903
4 431
5 479
6 710
7 800
8 501
9 583
10 569
11 788
12 750


目標結果
○ 2008Mt.富士ヒルクライム2時間以内
 →1時間38分
× 2008富士までに70kg以下まで減量
 →71kg台増減
○ ホイールの購入
 →カンパニョーロのゾンダ購入
○ 2008年内までに補給ルールの確立
 →上記
× 2008年9月岡崎市民サイクリング160km参加
 →申し込み間に合わず
× 2008年8月よりBSモールトンで自転車通勤
 →ルートに悩む。休止
△ 2008年秋までに50-23以上で10%以下の坂を登れるようになる
 →5%以下なら
○ 2008年秋までに茶臼山日帰り
 →達成
△ 2008年冬までにダンシングを得意技とする
 →O,SYMETRICで腰踏みにより遅いが軽々!

2008/12/29

トレーニング理論メモ(随時更新 20141230更新)

http://www.genome.jp/kegg/pathway/map/map01100.html

・Exercise Physiology: Understanding the Athlete Within  https://class.coursera.org/exphys-001/wiki/view?page=syllabus
Introductory Human Physiology  https://class.coursera.org/humanphysio-002/class/index
・Think Again: How to Reason and Argue  https://class.coursera.org/thinkagain-002/lecture/index
・Going Out on a Limb: The Anatomy of the Upper Limb  https://class.coursera.org/upperlimb-001/class/index


・WTROWTPage is?.for m  interesting setting.
・Standing on the shoulders of giants, then may see farther than my predecessors.

・学ぶという行為は必ず無知の知に行き着く.なにかを知ったということは第一歩にすぎない.
が,ネットが発達して以降,この第一歩で満足してしまい,無知でなくなったと勘違いしてしまうものが多くなった気がする.
知ることは点,無知の知は面の境界.
そして学問は,さらに面の境界を破る.
そして,これら知の体系を知り,さらにそれらを問題解決に利用する論理・法を身につけ,初めて知の意味を知る.
なにかを知ったということは第一歩にすぎない.

面の境界を全人類の知識の境界とすると,次の通り
The illustrated guide to a Ph.D 
http://matt.might.net/articles/phd-school-in-pictures/ …
「Every fall, I explain to a fresh batch of Ph.D. students what a Ph.D. is. It's hard to describe it in words.So, I use pictures.Read below for the illustrated uide to a Ph.D.」

・「知りて知を有たず、虜って虜を有たず。ひそかに識りて骨と化し、骨と化して識る」
・ダメな統計学:目次 http://id.fnshr.info/2014/12/17/stats-done-wrong-toc/ …

1 前提
A 目的
B 方法
C 前提
D 理論とは

2 基礎
2-1 異化 (トレーニングに関する
A エネルギー代謝
A1 短期
A2 中期
A3 長期
B エネルギー代謝の調整
C エネルギー代謝各論
2-2 同化 (トレーニングに関する
A 筋肉
B 脂質
C その他
2-3 内分泌(トレーニングに関する
A 視床下部
B 脳下垂体 
C 松果体
D 甲状腺
E 副腎
F 膵臓
G 精巣
H 内分泌各論
2-4 その他
A 呼吸
B 循環・血液
C 脳と神経
C2 感覚・イメージ
2-4-1 筋肉
A1 人間の筋肉の一覧
A2 ラン・自転車筋力使用部位
A3 筋肉の種類
A4 筋肉増加(同化),減少(異化?)について
A5 筋肉と神経
A6 筋肉各論
A7 骨格
2-4-2 心拍
A1 トレーニング心拍数の定義
A2 心拍各論
2-4-3 遺伝子・個体差
A 異化個体差
B 同化個体差
C 内分泌系個体差
D 総合的個体差
2-4-4 持久運動
A 補給

3 総論
3-1 食事・睡眠
A 炭水化物・脂質・タンパク質
B ビタミン・ミネラル・他
C 減量
C1 低カロリーの話題
C2 高カロリーの話題
D 睡眠

3-2 トレーニング
A 技術
B 年齢
C 疲労と回復
C1 疲労
C2 回復
D 劣化
E 故障防止
E1 ウォーミングアップ
E2 クールダウン
E3 故障
F 特殊なトレーニング
G トレーニング理論各論
G1 超回復
H トレーニングスケジュール
H1 トレーニング強度
H2 トレーニングスケジュール総論
H3 結果の判定
3-5 ラン
3-6 自転車
3-7 スイム
3-6 まとめ

4 名言
5 文献・資料




1 前提

A 目的
・巷のトレーニング理論は,生化学的視線から見た理想論と,経験的視点から見た現実論が混在している.
・生化学的視点では,in vitroのように,条件が限定されすぎ,すべての要素について相関を理解することは難しく,現実的ではない.誤差は少ないが適用範囲が狭く,総合的な結果との相関性は判断できない.個人適用可能性は高い.
・経験的視点では,in vivoのように,個体差が存在するため,統計的によほど優位な事項でなければ,万人に適用することが難しい.誤差が大きいが適用範囲は広い.再現性は比較的低い.個人適用可能性は統計値に依存する.絶対値と相対値どちらが重要かで判断は異なる.
・トレーニング理論は,個人に合わせ,検証する必要がある.
・以下いいかげんに個人用まとめ,プラセボ目的,妄想源,アイディアノート.
・EBMで、論文を調べ始める前に何をするべきか。オススメ資料集
 http://blog.livedoor.jp/gp_ken/archives/7968481.html


B 方法
・トレーニング理論を知るたびに追記.
・趣味として個人の目的に合わせゆるいレベルで検証,できるといいねぇ
・個人的なトレーニングの目的:楽しむこと.自転車に乗り,長距離グランフォンドを疲労せず景色を楽しみながら走ることができるようになること.総平均30㎞/h程度出せると嬉しい.よい山道が見つかった場合には自転車からおり,ランニングを楽しむことができるようになること.レースには基本参加しないが,変化をつけるイベントとしてたまに参加.
・安楽は嫌い.
・レース志向の情報はあまり記載しない.
・理論は恣意的な要素を削減させるために数式で表現するのが常道であるが,トレーニングは個体差が大きく,巷の十分な量の文章から予想しても「多分」同じ,と,無理やり前提してみる.
・理論と表現しているが,以下は,理論,実験的事実,考察,噂,を集めた程度.エビデンスの乏しいもの含む.
・事実らしい事項まで採用,面白い考察まで採用,センセーショナルな理論ほど記載しやすい(したくなる)ので注意.
・原著論文を見よ。ブログのまとめなど,ゴミそのものだ
・広く浅く俯瞰的に,関係性をみる.
・想像力を喚起させるために箇条書き.どうとでも受け取れるようにある程度の誤りも許容

・医療とトレーニングの理屈は似ている.
・関係性を把握後,重要な理論について事実関係とエビデンスの有無を再確認する.
・一次資料引用には必ずしもこだわらない.娯楽だから妄想したいし,曖昧事項でも実施する必要があるから.
・エビデンスの高い試験の実施はコストが高く,エビデンスの高い情報は少ない.エビデンスの高い情報のみから判断しようとすれば,情報不足で判断できず,今必要な問題に対処できないことが多い.だから,判断しようとすれば,エビデンスの高さにこだわりすぎず,現時点で得られるできるだけ質の高い情報から,基礎知識を元に,適当なとこで判断する必要がある.演繹したいが演繹など不可能,帰納では帰納の弱点から逃れられない.それら理解しつつ,重み付けした現実的判断が重要.
・まあ,重要な判断するわけじゃなく,個人的なことであり,後で検証するので,エビデンス低くとも構わん(戻った
・分類は理解を助けるが,発展性を阻害する.範囲を定義しすると,定義の外枠が無視されやすくなる.
・固有名詞に引きずられてはならない.
・自分が知っている基本情報は基本的に記載しない.
・虫食いで追記.同一分野の情報がある程度溜まったら,基本情報を含め再構成.
・個人適用優先順位:個人の演繹的検証>=エビデンスの高い臨床からの統計的帰納>生化学からの演繹的帰納的予想>趣味>エビデンスのない臨床>噂
・高田純次のようにいい加減に.所詮娯楽よ.いい加減っていいなぁ会社でやったら殺されかねんが.
・全く調査していなければ理屈が判らずいつまでも前に進めない.
調査しすぎれば知的好奇心が失われる.
娯楽はこの程度で良いのだ.
・「Joy in looking and comprehending is nature’s most beautiful gift.」Albert Einstein
・「The whole of science is nothing more than a refinement of everyday thinking.」
・「何かを理解したとしても、現実の場面に適用しないならば本当に理解することはできない。」
・「ロバとは,会議室で設計したサラブレッドのことである」Clarence leonard kelly Johnson


C 前提
・トレーニング時間が主であり実。トレーニング理論は従であり効率。
・上達したければ,自転車では大体月1,000km(月20~40時間)練習を積むこと,が最低限,の,ようだ。その上で質の向上を目指すこと。
・無計画に適当に効率的トレーニングをする位なら,何も考えずに月1000km走っていたほうが能力向上は大きい.
・プロになりたければ計10,000時間は練習を積む必要がある,という経験則がある(月90時間として約10年).
・いやそうでもない.Deliberate Practice and Performance in Music, Games, Sports, Education, and Professions
A Meta-Analysis
 http://pss.sagepub.com/content/early/2014/06/30/0956797614535810.abstract

・ツールに出場する平均的な自転車競技者は,心拍150以下で350~400W程度(平地約40~45㎞/h)出し続けることができる.勝利するためにはそれ以上が必要.(Tour de France 2011 - SRM Analysis Stage 13 - Jérémy Roy CT

・伸び悩む人ほど理論が重要
・走ることを楽しむ人,ある程度の能力を維持したい人,走る時間を増やせない人,休止時間が長くなる人,には,劣化を防ぐ意味で理論が重要。
・良い先生がいるのであれば理論を知るべきではないこともある.愚直な意志力が阻害される.


D 理論と理解
・理論について,最も理想的に,かつ現実的にとらえているのは,多分宇宙論,宇宙物理学の分野であろう.
・Stephen W. Howking 1988.
・理論とは要するに,(規定する項目における)全体あるいはその限定された一部についてのモデルであり,モデルの中の量を我々の行う観察に関係付ける一組の規則である.
・次の2点を満たすものは良い理論である
1 恣意的な要素を少数しか含まないモデルに基づいて大量の観察を正確に説明するもの.
2 これから行う観察の結果について確定的な予測をするもの.
3 予め理論の不確実な点,問題点を提示するもの.
・頭脳は自然に理論を作り出すようにできている.だが,意識しなければ良い理論とはならない.
・理論とは,必要とする範囲で,過去と未来の結果と予測を十分に説明できたとしても,真実に等しいとは必ずしもいえない.理論を証明することはできない.
・理論の適用範囲を常に意識すること
・「因果」と「関連」は別
・「計算が成り立たないときには,決まってなにか大きなことを見落としている。」
・文章を読んで,それがネズミを飲み込んだ蛇のように立体的にイメージできなければ,理解しているとは言いがたい.(ファインマンは,ボーアのような「最高の数学者」とまではいえなかったが,それでも数式に色がついて見えたそうな.)
・単語は一表現多義である。単語の意味は,特定の定義の集まり,点の集まりによる範囲で示されるのではなく,「曖昧なイメージの範囲」で示されるものである。
 文章とは,「複数の単語により形成されたイメージ範囲の共通部分」を示すものである。
 単語のイメージは各人多少異なる。文章に単語が少なければ,単語のイメージに個人差が大きければ,共通部分を充分に限定できず,文章の意味は伝わらない。
 説明とは,それを補正する操作を言う。
 文章は,電子雲の存在確率に似た,密度を持つものである。
・「学生諸君にとって大事なことは,いろいろな性質や過程の大きさのオーダーの感じをつかむことである.その感じをつかめば,もっと複雑な事象についても半定量的な考え方ができるようになる」(ムーア)(ボーアらは対数表を暗記していたそうだ.だから概算計算が非常に早く,またそれらオーダーの感じを持っていたため,新しい理論の結論と問題点をすぐに指摘できたそうな)(演繹においては,半定量的思考を採用すると間違った判断をしやすくなる)
・「経済学会にて、ある重大な定理について、多くの質問があった。イギリス人「その定理は経験によって裏付けられているだろうか?」ドイツ人「その定理はいかなる基本定理から演繹されたものであるか?」フランス人「その定理をフランス語で言ってください」日本人「あなたの先生は有名ですか?」」@americanjokebot
(イギリス人は,わからないものはわからないとして誤差をおおらかに包む,ブラックボックスを含む理論を許容するコモンロー的な考え方(迷信を許容するイギリスらしい考え方といえよう),ドイツ人は,理解出来ない誤差をできるだけ排除する,ブラックボックスを含む理論を許容しない大陸法的な考え方.フランス語はその昔,国際会議における公用語でした.日本は.結果を得るためのスピードを重視するため,基礎理論の責任を権威に押し付ける考え方(明治以降の伝統?)ですな.それそれにメリットとデメリットがある.どれが絶対的に良く,どれが絶対的に悪いということはない.フランス?なにそれ)(ランダムで虫食いの誤差と予見性の齟齬,範囲外極限値の誤差と予見性の齟齬)
・科学に佇む一行読書bot ‏@endBooks
”1931年、当時24歳だった天才論理学者クルト・ゲーデルが導いた「不完全性定理」は、数学の世界においても「真理」と「証明」が完全には一致しないことを示して、世界に衝撃を与えた。” http://j.mp/zzH8jR 『科学哲学のすすめ』高橋昌一郎
・◆ 【天文学】基本定数はどの程度変動する?
Nature Communications, 2013年10月16日
自然界の基本定数は、さまざまな物理学の理論を検証するために用いられているが、そうした定数の変動について新たな限界が明らかになった。
http://forcast.emailalert.jp/c/ajpCachTab8k4jas
・安易に理論を適用して,何かを予想しようとするな.そして予想したとしても,それが必ず真実だと安易に考えるな.あたり前のことだが,どうもこのあたりの認識が統一されておらず,議論時の問題となりやすい気がする.
・正真正銘の騙され方とは、自分が他人よりも物知りであると思い込むことである。(ラ・ロシュフコー)
・愚者だけが自分の経験から学ぶと信じている。私はむしろ、最初から自分の誤りを避けるため、他人の経験から学ぶのを好む。(オットー・フォン・ビスマルク)
・摂取しすぎると死ぬ恐れがある危険な物質がある。その物質に完全に浸されると呼吸が妨げられる。その物質名は、一酸化二水素(ジハイドロジェン・モノオキサイド:DHMO)
http://wired.jp/2013/05/15/dihydrogen-monoxide-joke-gets-djs-suspended/ 
(自分のとこでは「癌細胞中に最も多く含まれる物質は一酸化二水素であり~」「摂取すると必ず死ぬ」という表現だったかな.上記引用の表現では物質ほぼ全てが当てはまるので面白くない.)
・「自己責任」の社会と行政法(元最高裁判所判事)
http://www.law.tohoku.ac.jp/~fujita/gakuinkoen.html
・自己決定権の論点 アメリカにおける議論を手がかりとして 国立国会図書館情報誌レファレンス
http://www.ndl.go.jp/jp/data/publication/refer/200605_664/066406.pdf
・間違う自由が含まれないのであれば、自由は持つに値しない(ガンジー)
・ある分野について徹底的な理解を達成することは現実にはほとんどあり得ないため、我々は自らの知識が「完全でない」すなわち不完全だという事実を念頭に置いておく必要がある。現実世界の問題の多くは、その背景やデータについての不完全な理解の中で解決しなければならない。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%A5%E8%AD%98 
・認識論
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AA%8D%E8%AD%98%E8%AB%96
・Siamo tutti un po' pazzi.
The first great lesson a young man should learn is that he knows nothing, and that he is of but very little value.
・「最悪なのは、あらゆる人間を分類して(仕分けして)明瞭なレッテル(ラベル)を貼ること(行為)である。この不幸な習性の持主は、自分が相手に適切だと思うタグ(札)を貼りつける時に、その相手について(タグをはりつけるに足る)完全な知識をもっていると考える。(バートランド・ラッセル)
・思考するとは病んだ目で見るということだ(サルトル)

帰納と演繹でまとめるとわかりやすそうなので試.

三段論法(主に演繹)
 1理論認定:どの理論を適用させるか.目的,数式
 2事実要件認定:理論の要件である事実はその通り認められるか.目的を達成するための条件,係数
 3解釈:理論に事実を適用させた時の効果解釈はその通りで良いか.

・正解がひとつしかない勉強をする理由は,自分が間違えることを知るためだ,とは名言.

一般に,正しい演繹は容易だが,正しい帰納は困難.
(e.g.法解釈は基本的に演繹であり基本的に誰でもできるようにできている(法の安定性や法の関連性,学説の多さなど複雑性を無視すれば).実験結果評価は帰納評価であり誰でもできるわけではない.実験結果評価には基礎知識の多面的な積み重ねが必須)

演繹的手法が向くもの:数学,法判断など,前提条件を真とみなせるもの
帰納的方法論:科学的方法
帰納的推理:統計(どれほど真に近いかの推理)

帰納の欠点
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B8%B0%E7%B4%8D
 ・事実の理論負荷性:事実の絶対的客観性はあり得ない
 ・帰納の飛躍:有限から無限への飛躍
 ・簡潔性原理の前提:「自然法則は簡潔な構造を持つ」ということを前提にしなければ、帰納は集められたデータから一意的な決定ができない。

・帰納により拡大一般化してえられた結論を,「安易に」再び縮小特定化し適用させようとすると,問題が生まれる
(臨床統計により,ある数十の個体のある医薬品に対する効果から,その個体全体のある医薬品に対する効果のエビデンスが得られたとする.その医薬品の効果が「その他特定の個体」に適用出来るかどうかは,特定の個体におけるその医薬品の効果が実証されていないため,「確定」まではしない.しかし,「確定する」と勘違いされることがある.例えると「この薬の添付文書には効果がこう書いてあるから,「確定的に」「だれにでも」この効果がある」など.
 この勘違いは,薬の添付文書に書かれている効果は帰納により求められたものであって,特定の個体への実証がなされているわけではないことを理解していないこと,臨床統計は確定の証明をするためのものではないことを理解していないこと,帰納とその欠点を理解していないこと,から生まれる.)
(帰納だけから「確定」はできない.実証が必要.だが,実証できる場合ばかりではない.例えば,医師が医薬品を処方する場合.「この医薬品をあなたに処方できるか確かめるために,医薬品を処方する前にこの医薬品を飲んでみてください」とはいえまい.
 この場合は「確定」でなく「確度高く予想する」ことを目指す.帰納を理解すること,エビデンスレベルの評価をすること,医師レベルの知識を元にしたシステムを含めた臨床的予測的多面的な評価をすること,NBM.これらを組み合わせると,個体への適用性を「確度高く予想する」ことができる.医師はその「予想」に基づき,特定の個体に医薬品を処方する.そしてその効果を確かめ初めて,特定の個体への効果が「実証」され適用性が「確定」する.
(ちなみにその結果は市販後調査にまとめられ,再び医師の判断材料となる.また別途医薬品の作用メカニズムがより詳細に解明され,これも医師の判断材料となる).
特定の個体への効果が実証され,その特定の個体における履歴が積み重なると,その特定の個体への個別医療が可能となる(遺伝子マーカーを利用し実証なしで個別医療を達成する方法もあるが・加速する「遺伝子解析」の医療利用熟期に入りつつある「ゲノム解読」技術は、医療診断に使える十分な価格と精度を持つようになった。http://forcast.emailalert.jp/c/ailIafoynEriupac).)
(医薬品の領分は年齢差など適度に区分けした一般化まで.医師の領分は特定の個体への適用.医薬品の作用メカニズムの解明は・・・医薬メーカーと基礎研究医の領分かな?.)
・複雑系数理モデルの可能性 現実の諸問題を解く https://www.jstage.jst.go.jp/article/johokanri/56/8/56_498/_pdf
・QOL.医師は,患者の安全を優先すべきか,患者の意思を優先すべきか.バランス.
現在,日本の医療訴訟における判例では,医師は,患者の意思が明確であり,かつその意志により客観的にみて安全上明らかに問題が発生するわけではない場合は,患者の意志を優先し,その意志の範囲内で患者の安全を優先すること,となっている(よう読み取れる)が,議論がある.(総合的な過失認定.専門家説明責任と患者理解可能性.患者の意思明確性の判断基準.客観的明確性の根拠(ガイドライン?.代替医療).医療の高度化・範囲拡大と専門家による安全性予測可能性.後付否定の論理化.一般的な専門家責任の範囲(インフォームドコンセント).医師の助けたい気持ちと,患者の特定の医療を受けたい意志や死にたい意志との衝突.).
・モルヒネと医療の歴史.いかにしてモルヒネが使われ,禁止され,再び使われ,制限されようとしているか.
Pain Relief http://www.shiga-med.ac.jp/~koyama/analgesia/history-opium.html
Weiner SG,Perrone J,Nelson LS:Centering the pendulum:the evolution of emergency medicine opioid prescribing guidelines.Ann Emerg Med.2013 Sep;62(3):241-3.
・「本当に」医者に殺されない47の心得 [心得30] 本当は怖い、患者中心の医療 http://georgebest1969.typepad.jp/blog/2013/07/%E6%9C%AC%E5%BD%93%E3%81%AB%E5%8C%BB%E8%80%85%E3%81%AB%E6%AE%BA%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%AA%E3%81%8447%E3%81%AE%E5%BF%83%E5%BE%97-%E5%BF%83%E5%BE%9730-%E6%9C%AC%E5%BD%93%E3%81%AF%E6%80%96%E3%81%84%E6%82%A3%E8%80%85%E4%B8%AD%E5%BF%83%E3%81%AE%E5%8C%BB%E7%99%82.html 
・「ぼくは、新しい薬を患者さんに処方するとき、スマホのアプリ、「ePocrates」というのを使います。ヒポクラテスのパロディですね。これは無料アプリですが、ほとんどの医薬品の相互作用(AとBが「合うか」どうか)をチェック出来ます。」「本当に」医者に殺されない47の心得 [心得25] その処方で大丈夫?薬をオーダーする前に。 http://bit.ly/1aAe6ws
(あたしゃKEGGお薬手帳http://www.kegg.jp/okusuritechoなど使う)
(医療関係者をトレーニングに当てはめると,医薬品メーカーはトレーニング理論提供者,医師は実践的トレーニング指導者,薬剤師は指導結果を後付で批評し理論を紙の上でこねくり回す批評家,ってイメージかな.)
・薬剤師の知識「役立つ」(と回答した医師の割合は)6割超◆Vol.18 「袋詰め作業以上は期待していない」との声も
http://www.m3.com/open/iryoIshin/article/173894/
・「型」が身につくカルテの書き方
http://www.igaku-shoin.co.jp/paperDetail.do?id=PA02985_05
・As defined by law, medicines have fairly negligible toxicities while drugs are habit-forming substances that may lead to some serious adverse effects even though it is still initially used to cure diseases. Read more: Difference Between Drug and Medicine | Difference Between | Drug
vs Medicine http://www.differencebetween.net/language/words-language/difference-between-drug-and-medicine/#ixzz2VxH9Q3Vh
(閑話.
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%BB%E7%99%82%E8%A8%B4%E8%A8%9Fhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%8E%E5%A4%B1http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%BB%E7%99%82%E8%A8%B4%E8%A8%9F
刑38:1,刑211:1)
(換言すると,帰納により一般化された結論を再び縮小特定化し適用させるには,特定対象における実証が必要.実証後は実証された範囲で演繹につかえる.特定対象による実証ができなければ適用可否が確定しないが,多面的解釈により適用可能性の確度高い予想は可能.)
・ヨーロッパも、医薬品の臨床試験データを公開する方向へ。
Drug-company data vaults to be opened    p419 European agency will publish firms’ clinical-trial results. Daniel Cresse doi: 10.1038/495419a http://forcast.emailalert.jp/c/aihdamcbskkGiQaF
・外来患者の9割を問診で診断できるようになるには http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/eye/201306/530808.html
・man: Doctor, doctor, it hurts whenever i press any part of my body with my finger. What do you think the trouble is?
Doctor: You have a broken finger.
・How to read health news http://www.nhs.uk/news/Pages/Howtoreadarticlesabouthealthandhealthcare.aspx
・患者・消費者を対象とした医薬品情報収集・提供ネットワークの構築 https://www.jstage.jst.go.jp/article/yakushi/133/9/133_13-00008/_article/-char/ja/
・3I
information 疾患全般の知識
inspection 正確な視診・問診
imagination 想定

・エビデンスレベル
http://www.healthliteracy.jp/shinrai/post_3.html
 高いものから
 (1) ひとつ以上のランダム化比較試験(試験系に問題がなければ,因果関係があるとみなして良い)
 (2) ひとつ以上の非ランダム化比較試験
 (3) ひとつ以上の分析疫学的研究(コホート研究や症例対照研究)(関連がある,という程度しか表現できない)
ここから下はほとんど重要視されない
 (4) 症例報告などの記述的研究(参考程度.結果にあまり意味は無い.インチキ医療にも好適な症例報告はあります.比較試験なし)
 (5) 患者データに基づかない専門家・委員会の報告や意見
・ランダムと比較が重要である理由は,医療においてプラセボの影響が大きいから.プラセボの陽性率は一例では20~30%もある.もちろん事例により異なり,90%以上となることもある.

・科学的思考,論理的思考は,基礎的な事実関係認識において主材料になるが、判断・解釈においては主材料でないことがある.evidenceでなくproof.主観であるQOL(患者が納得しなければ,薬,医療に効果があったことにならない),刑事訴訟,NBM.
この二つは、状況により使い分けなければならない。
科学的根拠との適切な距離感を  http://www.igaku-shoin.co.jp/paperDetail.do?id=PA03088_01
「―― 距離感,ですか?
森 そうです。知の体系として科学的根拠をインプットしつつ,患者の置かれた環境・状況を正確に評価し,科学的根拠を適用する。
こうした軽んじるわけでも,妄信するわけでもない距離感で,科学的根拠と付き合う方法を身につけてほしいと願っています。
 そもそも科学的根拠は,その適用に不確実性をはらみます。なぜなら,医療的・社会的な環境・状況が,当然ながら個々のケースによって全て異なるからです。科学的根拠を念頭に置かない医療はもってのほかですが,個々の患者の状況や環境を考えずに,「科学的根拠がある」という理由のみをもって医療を提供することもまた,患者に不利益を与えかねない。すなわち,患者にとって最高の医療を提供するには,適切な距離感を持って科学的根拠を利用する必要があるのです。
 その点,実際にシステマティックレビューの作成過程をたどることで,科学的根拠の有用性と限界を実感でき,不適切な適用にも敏感になれるはずです。」
分解しエビデンスで分析し、再び全体を見て解釈判断する。これが基本だ。
・evidenceには常識は関係しない.proofは常識基準のことが多いか.evidenceの設定当事者は専門家,proofの設定当事者は一般人であることが多いだろう.
・特定の個人への説明においては、エビデンスのある理論は必ずしも必要ない。「成熟した社会」への説明においては、エビデンスのある理論は必ず必要。個人の理解者としてふさわしい人が、社会への発言者としてふさわしくない人でありえるのは、この違いによる。エビデンスのある理論が社会に通じないのは,その社会が成熟していない,感情的な社会である証拠.
・「専門家同士はエビデンスで会話する.その会話は,専門家以外に通じるとは限らない.エビデンスベースの会話に口挟んできて,わからんというのはホント勘弁してください・・・.エビデンスを理解できない人には,基礎を教える時間がないのであれば,省略や嘘混ぜなきゃ説明できない.省略や軽い齟齬を混ぜた説明を行った後,わかりやすいなどといわれると,脱力します.解るより,解ったつもりになることが重要なのか,と.まあ,できるだけ要約でなく抄訳になるよう努力はしますが」.意見を述べるなら,素人であろうとエビデンスの理解が絶対に必要,基礎が必要.要約で話していては議論にならん.
・@endBooks
荒井迅”数学者どうしは楽です。数式を書けば気持ちが通じますから。そこに慣れちゃってるから、数式を使わないで説明してほしいといわれると、途端にどうしていいのかわからなくなっちゃう。数式は世界共通です。” http://j.mp/M0U1nQ 『北大の研究者たち 7人の言葉』


・科学的推理を有効にする五つの公準 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%BB%E3%83%AB
擬似永続性の公準
 任意の事象Aが与えられたとき、その時点に相次ぐ時点において、またそれの場に近接する場において、Aにきわめて似通った一つの事象が生じることがしばしばある。
分離可能な因果列の公準
 ある系列の一つあるいは二つの要素から、その系列の他の一切の要素についてなにがしかを推理できるような、そのような一つの事象系列を形成することがしばしば可能である。
空間時間的連続性の公準
 連接しない二つの事象間の因果的連鎖の中にいくつかの中間項がかならずあり、その各々が次のものに連接している。いいかえれば数学的な意味で連続的な一つの過程が存在する。
構造上の公準
 構造の似通った多くの複合事象が、一つの事象を中心として、その周辺に余りバラバラにならないように配列されるとき、通常それらの事象は、すべてその中心にすえられた一事象から発する諸因果系列に属する。
類推の公準
 二つの事象集合AとBがともに観察されるときにはいつも、AがBを引き起こすと信じうる理由があるとする。このとき、もし与えられた事例においてAが観察されるが、Bが起こるか否かが観察できないとしても、Bが起こることは確からしい。またBが観察されたのに、Aが観察できないとしても、Aが起こっていることは確からしい。

理論の確かさに基づく,論証>弁証>論争>誤謬の区別

問題探索:why because why because ・・・
最適解の探索:帰納演繹,ロジカルシンキング,ポイントの把握,反論・・・
主観の付加:必要に応じ適度に.法的権利と慣習的権利の区別

・人の脳は経験から必ず学び,その経験を説明する理論を作る.しかしその理論はただ「主体的に正しい理論」であって,「客観的には正しい理論とも良い理論とも言えない」ということを,常に意識しておく必要がある(とても基本的なことだが,多くの場合この誤謬が問題となる.).また,主体客体を判断してもなお,多くの場合MECE判断がなされておらず,良い理論とならない.これらは場合により無意味な偏見を生む.

ロジカルシンキングの一例
 ・ゼロベース思考:それまでの主観を抑え,新たに現れた重要な証拠を重要視できるようにする思考.脳は自然には「重要な証拠よりもそれまでの経験的主観を重要視する」ように,偏見強化するようにできているようである.脳の自然な判断に任せていたら論理的思考はできなくなる.結論ありきの思考など.
 ・フレームワーク思考:ロジックツリー手法やマトリックス手法やプロセス手法を用い頭を整理し,MECEを判断(マトリックス手法はMECE検討のみに使うべきであり,主張のために使うべきではない.二分法による偏見など,整理結果に意見が固定されやすくなる.)
・ジェネシャリスト宣言【第1回】 医療において,全ての二元論は克服されねばならない http://www.igaku-shoin.co.jp/paperDetail.do?id=PA03035_06
・アクセプトされる失敗した臨床試験の粉飾法 :無駄のない研究推進のためのピアレビュー研究
 http://researchmap.jp/muay1oo5s-51087/?action=multidatabase_action_main_filedownload&download_flag=1&upload_id=66917&metadata_id=29089


ポイントの把握
 ・正当性
 ・必要性
 ・実現可能性
 ・実効性
 ・有効性

反論
 ・理由がない No reasoning nr:(1)2,1(2)
 ・真でない Not true nt:1×,2×
 ・無関係である Irrelevant i:3(2→×1)
 ・重要でない Not important  ni:3,ポイント
 ・場合による Depend on d:1△,change1
・@endBooks ”人を問題に無関心にさせておく基本的な方法は三つ。問題は存在しないと主張する。実は問題ではなく、いいことなのだと主張する。たとえ問題だとしても、どうせできることはないと主張する。” http://j.mp/phVpBf  『リスキー・ビジネス』スタウバー&シェルドン
・「暗記力より考える力を」ってのは,
「結論を自分で導き出せるような能力を」「暗記することを自分で1から導けない(例えば基礎理論から応用理論を導けない)ような者は,学んだことがある範囲のことしかできないから役に立たない」
って意味じゃないのかな?
暗記は「判断を早くできる」という利点はあるけど,「要件が異なるときに暗記事項に引きずられ,要件にあった違う結論を出せなくなる」という問題が発生しやすい.
暗記は,基礎事項についてはする必要があるけれど,応用事項についてはしてはならない.

知識だけで話す。論理だけで話す。双方不十分。知識と論理で話すべき。
自分で考える、とよくいうものは多くが知識もしくは論理が足りず、論理的におかしい、とよくいうものは多くが論理が足りない。
筋道が通りしっくり来るものが論理。
だと勘違いしている。
知識と論理の集大成を、教養と呼ぶ。
知識のみは教養にあらず。論理のみは教養にあらず。
学ぶ時間は限られ教養を持つものは少ない。いわゆる専門家の多くは知識しか持たない。
ほとんどのものは知識も論理も持たないのでそれよりはましだが、双方揃わなければ役に立たんという意味では等しく価値がなくなる。



2 基礎

・人の体は,動くことによって正常な働きを示すようになっている.
・無重量環境では,体液シフト,末梢血管抵抗の減少,一回拍出量の増加,心拍数の減少,体液量の現象,が起きる.

・個体群(文化,疫学),生体内(馴化適応・トレーニング,遺伝,意思,病気),組織(骨,循環,脳,消化器)←(臨床・生理的,in vivo理論多し)(生化学的,in vitro理論多し.基本的に測定法の問題によって)→細胞・細胞内器官(同化,異化,内分泌,免疫,神経),酵素系(代謝回路,ホルモン,免疫システム,フィードバック機構,神経伝達,シグナル伝達,血液凝固カスケード,濃度勾配,遺伝子発現制御,細胞増殖制御…),酵素(活性制御システム,濃度温度,発現と分解,反応の場による触媒効果,),分子

2-1 異化 (トレーニングに関する

・代謝は,基本的に平衡に達しないように定常状態を保つ動きをする.経済なんかと同じですな.
・代謝マップは複雑だが基本.代謝のそれぞれは複雑なフィードバック機構により制御されている.これにより,平衡に達しない定常状態が維持され,生命が保たれる.
・フィードバックにかかわる因子:酵素発現量,酵素存在位置,酵素は活性状態かどうか,基質濃度,基質輸送能の変化,往路復路で別経路をとる点,分解制御,フィードバック阻害,フィードフォワード,細胞膜リン脂質組成変化やRNAなど反応の場の変化による触媒効果,内分泌系,細胞透過性の変化,プロテインキナーゼ群(セリン/スレオニンキナーゼ,チロシンキナーゼ),RNAiその他.

・代謝経路を理解するための基礎
A→B ⊿G>0, C→D ⊿G<<0, A+C→B+D ⊿G<0
A→B ⊿G>0, B→C ⊿G<<0, A→(B)→C

・代謝マップ
http://www.genome.jp/kegg/pathway/map/map01100.html
・代謝の全体
http://www.sc.fukuoka-u.ac.jp/~bc1/Biochem/index2.htm
・複雑な代謝反応ネットワークを実測データだけから推定する手法を開発
http://www.jst.go.jp/pr/announce/20130111-2/index.html
・代謝反応予測のケミカルバイオインフォマティクス 
http://web.kuicr.kyoto-u.ac.jp/~kot/yakugaku/Kotera.pdf

A エネルギー代謝
・イメージしやすさを優先して記載.
・可逆反応を略した部分あり.正確には代謝は往路復路で別経路を取るので可逆反応などないが.






















この図だけで十分やが.


A1 短期
・CP機構.
・リン酸系,ATP-CP Anaerobic Energy Pathwayとも呼ばれる.
・CP(クレアチン・リン酸,PCr)の分解エネルギーによってATPが再合成。貯蔵場所と必要とする場所が同じであり輸送する必要がなくかつ反応速度が速い。(酵素「回路」を介さない)
・CPは保存用ATPと考えてよい。
・クレアチンは、筋肉内に存在し、特に速筋に多く含まれている
・CPへの変換はミトコンドリアの外で起こると考えられているが,ミトコンドリア内でもおきるとの見解もある.

PCr+ADP ←→ATP+Cr
・4mol ATP/min, 8-10sec

・エネルギー供給速度 13cal/kg/秒(成人男子)
・CP保存量は極わずか.CPを主に利用して運動できる限界時間は8~10秒程度といわれる。
・CP回復まで90%3分,100%10分。


A2 中期
・乳酸性機構,嫌気的解糖系.
・Anaerobic Metabolism - Glycolysis,嫌気的エネルギー系,Embden-Meyerhof 経路とも呼ばれる.
・解糖系は細胞質で行われる
・筋肉に蓄えられた筋グリコーゲン(保存形態のグルコースとでも思えば差し支えない)が、、細胞質でATPを合成するために乳酸にまで分解。

嫌気的解糖系:
主にグルコース,筋グリコーゲン→(グルコース6リン酸)→EM回路(amphibolic)(+NAD+)→ピルビン酸(+NADH+3ATPー1ATP)→(発酵)乳酸↑+NAD+(EM回路を回すため再利用)
・2.5mol ATP/min, 1.5min

・エネルギー供給速度 7cal/kg/秒(成人男子)
・嫌気的解糖系のATP生産速度は酸化的リン酸化の100倍も速い
・疲労するため約33秒しかもたない。
・グリコーゲン顆粒は筋細胞に最大1~2%,肝細胞で10%
・グリコーゲン顆粒に代謝酵素も含まれる
・B1(糖質代謝)0.33mg/1000kcal
・乳酸が細胞内に一定量たまると,グルコースが残存していても,EM回路は停止する(乳酸排出,分解速度,乳酸耐性が重要)
・乳酸は濃度勾配により細胞外へ排出される.排出時のプロトン駆動力により1ATP回収できる.
・乳酸は筋肉細胞から拡散し(筋肉が薄いほうが拡散は速い),血管に移動し(毛細血管網が発達しているほど速く移動)肝臓腎臓に運ばれると糖新生を受ける(糖新生以外後述).筋肉細胞乳酸→細胞外へ→+1ATP→血管まで移動→肝臓の細胞+1ATP→グルコース
・嫌気的解糖系は乳酸まで,解糖系はピルビン酸までの代謝を表すことが多いようだ.
・グリコーゲンはある割合で水和が必要となるため,グリコーゲンをためるほど体重が増える。
・糖は水に溶け易くタンパク吸着しやすい,運搬しやすい.
・解糖系はinsulin により促進され、glucagon により抑制される
・糖尿病ではインシュリンが不足するため解糖系が進まない.
・糖の保有エネルギーは4kcal/g(アトウォーターの係数)
・phosphofructokinase-1 は解糖系における最大の律則酵素
・クエン酸が解糖を阻害する.代謝系の同調機構の一つ.糖(グリコーゲンやグルコース)を節約するために解糖系の反応をあまり進めたくない状況(休憩時に疲労を回復したいときなど)では、クエン酸を摂ることで解糖系を抑制することが行われている.
・解糖のフィードバック阻害は,クエン酸,ATPによる.phosphofructokinase-1はアロステリック酵素.
・解糖系酵素は非常に高濃度である.反応はすみやかに進む.
・筋肉を動かすためのカルシウムイオンのチャンネルはまわりにグリコーゲンがないと動かない。=グリコーゲンが切れると筋肉が動かなくなる。 


A3 長期
・有酸素機構。
・Aerobic Metabolism,好気代謝とも呼ばれる.
・糖質と脂質を一定の割合で分解しエネルギー産生。基質輸送に循環系を介し,さらに多段反応を経る必要があり遅い。フィードバック系も多い.
・複数の経路が存在し,条件により優先される経路が変化する.
・解糖系は細胞質で行われる
・ミトコンドリアではTCA回路(=クエン酸回路,クレブス回路)系代謝,酸化的リン酸化,β酸化が行われる.
・TCA回路はそのまわり方により,異化と同化双方をつかさどる.

解糖系+酸化的リン酸化:
主に血中グルコース→EM回路(amphibolic)→ピルビン酸→(CO2↑)→アセチルCoA→TCA回路(amphibolic)→(2CO2↑/周)→(+O2)→呼吸鎖における好気的呼吸→(xATP)

酸化的リン酸化(運動に関係しそうな部分抜粋.回路図参照):
脂肪酸→運搬→β酸化→(+ピルビン酸)→xアセチルCoA→TCA回路(amphibolic)→(2CO2↑/周)→(+O2)→呼吸鎖における好気的呼吸→(xATP)
脂肪酸→運搬→β酸化→(+ピルビン酸)→xアセチルCoA→(肝臓)ケトン体→(輸送,脳移動可能)→2アセチルCoA→TCA回路(amphibolic)→(2CO2↑/周)→(+O2)→呼吸鎖における好気的呼吸→(xATP)
タンパク質→(NH4+↑尿素回路)←ケト原性アミノ酸LK(ITYFW)→(脂質代謝系,脂肪酸の合成に使用)→TCA回路(amphibolic)→(2CO2↑/周)→(+O2)→呼吸鎖における好気的呼吸→(xATP)
クエン酸・リンゴ酸・オキサロ酢酸・フマル酸など→TCA回路(amphibolic)→(2CO2↑/周)→(+O2)→呼吸鎖における好気的呼吸→(xATP)

・一部の基質は肝臓腎臓の細胞で糖新生を受けグルコースとなる(基本的にEM回路の逆流).
・糖新生はほぼ輸送律速とみなして良い.
・運動時乳酸を使用する場合は,必ずしも糖新生を完了する必要はなく,通常の細胞で乳酸代謝可能.

lactate shuttle theory
http://www.jstage.jst.go.jp/article/rika/24/5/761/_pdf/-char/ja/
乳酸←→(Lactate Dehydrogenase)←→ピルビン酸→(CO2↑)→アセチルCoA→TCA回路(amphibolic)→(2CO2↑/周)→(+O2)→呼吸鎖における好気的呼吸→(xATP)
←M4型LDH(骨格筋FT線維,肝臓で多く発現,低酸素環境で発現)
→H4型LDH(心筋,赤血球,骨格筋ST線維で多く発現)

糖新生(完了させた場合)+解糖系+酸化的リン酸化:
乳酸+6ATP→グルコース→EM回路(amphibolic)→ピルビン酸→(CO2↑)→アセチルCoA→TCA回路(amphibolic)→(2CO2↑/周)→(+O2)→呼吸鎖における好気的呼吸→(xATP)
糖原生アミノ酸AGSCMVDREHP(ITYFW)+6ATP→グルコースアラニンサイクル→グルコース→EM回路(amphibolic)→ピルビン酸→(CO2↑)→アセチルCoA→TCA回路(amphibolic)→(2CO2↑/周)→(+O2)→呼吸鎖における好気的呼吸→(xATP)

・1mol ATP/min, unlimited
・糖新生はNADH2+依存.
・糖原生アミノ酸はAGSTCWIMVDREHPYF。NアスパラギンQグルタミンLロイシンKリシンは違う.ちなみにBCAAはLロイシンIイソロイシンVバリン.
・アミノ酸は糖原生とケト原生に分けてるが,アミノ酸それぞれ代謝が異なるとみなしたほうが良いかもしれない.
・筋肉にはBCAAが多く含まれるが,これを分解する酵素は筋肉に多く発現している.
・糖新生において合成された筋肉のグルコースは筋肉外に分泌されない。
・動物は脂肪酸を糖新生できないことに注意
・TCA回路ではATPは作られない(回路の区切り位置により1ATP入るけど)
・グルコースアラニンサイクルにおいて,アラニンは肝臓でピルビン酸となる。
・エネルギー供給速度 3.6cal/kg/秒(成人男子)
・B2(脂質代謝)0.44mg/1000kcal
・ナイアシン(B3)(ATP合成)5.5mgまたはトリプトファン330mg/1000kcal
・トリアシルグリセロールは水和が必要なく重量あたりのエネルギー量が高い。水和していない分酵素反応が遅くなる。運搬にも運搬タンパク質が必要。
・脂肪の保有エネルギーは7~9kcal/g
・タンパク質の保有エネルギーは4kcal/g
・TCA回路の律速酵素がどれになるかは複雑
・細胞は酸素不足となると,解糖系によりグリコーゲン減少し,ついでATP生産速度が膜のイオンポンプを動かすのに必要なレベル以下となると,細胞内のイオン強度異常,浸透圧ショック,酸性化,リソソーム放出,細胞成分分解,となり破壊される.心臓や脳など呼吸活性が高い組織ほどこのような破壊に弱い.ついで角膜,癌細胞も。
・呼吸鎖において,好気的呼吸以外に嫌気的呼吸が存在する.嫌気的呼吸は一部の細菌が行い,酸素の代わりにNO3-等を呼吸に使用する.嫌気的呼吸は嫌気的解糖系と区別するために無酸素呼吸とも呼ばれる.


B エネルギー代謝の調整




















・Jeukendrup, A.E. Performance and endurance in sport: can it all be explained by metabolism and its manipulation? Dialogues in Cardiovascular Medicine. 17: 40-45, 2012 
http://www.dialogues-cvm.com/past-issues/2012_17_1/63_04/
・A1・A2・A3の切り替わりに明確な閾値があるわけではない。割合変化し同時に進行する
・全体の消費エネルギーにおける各代謝エネルギー源の寄与は,低運動強度ではグリコーゲン:脂質=30:70。高運動強度では100:0.
・通常の有酸素運動でもケト原生アミノ酸の消費によりタンパク質,筋肉は分解される.このときアミノ酸による消費エネルギーへの寄与は10%程度といわれる.空腹時はこれに加え,糖原生アミノ酸が消費される.このときアミノ酸全体による消費エネルギーへの寄与は空腹の程度によるが50%以上になりうる.(要調査)
・絶食22時間で血中グルコースの64%,44時間ではほぼすべてのグルコースが糖新生でまかなわれる。食後数時間でも糖新生はグルコース生産の主要経路である。
・糖質と脂質の燃焼比は呼吸比(呼吸商)で求められる.(非タンパク質呼吸比
・タンパク質を自己消化する際,まず筋タンパクから分解されやすい(引用確認必要.筋タンパク以外に分解しやすいものは何か?.脳は?)
・骨格筋機能とFOXO タンパク質
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jbiochem/magazine/80-11-04.pdf#search='脳 運動 タンパク分解'
・安静時には肝臓のグリコーゲンが使われやすい,運動時には筋肉のグリコーゲンが使われやすい.
・運動中に肝臓のグリコーゲン分解を亢進するのは、交感神経活動(sympathetic nervous activity, SNA)の上昇、血中のアドレナリン(adrenaline)、グルカゴン(glucagon) 濃度 の増加によるとされてきたが、最近、活動筋細胞内のグルコース濃度の低下によって、筋細胞自体から血中へ分泌されるインターロイキン6(Interleukin 6, IL6) も肝臓にフィードバック的に働き、グリコーゲン分解に関与することが明らかとなった。
http://sugp.wakasato.jp/Material/Medicine/cai/text/subject09/no4/html/section2.html
・肝臓ではグリコーゲン分解と合成の最大速度はほぼ等しい.筋肉ではグリコーゲン分解と合成の最大速度は300倍も違い,分解のほうが速い.
・肝臓ではグリコーゲンの分解と解糖系は同時に働かないように制御されている.肝臓は基本的に血液中に血糖を供給するように働く.
・嫌気運動→筋肉内のクレアチンリン酸からATP→筋肉内のグリコーゲンを分解してglucose を作りこれを解糖して筋肉のエネルギー源→luctate が筋肉に蓄積→肝臓に送って糖新生→glucoseを再び筋肉へ→筋肉のglycogen を消費→肝臓のglycogen使用(insulin 低値).
http://www.geocities.jp/foolfeed/biochemistry.pdf
・glycogen 消費→脂肪組織の脂肪を酸化(insulin の低下により糖の取り込みが抑制脂肪の酸化に代謝が傾く)→筋肉のアミノ酸が分解→ケトン体を利用(肝臓のoxaloacetate は糖新生に使われてしまってTCA cycleが回らなくなっている)→残ったacetyl CoA をケトン体(ketone bodies metabolism 参照)へ.
・脳では脂肪代謝が行われないため(酵素が発現していない)、アミノ酸分解により得られたglucose を利用して活動.
・筋肉の異化については同化の項に記載.
・飢餓時の自食作用Autophagyオートファジー https://ruo.mbl.co.jp/product/protein/autophagy/autophagy.html
・グルコキナーゼはヘキソキナーゼの一つである。ヘキソキナーゼは、解糖系の一番はじめの段階の酵素でグルコースからグルコース6燐酸への反応を触媒する。グルコキナーゼは、主に肝臓と膵臓ベータ細胞に発現が限局しており、それらの細胞のグルコース代謝の律速段階を制御することで、体全体の糖代謝に重要な役割を果たしている。グルコキナーゼは膵臓ベータ細胞や肝臓のグルコースセンサーとして働くという仮説が提唱されている.グルコキナーゼ遺伝子を破壊したマウスは生後まもなく死亡し,グルコキナーゼを過剰発現させた正常及び糖尿病マウスは血糖値が低くなる.グルコース濃度上昇によって、膵臓ベータ細胞と肝細胞の反応は、異なるがいずれも血糖を低下させる方向に対応する。膵臓ベータ細胞は、より多くのインスリンを分泌するようになり、肝細胞は糖を取り込みグリコーゲンとして貯蔵すると同時に糖放出も低下させる。
・日常的に筋トレーニングを行なうようになると、運動による骨格筋タンパク質代謝の亢進の程度が合成・分解とも小さくなりますが、特にタンパク質分解の増加が認められなくなります。

空腹・飢餓状態のエネルギー代謝メモ
・体内のグルコースが失われてくると,肝臓グリコーゲンが分解され体内にグルコースが供給される(正確じゃないな.まあいいか
・糖質が失われてくると,肝臓において脂質分解によりいわゆるケトン体が合成され,脳のエネルギー源とするようになる。同様に糖新生によりタンパク質が分解されグルコースが合成され,体内のエネルギー源とするようになる。運動に必要なエネルギーは基本的に局所的なタンパク分解により供給される。
・絶食状態が3日ほど維持されると,肝臓におけるケトン体合成が亢進する。その際にはタンパク質のエネルギー供給率は4%ほどまで落ち,脂質によるエネルギー寄与率が96%程度となる。アシドーシスがおきる。



C エネルギー代謝各論
・ミトコンドリアwiki
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%88%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AA%E3%82%A2
・体内グリコーゲン量は,1500-2000kcal程度(持久トレーニングにより変化)
・エネルギー消費量(kcal)=3.941×酸素摂取量+1.106×二酸化炭素産生量-2.17×尿中窒素量
・(経験上,自転車による消費エネルギーは,概算600kcal/h(グリコーゲン・脂質相当分合計))
・ランにおける消費エネルギー量は,速度に寄らず,1kcal/1kg・km.と考えておくと目安となる.
・基礎代謝は標準体重の30代男性で約1500kcal.
大体約100kcal/day/kg筋で計算できる。体重の約20%が筋だから体重70kgのとき基礎代謝は約1400kg/day。
(筋量を10%アップさせて約1540kcal。)
・基礎代謝に影響を与える主な要素は,内臓活性,筋肉量,体表面積,年齢,性,体格,体温,ホルモン,季節,月経.
・基礎代謝の各要素による変化量は,運動により消費されるエネルギー量と比較すれば全く小さい.運動できない人以外は,基礎代謝向上を重要視する必要はあまりない.
・寒い気候での運動は,最大下の負荷での乳酸生産のスピードを高め,脂質代謝のスピードを遅らせる.
・(代謝系はもう一度検討し直さないといかん)
・細胞:代謝の定量 多重同位体画像化質量分析(multi-isotope imaging mass spectrometry: MIMS)は、動物やヒトのDNA複製、脂質やタンパク質の代謝回転、細胞運命などの研究に広く応用可能な新しい手法である。
http://www.natureasia.com/japan/nature/updates/index.php?i=86945
・Energy system interaction and relative contribution during maximal exercise.
http://view.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/11547894
・Interaction among Skeletal Muscle Metabolic Energy Systems during Intense Exercise
http://view.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21188163
・Factors affecting running economy in trained distance runners.
http://view.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/15233599
・Physiological demands of running during long distance runs and triathlons.
http://view.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/11508523
・Nature Asia-Pacific ‏ @NatureJapan 【代謝】エネルギー代謝に対する食餌の影響 (Nature Communications): NPG Nature Asia-Pacific
http://nature.asia/GUj5YM
・ざっくり運動中のエネルギー消費記録.
運動前体内グリコーゲン約1500kcal→(-600kcal/h.低強度運動ならグリコーゲン消費約-300kcal/h)→1~3時間:体内グリコーゲン700kcal程度から疲労感→2~5時間:体内グリコーゲン0kcalハンガーノック.
・朝運動と筋分解,脂肪
1日の消費エネルギ-1800kcalとする.
昼夜エネルギー消費量はあまり変わらないという.そのように仮定.
1800/24=75.さらに脂質50%消費と仮定.
糖エネルギー消費38kcal/h.まあ40kcal/hとする.
夕食後体内糖エネルギー量1600kcalと仮定.
20:00 1600
24:00 1440
6:00 1200
9:00 1080
朝6時から食事せずに脂質50%消費強度の運動を30分したとする.
600/h/2/1h/0.5h=150/0.5h
運動後1050.空腹を感じないと思われる糖残量.運動後の食事により食べ過ぎ太る可能性は低いだろう.
朝6時から食事せずに脂質50%消費強度の運動を1時間したとする.
運動後900.軽い空腹を感じる糖残量.インシュリンの活動活発化.運動後食べ過ぎ太る可能性がある.運動中に300ほど補給したほうが良いだろう.
*糖質を補給すると脂質代謝が低下する.
朝9時から食事せずに脂質50%消費強度の運動を1時間したとする.
運動後780.空腹を感じる糖残量.筋分解亢進.インシュリンの活動活発化.運動後食べ過ぎ太る可能性が高い.運動中に500ほどは補給するとよい.
*運動前に糖質補給すると脂質代謝は起きにくくなるが,吸収が遅い糖質を適量摂るのであれば,運動前の補給でも良い.
*注意:運動前に糖質を取り過ぎると,インスリンの作用により,逆に低血糖状態に陥る.GIの高い補給食は運動途中のみ摂取すべき.
朝9時から食事せずに脂質0%消費強度の運動を1時間したとする.
運動後480.強く空腹を感じる糖残量.筋分解大きく亢進.
・体内時計が僅かに障害されただけで重度の代謝異常が生じうる http://www.biotoday.com/view.cfm?n=56309
・代謝阻害剤戦略が再び機能する | Nature Chemical Biology | NPG Nature Asia-Pacific http://bit.ly/S07cKf
・学界によるヒト代謝の包括的再構築
A community-driven global reconstruction of human metabolism    pp419 - 425
Ines Thiele et al. doi:10.1038/nbt.2488
Abstract: http://forcast.emailalert.jp/c/aiq5aeyfjfcz62a4
Article: http://forcast.emailalert.jp/c/aiq5aeyfjfcz62a5
・脂肪代謝:褐色脂肪およびベージュ脂肪の発生と機能、治療標的としての可能性
Brown and beige fat: development, function and therapeutic potential    pp1252 - 1263 Matthew Harms and Patrick Seale doi:10.1038/nm.3361
There is much interest in brown and beige adipocytes, as their thermogenic activities can suppress weight gain and metabolic disease in rodent models. The authors review recent data that have provided new insights into the development and biology of brown and beige adipocytes and critically assess the possibilities for manipulating these cells to combat obesity and its associated diseases.
Abstract: http://forcast.emailalert.jp/c/ajq1agzCak5JpaaE
Article: http://forcast.emailalert.jp/c/ajq1agzCak5JpaaF
・代謝プログラムによる幹細胞の機能の制御 http://leading.lifesciencedb.jp/2-e012/
・インスリン作用の細胞内ビッグデータから大規模代謝制御地図を自動的に描く方法論を確立
    2014年08月15日
    http://www.jst.go.jp/pr/announce/20140815/



2-2 同化 (トレーニングに関する

・異化により得られたエネルギーを用い同化を行う
・基本的に同化を行う理由は,エネルギーを得るための行動をするため,そして余分に異化したエネルギーを貯蔵するためと考えて良い.
・代謝において同化と異化は切り離せない.前項異化参照.
・代謝マップ
http://www.genome.jp/kegg/pathway/map/map01100.html
・生合成等マップ
http://www.genome.jp/kegg/pathway/map/map01110.html
・同化の項は消そうかな?

A 筋肉
・筋タンパク増大により筋出力が向上する
・筋タンパクは空腹時の主なエネルギー源になる.脂肪と同じく,筋肉はエネルギーを蓄える場所と考えることも出来る.
・筋肉の項参照

B 脂質
・余分なエネルギー(炭水化物,タンパク質,脂質)を脂質として脂肪細胞に貯蔵する.
・重量あたりの貯蔵エネルギーは高い.
・脂質は通常生活時の主なエネルギー源となる.
・保温,防護,免疫向上の役割も果たす.

C その他
・骨,皮膚,内蔵,等
・酵素など
・TCA回路

・自己修復系には、
肝、腎などの多くの実質臓器の再生の様に成熟細胞の細胞分裂により達成される系と
造血細胞の再生の様に、幹細胞(前駆細胞)増殖・分化誘導を介した系とがある。
現在、多くの組織・臓器の再生にこれらの2つの系が存在すると言われている。(特願2010-36052)
例えば、血管新生(再生)にもこれらの2つの系が存在すると言われており、これらは、
障害(近傍)部位の(血管)内皮細胞、(血管)平滑筋細胞、繊維芽細胞、骨芽細胞、滑膜細胞、上皮細胞、血小板、単球、リンパ球およびマクロファージ等からの各種内因性修復因子(例えば、血管内皮細胞増殖因子(VEGF)、肝細胞増殖因子(HGF)、各種の線維芽細胞増殖因子(a/bFGF)、形質転換増殖因子-β(TGF-β)、血小板由来増殖因子(PDGF)、アンジオポエチン、低酸素誘導因子(HIF)、インスリン様成長因子(IGF)、骨形成蛋白質(BMP)、結合組織成長因子(CTGF)、上皮細胞増殖因子(EGF)等およびそのファミリーの増殖因子等)放出により、近傍の血管内皮細胞および血管平滑筋細胞等の増殖による血管新生(Angiogenesis)系と

各種炎症性サイトカイン(例えば、IL-1、IL-4、IL-8、TNFα、IFNα/γ、G-CSF、GM-CSF等、およびNO(一酸化窒素)等)、および各種内因性修復因子放出により成熟個体の骨髄細胞等から血管内皮幹細胞(stem cell)が分化・誘導され、血管を形成する脈管形成(Vasuculogenesis)系とがある。



2-3 内分泌等(トレーニングに関する

・内分泌系は,基本的に代謝をコントロール.フィードバック機構.
・基本情報 内分泌学の原則
http://merckmanual.jp/mmpej/sec12/ch150/ch150a.html
ホルモン
http://www.sc.fukuoka-u.ac.jp/~bc1/Biochem/hormone.htm
・内分泌系の仕組みと働き
http://plaza.umin.ac.jp/~histsite/endcrinetxt.pdf
・(広義)ホルモン:
 ペプチドホルモン(すみやかに作用,効果時間短い,キャリア不要,カスケードによる)
 ステロイドホルモン(時間単位で作用,効果時間長い,キャリア必要,転写翻訳)
 アミン・アミノ酸(すみやかに作用し効果時間短くキャリア不要でカスケードによるもの(アドレナリンなど)と,遅く作用し効果時間長くキャリア必要で転写によるもの(甲状腺ホルモンなど)がある.)
 エイコサノイド(プロスタグランジン類など)
・以下,ホルモン等因子の代表的な機能を記載するが,フィードバック系が複雑でなかなか文章で表すことは難しい.フィードバック系のフィードバック系のフィードバック系…
http://plaza.umin.ac.jp/~kid-endo/06-syllabus-slide/01-syllabus/02-naibunnpi/01-fujita-naibunpi0905.pdf参照.
・内分泌系のフィードバック概要@
・(上位概念でまとめ直そうかな.シグナル伝達
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%82%B0%E3%83%8A%E3%83%AB%E4%BC%9D%E9%81%94
http://www.genome.jp/kegg/pathway.html#environmentalでよいか?
細胞間シグナル伝達
内分泌型:体内全体
傍分泌型:組織間
神経型シグナル伝達
自己分泌型:組織付近
接触型:細胞間
細胞内シグナル伝達

局所分類
内分泌系 作用時間h-d ペプチド,アミンなどホルモン
神経性 作用時間s ノルアドレナリン,アセチルコリン,神経ペプチドなど神経伝達物質
局所(細胞内,細胞近傍)因子性 作用時間s-h PG,エンドセリン,NOなどオータコイド(オートクリン,パラクリン)
*各因子は,各系にまたがった作用を持つことが多い.

機能分類
細胞産生,生体防御分類 タンパク質 IF,増殖因子などサイトカイン
*各因子は,各系にまたがった作用を持つことが多い.

・簡単に書こうとするとどうしても微妙になるな・・・
・2014年07月16日   http://www.jst.go.jp/pr/announce/20140716/index.html
細胞に「食べる」機能を付与~細胞に新機能を付与する新しい研究ツール~


A 視床下部
・下垂体ホルモンの分泌は,視床下部によって調節される。
・視床下部と下垂体はフィードバック関係にある。中枢神経系→視床下部→下垂体ホルモン分泌→視床下部がホルモン濃度検出,分泌調整→下垂体…
・カロリーや特定のビタミンといった栄養素の適正摂取量をはじめとする基本条件を調整するコントロールセンターがある.
・代謝経路の下流にある因子の多くは、主に脳の視床下部によって制御されていることがわかっている
・成長ホルモン放出ホルモン
・ドーパミン
:快楽、依存症、ストレス解消.、アドレナリン、ノルアドレナリンの前駆体.「運動調節、ホルモン調節、快の感情、意欲、学習などに関わる。」
・脳で分泌されるインスリンは,神経保護に寄与しているといわれる.

B 脳下垂体 
・末梢内分泌器官の機能は,程度は様々であるが下垂体ホルモンによって調節される
・成長ホルモン
:・http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%88%90%E9%95%B7%E3%83%9B%E3%83%AB%E3%83%A2%E3%83%B3
成長ホルモンは,骨の伸長 -- 幼児期に骨端の軟骨細胞の分裂・増殖を促し、骨を伸張させる。筋肉の成長 -- 特定のアミノ酸の取り込みを促し、タンパク質合成を促進する。代謝促進 -- 炭水化物、タンパク質、脂質の代謝を促進する。血糖値上昇 -- 肝臓でのグリコーゲン分解を促し、また抗インスリン作用(インスリンを抑制し、血糖値を上昇させる)を持つため、血糖値を一定に保つ。恒常性の維持 -- カルシウム濃度などを一定に保ち、体内の恒常性を維持する。体脂肪動員の促進 -- エネルギー不足の状態の時、脂肪組織から遊離脂肪酸の形で放出させる。
・エンドルフィン
:多幸感、モルヒネ受容体結合により鎮静 :ランナーズハイ「特に、脳内の報酬系に多く分布する。内在性鎮痛系にかかわり、また多幸感をもたらすと考えられている。そのため脳内麻薬と呼ばれることもある。」

C 松果体
・メラトニン
:血液脳関門を通過して脳神経細胞に作用する松果体ホルモン.生体リズムを調節するものとして、眠りのリズムに影響を与えること、抗酸化ストレス作用などが報告されている.
D 甲状腺
・ぼっとびお。 ‏@bot_obio
刷り込み学習における最大の謎が解明されました。帝京大学が、学習臨界期を開始させる因子が甲状腺ホルモンであることを発見しました。刷り込みの期間が過ぎた後でも、甲状腺ホルモンを脳に注射することで刷り込みが起きたといいます。

E 副腎
・ドーパミン
:前述
・アドレナリン=エピネフリン(アミン)
:末梢血管収縮血圧上昇。人間を含めて動物において脳内で一番多く分泌されている :運動機能向上、脂肪代謝亢進(持久運動に強く関与)「ストレス反応の中心的役割を果たし、血中に放出されると心拍数や血圧を上げ、瞳孔を開きブドウ糖の血中濃度(血糖値)を上げる作用などがある。」
・ノルアドレナリン
:一部変化しアドレナリン「ストレス・ホルモンのうちの1つであり、注意と衝動性 (impulsivity) が制御されている生物の脳の部分に影響する。アドレナリンと共に、この化合物は闘争あるいは逃避反応を生じさせて、心拍数を直接増加させるように交感神経系を動かし、脂肪からエネルギーを放出し、筋肉の素早さを増加させる。」ビタミンCが必要.血糖上昇作用
・「病は気から」の根拠を実験的に証明 交感神経による免疫制御のメカニズムの一端を明らかに http://www.jst.go.jp/pr/announce/20141125-2/
・コルチゾール (cortisol)(ステロイドホルモン)
:副腎皮質ホルモンである糖質コルチコイドの一種であり、ヒドロコルチゾン(hydrocotisone)とも呼ばれる。炭水化物、脂肪、およびタンパク代謝を制御し、生体にとって必須のホルモンである。3種の糖質コルチコイドの中で最も生体内量が多く、糖質コルチコイド活性の約95%はこれによる。ストレスによっても発散される。分泌される量によっては、血圧や血糖レベルを高め、免疫機能の低下や不妊をもたらす。また、このホルモンは、過剰なストレスにより多量に分泌された場合、脳の海馬を萎縮させることが、近年PTSD患者の脳のMRIなどを例として観察されている。海馬は記憶形態に深く関わり、これらの患者の生化学的後遺症のひとつとされている。」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%AB%E3%83%81%E3%82%BE%E3%83%BC%E3%83%AB
タンパク質の異化を促進させる.コルチゾン→11β-ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼ→コルチゾール→脂質糖新生亢進.過剰なコルチゾールは、2型糖尿病、心血管疾患、肥満、および骨粗鬆症を含む重篤な代謝異常を引き起こす。しかし、これらの疾患を持つ多くの患者は、血漿コルチゾールレベルに有意な増加を示さない。個々の組織は、不活性なコルチゾンを活性ホルモンであるコルチゾールにその場で変換することにより、そのグルココルチコイドトーンを調節することができる。正常高血漿濃度のコルチゾンは、細胞内酵素11β-ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼI型によってコルチゾールに変換される前駆体の、良い供給源になる
・アルドステロン
:「血液におけるナトリウムとカリウムのバランスを制御する.」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%89%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AD%E3%83%B3
「身体の水分保留を制御しており、このレベルが高くなると塩分と水分を体内に保留しようとする。多量の水を飲むことで、アルドステロンレベルは低くなる.その後水分カットをしてもアルドステロンレベルが上がるまでに24~48時間程度かかる」

F 膵臓
ランゲルハンス島
・インスリン(ペプチドホルモン)
:「生理作用としては、主として炭水化物の代謝を調整する。骨格筋におけるぶどう糖、アミノ酸、カリウムの取り込み促進とタンパク質合成の促進、肝臓における糖新生の抑制、グリコーゲンの合成促進・分解抑制、脂肪組織における糖の取り込みと利用促進、脂肪の合成促進・分解抑制など。全体として異化を抑制して各種貯蔵物質の新生を促進する傾向にある。」
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%AA%E3%83%B3
「血糖値が高い時に分泌されるホルモンで、体内の血糖値を下降させるように働きます。その作用機序はglucagon の効果を拮抗するように働いて、cAMP↓→PKA の活性↓→タンパク質のリン酸化↓とさせて、最終的に血糖値を下降させるように代謝系を駆動します。」インスリンの分泌は高血糖のほかアミノ酸投与、カテコールアミンβ刺激によっても増加する.
・グルカゴン(ペプチドホルモン)
:「glucagon は血糖値が低い時(お腹が空いた時)に膵臓から分泌されるホルモンで、体内の血糖値を上昇させるように働きます。その作用機序は以下のようになっています。
まず血中のglucagon は各細胞に発現しているglucagon receptor に結合し、その下流に存在するadenylate cyclase(AC) を活性化させます。AC はATP をcAMP に変換させ、さらにその産生されたcAMP はproteinkinase A(PKA) を活性化させます。PKA は様々なタンパク質をリン酸化することにより、それらの活性状態を調節し最終的に血糖値を上昇させるように代謝系を制御します。
http://www.geocities.jp/foolfeed/biochemistry.pdf
・グルカゴンは肝臓のグルコース産生に「陰と陽」の作用を及ぼす
Glucagon's yin and yang effects on hepatic glucose production   pp674 - 675
Dale S Edgerton and Alan D Cherrington
doi:10.1038/nm.3202
New insights into the actions of the hormone glucagon are provided by a recent study in rodents, which shows that glucagon can suppress hepatic glucose production by acting through the mediobasal hypothalamic region of the brain. This central regulatory mechanism is impaired in rats fed a high-fat diet, suggesting that hypothalamic glucagon resistance may be relevant to the hyperglycemia observed in obesity, diabetes or both (pages 766-772).
http://forcast.emailalert.jp/c/aiwJag4pizeNmAau
・正常より高い血糖値が慢性的に続くことにより、糖毒性と呼ばれる膵臓β細胞の機能不全を起こすことがある。具体的には、膵臓β細胞において糖毒性によりグルコース感受性が増加し、インスリンが過剰分泌され、膵臓β細胞が疲弊し、グルコース刺激インスリン分泌が低下する。また膵臓β細胞の減少も起こることが知られている

G 精巣
・テストステロン
:「筋肉増大、タンパク質同化作用の促進、体毛の増加の作用をもつ。」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%82%B9%E3%83%88%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AD%E3%83%B3
・免疫抑制効果の示唆あり
・@endBooks 19秒
”王様は他の個体に比べ、高いテストステロンのレベルを保っている。男性ホルモン
は免疫系を抑制するので、病気にかかりやすくなる。このことが在位期間の短さと関
連しているのではないかと考えられている。” http://j.mp/GMZpcd  『ハダカデバ
ネズミ』吉田重人

末梢神経
・ノルアドレナリン
:前述

マスト細胞
・レプチン
:満腹感,空腹感,生殖系に重要な影響をおよぼす.インスリンがレプチン分泌量に影響.
・マスト細胞顆粒の機能を再現・増強するサブマイクロメートルのポリマー粒子が設計・利用された
http://www.natureasia.com/japan/highlights/details.php?id=1618

脂肪細胞
・脂肪細胞は大量の遊離脂肪酸を中性脂肪として貯蔵できる点で特化された細胞であり、脂肪細胞以外の細胞は大量の中性脂肪を貯蔵することはできない。脂肪細胞は、持続的にあるいは特定の刺激に応じて中性脂肪を分解し、ジアシルグリセロールと遊離脂肪酸に変える。遊離脂肪酸は水に不溶な溶血毒だが、アルブミンと結合すると無毒可溶となり、肝臓に運ばれ利用される。脂肪酸-アルブミン複合体は肝臓に入ると脂肪酸が速やかに肝臓に取り込まれ、アルブミンだけが血液に戻る。また、分解により生じた遊離脂肪酸はインスリンの作用により再エステル化される。こうして正常な状態では血漿中の遊離脂肪酸濃度は一定範囲に保たれる。
インスリン作用の減弱した状態での持続的な脂肪分解など、何らかの原因で血漿中で持続的に多量の遊離脂肪酸が存在した場合、遊離脂肪酸の再分布により、肝臓、心臓、膵臓、腎臓や骨格筋などの非脂肪細胞が機能不全を起こすことがあり、脂肪毒性と呼ばれている。


筋肉細胞

上皮

血液

血漿

細胞膜

全身


・アドレナリン受容体「α1、α2、β.β1:心臓に主に存在し、心収縮力増大、子宮平滑筋弛緩、脂肪分解活性化に関与.β2:気管支や血管、また心臓のペースメーカ部位にも存在し、気管支平滑筋の拡張、血管平滑筋の拡張(筋肉と肝臓)、子宮の平滑筋等、各種平滑筋を弛緩させ、および糖代謝の活性化に関与.β3:脂肪細胞、消化管、肝臓や骨格筋に存在する他、アドレナリン作動性神経のシナプス後膜にもその存在が予想されている。基礎代謝に影響を与えているとも言われている。ノルアドレナリンが褐色脂肪細胞上のβ3受容体に結合すると、UCP1(脱共役タンパク質)が生成され、ミトコンドリアで脱共役が起こり熱が産生される。動物の冬眠時に良く見られる運動に伴わない熱産生の手段である。日本人を含めた黄色人種ではβ3受容体の遺伝子に遺伝変異が起こっていることが多く、熱を産生することが少ない反面、カロリーを節約し消費しにくいことから、この変異した遺伝子を節約遺伝子と呼ぶことがある」うーん,いまいち
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%AC%E3%83%8A%E3%83%AA%E3%83%B3%E5%8F%97%E5%AE%B9%E4%BD%93

H 内分泌等各論
・内分泌外?:腎臓:EPO,プロスタグランジン類
・成長因子==サイトカイン==ホルモン.成長因子は組織用語,サイトカインは造血免疫用語.研究が進むにつれ各々の因子それぞれに他分野に渡る新たな多くの生体内作用が発見されてきており,従来の機能別の分類方法ではうまく分類できなくなってきている.厳密に定義すれば分けられるが例外が多くなり分類自体の意味がなくなってくる…(主な発現場所で分類するのがよいか?)(各因子は多機能であり分類は難しいが,生理活性物質>サイトカイン(細胞分泌)>内分泌(ホルモン)(特定の分泌組織あり),成長因子==サイトカイン,としておこう.(神経分泌
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E7%B5%8C%E5%86%85%E5%88%86%E6%B3%8C%E5%AD%A6はどうするか…)(内分泌,神経,免疫,ホルモン様物質,を相関させまとめよう,その内に)(プロスタグランジン類については,臨床的効果が多種にわたり全く逆の効果を示すことすらあり(炎症,抗炎症,筋肉同化,血圧低下,血圧上昇,等々等)かつ作用が直ぐに変化し複雑すぎる,かつ,体内で普遍的に見られ,局所作用性も高い.ある一点をみて結果を類推するのは危険過ぎる.また,短期的に働きすぐ消失する,機能的に神経伝達物質類似の生理活性物質であるため,長期的な観察が必要となるトレーニングへの関与に対する重要性は,指標以外は低いものと考え,たい.)

・「炎症誘発性サイトカインが代謝の恒常性を保つ積極的役割を担っていることがわかった。」敵が実は味方だったとき (Nature Medicine): NPG Nature Asia-Pacific: bit.ly/shEQ6B via
・アルコール摂取は、高強度(パワー/スピード)トレーニングの間は控える。アルコールは筋肉合成中のホルモンの影響を中和させてしまう。
・「NatureJapan Nature Asia-Pacific
ネイチャー・ケミカル・バイオロジー掲載論文です。「京大、たんぱく質『TRPA1』が酸素の体内供給を制御することを発見」日刊工業新聞 nature.asia/rn0URC」自律神経の一種の迷走神経で発現

・筋力を向上させるためには1日おきにトレーニングしたほうが良いとされるのは,内分泌系が疲弊し,筋力トレーニングの効果が薄れるからとされる.毎日の筋トレは内分泌系を疲労させ続ける.
・血糖値を上げるホルモンは多々あるが,血糖値を下げるホルモンはインシュリンのみ.
・炭水化物自身による遺伝子発現調整機構
・アデノシンは、4種の既知の受容体であるアデノシンA1、A2A、A2BおよびA3受容体に作用する遍在性の局所ホルモン/神経伝達物質である。アデノシンは、一般に、組織におけるエネルギーの供給と需要のバランスをとる働きをする。例えば、心臓において、放出されたアデノシンは、結節および心房におけるA1受容体介在性作用により心臓を遅延させ(Belardinelli, L & Isenberg, G Am. J. Physiol. 224, H734-H737)、一方、同時にエネルギー供給を増大させるために冠動脈を拡張させる(Knabb et al., Circ. Res. (1983) 53, 33-41)。同様に、炎症中、アデノシンは炎症活性を阻害する働きをし、一方過剰な神経活性状態では、アデノシンは神経発射を阻害する(Klitgaard et al., Eur J. Pharmacol. (1993) 242, 221-228)。このシステム、またはその変形が全ての組織に存在する。(特願2011280200)
・EPO・赤血球.ホルモンであるエリスロポエチン(EPO)によって媒介される赤血球産生の増強は、ヒトの低酸素に対する周知の適応応答である(Bunnら、(1996) Physiological Rev. 76、839~845)。EPOは通常、成人の腎臓および胎児の肝臓によって産生され、骨髄においてEPO受容体(EpoR)を発現している赤血球前駆体の発生を刺激する。 EPOは、腎臓内で腎臓の間質細胞によって産生される糖タンパク質ホルモンであり、骨髄における赤血球の産生を制御する。これらの細胞は、低動脈酸素濃度に対して感受性であり、酸素が乏しいと、エリスロポエチンを放出する。エリスロポエチンは、多くの赤血球を産生するように骨髄を刺激し、それにより血液の酸素運搬能力を増大させる。EPOは、骨髄中の赤血球前駆体表面上のEpoRに結合することによってその効果を発揮する。しかし、EPOの発現は、腎臓の間質細胞に加え、腸細胞、栄養芽細胞および神経細胞を含めた他の正常組織からの細胞において観察されている。 血流中のEPOの測定により、骨髄障害または腎疾患が示されうる。エリスロポエチンの正常レベルは、0~19mU/ml(ミリリットルあたりミリユニット)である。レベルの上昇は、脾腫大および骨髄による赤血球産生増加を特徴とする状態である真性一次性赤血球増加症において見られうる。正常値を下回るのは、貧血につながる慢性腎不全において見られる。慢性腎不全は、部分的に、赤血球生成を維持するための適切なEPO産生が段々なくなるので、貧血につながる。
・低酸素は、固形腫瘍の顕著な特性であり、全てのヒト癌のおよそ90パーセントを含む。固形腫瘍における低酸素に対する適応応答は、悪性度の増強、腫瘍細胞死の減少ならびに放射線療法および化学療法の両方に対する腫瘍の応答の減少と互いに関係づけられている。EPO発現は、異なる造血性および非造血性悪性腫瘍において観察されており、EpoRを発現している赤血球白血病細胞の自律的成長を媒介することが示されている。低酸素誘導因子1(HIF-1)は、細胞不死化、肝細胞プールの維持、細胞の脱分化、赤血球産生、遺伝的不安定性、血管形成、代謝性再プログラミング、自己分泌増殖因子のシグナル伝達および浸潤/転移を含む、低酸素圧に対する適応反応の鍵となる態様に含まれる数種の遺伝子の発現を制御する転写因子である。
・自転車競技におけるエリスロポエチン(EPO)ドーピングで運動能力向上を示す科学的根拠なく、健康を害するリスクが明らかに http://wiley.co.jp/blog/health/?p=1112 …
・【武田薬品工業】腎性貧血治療剤OMONTYS®の米国における自主回収について http://www.takeda.co.jp/news/files/20130224_jp.pdf …
・インスリン分泌と小胞体ストレスとを結びつける(Nature Cell Biology) http://nature.asia/V66hGW 「小胞体ストレスシグナル伝達とインスリン産生・分泌の間のつながりが明らかにされた」
・Nature ハイライト:ドーパミンとGABAが共同利用する輸送系 | NPG Nature Asia-Pacific http://nature.asia/PDerI8
・Nature ハイライト:赤血球の生物学的特性の遺伝学 | NPG Nature Asia-Pacific http://nature.asia/V9bPxJ








2-4 その他

A 呼吸
・Saltin, B., J.A.L. Calbet & Wagner, P.D. Point: Counterpoint: In health and in a normoxic environment, VO2 max is/is not limited primarily by cardiac output and locomotor blood flow. J. Appl. Physiol. 100: 744-748, 2006. http://jap.physiology.org/content/100/2/744.full
・呼吸量・呼吸効率・気液交換効率・酸素摂取量・血液内酸素運搬効率・酸素消費効率・代謝系
・呼吸比(呼吸商,RQ)= 単位時間当たりの二酸化炭素排出量 / 単位時間当たりの酸素消費量(糖質のみで1.0,脂質最大0.707)
・ブドウ糖ではC6H12O6+6O2→6CO2+6H2O+エネルギーの化学方程式に従って酸化し、RQ=6CO2/6O2=1.0
・タンパク質や脂質は分子中の酸素原子含有量が炭水化物より少ないため、より多くの酸素が必要となる.
・タンパク質は体内で完全に燃焼しないので計算は簡単ではないが約0.8
・脂質は種類によって違うが約0.7
・ある種の有機酸のRQは1.0より大きいが、生体の通常のRQは1.0以下
・激しい肉体労働の際には1.0を超える。
・ミトコンドリア内膜表面積で代謝系の呼吸活性が決まる.
・ミトコンドリア機能は、血管新生と連結されている.ミトコンドリア酸化還元状態の変化は、低酸素状態における活性酸素の生成を刺激し、血管新生タンパク質の転写を活性化させる.
・運動開始直後に起こる急激な換気量の増加は、代謝の増加と対応しない。予測制御的な調節であり、上位脳の視床下部が関係する。視床下部後部の刺激は、換気亢進とともに、頻脈・血圧上昇、筋への血流増加、血糖の上昇など、攻撃や逃走の準備状態を誘発する.次に起こる緩やかな換気の増加は代謝状態にほぼ対応する。体液性の要因(CO2など)が換気を刺激し変化させる。
・分時換気量
・@bot_obio
脳内に呼吸のペースメーカーが発見されました。呼吸のリズムをコントロールしている脳の細胞群を突き止めることに、国立病院機構村山医療センターなどが動物実験で成功しました。睡眠時無呼吸症候群などの治療法の開発につながると期待されます。
・酸素1Lの摂取で大体5kcal消費することになる.
・酸素消費率×「神経・筋肉・代謝効率」=継続エネルギー消費率∝運動強度。
・最大酸素摂取量=運動能力の高さ,とは必ずしも言えない。トップクラスのマラソンランナーでも最大酸素摂取量はまちまち。運動能力はより総合的なものであり,一因子により代表させられるようなものではない.
・運動後の酸素摂取量は高く維持される.乳酸糖新生,筋肉中グリコーゲン補充,タンパク質同化,等による.EPOC効果.
・オスのアマガエルの合唱は最大酸素摂取量の約60%でなされる。



B 循環・血液
・心臓
http://www.umekkii.jp/college/syllabus/04s_living_body/note_heart/
http://www.t-net.ne.jp/~kondoy/lecture/bme/06.pdf
・心臓容積の正常値は平均762cm3。短距離選手782cm3,中距離選手977cm3,長距離選手995cm3
・心臓の1回心拍出量は動脈血圧(駆出抵抗)には関係なく、流入量(弛緩終期容積または充実量)によって決まる。流入量は静脈圧の高いほど多いから、1回心拍出量は静脈圧の高いほど多いといってもよい。スターリングの心臓の法則。
・全末梢抵抗と血圧(血管の太さ)
・平均血圧=(最高血圧ー最低血圧)/3+最低血圧
・脈圧=最高血圧ー最低血圧
・健康な人の血圧の目安.脈圧:最低血圧:最高血圧=1:2:3
・動静脈酸素較差.分圧差
・静脈還流がクリティカルなことがある.筋肉ポンプ.動脈拍動.
・血圧は心拍出量と末梢血管抵抗の係数.
・血圧はレニンアンジオテンシン・アルドステロン系による制御を受ける
・心臓の細胞は増殖しない.
・血管形成の程度は、血管形成促進因子と抗血管形成因子の間の均衡によって決定される。血管形成促進因子は、血管内皮増殖因子(VEGF)、線維芽細胞増殖因子(FGF)、インターロイキン-8(IL-8)、アンギオゲニン、アンギオトロピン、上皮増殖因子(EGF)、血小板由来内皮細胞増殖因子、形質転換増殖因子α(TGF-α)、形質転換増殖因子β(TGF-β)、および一酸化窒素など。抗血管形成因子は、トロンボスポンジン、アンギオスタチン、およびエンドスタチンなど
・心不全とミトコンドリアDNAの関連
http://www.natureasia.com/japan/nature/updates/index.php?i=88431
炎症は心不全の発症機序に関与しているが、こうした炎症が何によって始まるのかは解明されていなかった。今回マウスモデルで、心不全の発症機序にかかわっている炎症経路の1つが突き止められた。外的ストレスによって損傷を受けたミトコンドリアは、普通はオートファジーによって分解される。このようにして心臓細胞中に放出されたミトコンドリアDNAが、Toll様受容体(TLR)9を介する炎症応答を引き起こすことがあり、これが心臓の構造や機能の異常につながって死亡率を上昇させることが明らかにされた。
・心肥大と心臓拡大,スポーツ心臓について「スポーツ心臓.肥大と拡張,持久運動による徐脈.病的な心臓病と区別しにくい(ある医者いわく,高血圧を伴わなければまず病的でないとのことだが・・・)」  http://www.geocities.co.jp/Beautycare/8826/HIDAI.html
・Nature Japan ‏@NatureJapan 4月8日
赤肉に含まれ、循環器疾患の原因となる新しい化合物 | Nature Medicine http://nature.asia/12zpnst  #循環器疾患 #赤肉
・古代人にも動脈硬化は普通にあった!
動脈硬化はいわゆる現代病で、健康な古代人にはなかったと思われてきた。
ところが、居住環境が異なる4つの古代ヒト集団のミイラをCTスキャンで調べたところ
全137体のうちの47体、つまり34%でアテローム性動脈硬化が見られたのだ。
http://forcast.emailalert.jp/c/ailIafoynEriupab
・時代遅れのコレステロール目標値 p12
米国で心臓の健康に関するガイドラインの改訂が行われる。 数値目標最優先の治療からの脱却を図るためだ。
Heidi Ledford
doi:10.1038/ndigest.2013.130512
http://forcast.emailalert.jp/c/ailIafoynEriupaw

血液の役割
・組織と肺胞間の,酸素,二酸化炭素の輸送
・腸管から吸収された栄養素の輸送
・代謝産物の輸送
・老廃物の輸送排除
・内分泌腺から分泌されたホルモンの輸送
・熱の分散放出
・血液成分による緩衝
・浸透圧維持
・病原菌などの輸送排除と積極的排除
・免疫

・水分補給については補給の項参照
・体液の仕組みと働き
http://plaza.umin.ac.jp/~histsite/fluidtxt.pdf






C 脳と神経
ALLEN BRAIN ATLAS 
http://www.brain-map.org/

・アスリートの脳はどう違う? ここまでわかってきたスポーツ脳科学(nature2008)
http://www.natureasia.com/japan/jobs/tokushu/files/328/feature_88_20080330.pdf
・神経系は基本的に動きをコントロール.
http://bunseiri.michikusa.jp/sekizui.htm
・中枢神経系と末梢神経系はできれば分けたくない.
・神経伝達物質は、約50種類存在。主なものは、グルタミン酸やGABAに代表されるアミノ酸系の物質と、ドーパミン,ノルアドレナリン,アドレナリン,セロトニン、ヒスタミンなどに代表されるアミン系の神経伝達物質。
・アミノ酸は脱炭酸により一級アミンを生じる.アドレナリン,ノルアドレナリン,ドーパミン,γ-アミノ酪酸 (GABA),セロトニン,ヒスタミンなど
・繰り返し運動を司るのは小脳。前頭葉はほぼ関与しない。
・ゾーン状態 :意識しないで動く状態。無心。小脳:練習,前頭葉:集中,扁桃体:不安,のバランス。
・人間が本当に恐怖を感じるときに時間がゆっくり進むように感じられる
http://wired.jp/wv/2010/09/08/%E8%84%B3%E3%81%8C%E5%8A%A0%E9%80%9F%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%A8%E3%81%8D%EF%BC%9A%E3%80%8C%E6%81%90%E6%80%96%E3%81%AE%E6%99%82%E3%80%8D%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%9C%E9%81%85%E3%81%84%EF%BC%9F/
・運動情報の流れ図(Brooks,V.B.:1986)
・神経突起の伸長と再生
http://tmin.igakuken.or.jp/medical/16/neurite3.html

・神経伝達物質.おもに扁桃体により制御
・エンドルフィン :(内分泌参照)
・ドーパミン :(内分泌参照)
・アドレナリン :(内分泌参照)
・ノルアドレナリン :(内分泌参照)
・アセチルコリン :神経刺激をシナプスを通じ伝える
・セロトニン :安定化、興奮防止、トリプトファンから生成 :運動時増加、疲労の原因の一つ 血管壁を収縮させて、血圧を上げる セロトニンの生成にはトリプトファンのみが原料とはならない.ビタミンB系列も必要であり、神経の働きを正常にするにはカルシウムやマグネシウムなどのミネラルも必要である。
・危険に対して冷静かつ適切に対処できるようになるための神経回路を発見 ~手綱核-縫線核神経回路によるセロトニン制御がカギ~ http://www.jst.go.jp/pr/announce/20141121/
・ヒスタミン :「血圧降下、血管透過性亢進、平滑筋収縮、血管拡張、腺分泌促進など,覚醒状態の維持、食行動の抑制、記憶学習能の修飾などの生理機能を促進」

・2013年アルバート・ラスカー医学研究賞特集
神経伝達物質放出のための分子機械:シナプトタグミンとその向こうにあるもの
A molecular machine for neurotransmitter release: synaptotagmin and beyond      pp1227 - 1231 Thomas C Sudhof doi:10.1038/nm.3338
http://forcast.emailalert.jp/c/ajq1agzCak5Jpaa8
・2013年アルバート・ラスカー医学研究賞特集
細胞内膜融合と神経伝達物質放出の分子機構を求めて
In search of the molecular mechanism of intracellular membrane fusion and neurotransmitter release      pp1232 - 1235 Richard H Scheller doi:10.1038/nm.3339
http://forcast.emailalert.jp/c/ajq1agzCak5Jpaa9

・コルチゾール (cortisol) :(内分泌参照)
・扁桃体
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%89%81%E6%A1%83%E4%BD%93
・扁桃体が興奮レベルをコントロール(運動心理学) 。
・扁桃体は恐怖反応とそれに伴う長期記憶の固定などに関係する。(オールアウトの苦しみを覚えないために扁桃体が負の寄与をしているかもしれない)
・扁桃体にダメージを受けると相手の感情が分からなくなる。
・扁桃体は統合失調症でダメージを受けている部分。

・食料不足、ストレスなどで深刻化する被災地の食事情 極度に疲労した心身を守る正しい食事、栄養の摂り方
http://diamond.jp/articles/-/11683?page=2
・BCAAがトリプトファンやチロシンなどの精神系アミノ酸より相対的に多いと精神系アミノ酸は脳内に入れず脳の神経伝達物質が作れず脳の機能が低下し、うつなどの症状が出現する。
・体を動かしますと軽い活動から重労働までエネルギー代謝の際に必ずビタミンB3が消費されます。B3は水溶性のため代謝排泄までの時間が短いだけでなく貯蔵ができませんのでこまめな摂取が求められます。できれば食事の際に補助食品などで確実に補給する必要があります。不足が慢性化しますと我々人間はアミノ酸のトリプトファンからB3を合成する能力があるためトリプトファンが消費欠乏することになります。トリプトファンはBBBでBCAAと競合するため、BCAAに対し相対的に欠乏しますと脳内に入らなくなります。トリプトファンは脳内でセロトニンの材料(前駆体)であり、セロトニンが不足しますとうつを招きます。
・5-ヒドロキシトリプタミン(セロトニン)は血液脳関門を通過して脳内に移行することはない。しかし、脳内セロトニンレベルを増すために5-ヒドロキシトリプトファンの投与を採用することができる。5-ヒドロキシトリプトファンの脳内移行は容易に起こり、一旦脳内に入ると5-ヒドロキシトリプトファンは急速に脱炭酸してセロトニンになる。
・疲労の分子神経メカニズムと疲労克服
http://www.banyu-zaidan.or.jp/symp/about/symposium_2006/seimei/watanabe.pdf#search='末梢性疲労モデルから中枢性疲労モデルへの仮説の移行'

・アスリートとうつ
http://www.hid-fitness.com/computrainer/etc2.html
・アイアンマンなどのレース後に頻繁に起こる精神状態は「AIDS(エイズ):After Ironman Depression Syndrome(アフター・アイアンマン抑うつ症候群)」と呼ばれることがある(「Triathlete」1998年)
・多くのアイアンマン完走者や持久スポーツのアスリートがこの精神状態を経験する様子.
・実に10%もの持久スポーツアスリートがうつ状態にあるとの報告もある(Morganら、1987年)とのこと
・過剰なトレーニングや過酷な試練により引き起こされるうつ症状などの精神的障害は、脳内のセロトニンというホルモンの分泌低下により引き起こされると考えられている(Uusitaloら、2004年)とのこと.
・運動後は、ベータ・エンドルフィンという快楽ホルモンが多量に分泌されることが知られており、これが「ランナーズ・ハイ」の原因だとさえ言われた(その科学的根拠はいまだはっきりしない)とのこと. 
・アイアンマンのような非常に刺激の強いベータ・エンドルフィン「誘発剤」は、レース後数日間は最高の快楽感をもたらすが、やがてその刺激が止むとベータ・エンドルフィン分泌量が一気に低下し、これが脱力感や空白感を引き起こす(Scullyら、1998年),これにより禁断症状が現れるといわれる.

・アスリートとうつ病について (第3回スポーツ精神医学会特集) http://ci.nii.ac.jp/naid/40015603916/(本文未入手)
・日経新聞のスポーツ欄に「アスリートは強いのか?心のケアはどこに」記事連載2010/3/30?(本文未確認)
・アスリート性鉄欠乏貧血により、うつ症状発生あり
・「運動とうつ病:多様性と脈絡性の考察」(全文)http://www.htc.nagoya-u.ac.jp/~yamamoto/cssp/data//sp_g/faulkner04_all.htmlこれは改善の話だな
・自転車と欝といえば,フライングスコットマン,トップランナー,グレアム・オブリーが挙げられる。
・I hope my book can lift stigma of depression | The Sun |Woman http://www.thesun.co.uk/sol/homepage/woman/4976942/I-hope-my-book-can-lift-stigma-of-depression.html

・「アドレナリンは朝起きてからだんだん減り、不足してくると、コルチゾ―ルが生成される.
・ランニングはストレスホルモンであるコルチゾンの放出を引き起こす。これは免疫を抑制し,脳障害などの変性病の原因に関与している。(自転車その他持久系競技でも同じであろう)
・コルチゾンは炭水化物消費により放出促進される。
・幸福は最良の薬」を裏付ける研究成果(コルチゾン含量)
http://wired.jp/wv/archives/2005/04/21/%e3%80%8c%e5%b9%b8%e7%a6%8f%e3%81%af%e6%9c%80%e8%89%af%e3%81%ae%e8%96%ac%e3%80%8d%e3%82%92%e8%a3%8f%e4%bb%98%e3%81%91%e3%82%8b%e7%a0%94%e7%a9%b6%e6%88%90%e6%9e%9c/
「最も不幸な被験者と最も幸せな被験者とでは、コルチゾール濃度に32%の差が出た。また、幸せな被験者は、フィブリノゲン血漿――高濃度の場合、将来的に冠状動脈疾患(虚血性心疾患)を発症する兆候とされることが多いタンパク質――レベルで低いストレス反応度を示した。さらに、幸せな被験者の心拍数は1日中低かった――これは心血管系が健康だというしるしだ。」
・@endBooks
”サケのメスが卵を産み、オスが放精すると、どちらもすぐに死んでしまう。しかし、産卵と放精後に副腎を取り除きコルチゾール(ストレスホルモン)の濃度が上がらないようにすると、死なないのである。” http://j.mp/ud5Kml  『寿命を決める社会のオキテ』ウィルキンソン
・運動するネズミは動かないネズミよりも脳細胞が発達する。(これら研究は,個体が運動に適応した状態ではどうか,との問には答えていない)
・瞬発力を必要とするスポーツ選手に若い選手時代の突然死が多いのも、アドレナリン枯渇とコルチゾール依存型の生活の長期化による心臓系・血管脳・内蔵などへの負担からといわれています。

・欲しい物を得るために我慢している時には、脳内物質「セロトニン」を出す神経細胞の働きが活発になっていることを、沖縄科学技術研究基盤整備機構がラットを使った実験で突き止めました。複雑な心の動きを制御するメカニズムの解明につながる成果です。
・「ヒトの脳の大型化は、エネルギー投入量の安定化と、運動、成長、および生殖からのエネルギーの振り替えとを組み合わせることによって促進されたと研究チームは考えている。」Nature Highlights: 脂肪と脳の大型化との関係: bit.ly/xEgzPs
・ランナーズ・ハイとエンドカンナビノイド
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20120511004&expand#title
・過度の運動は中毒になる可能性
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=37666125
・スポーツ拒食症
http://en.wikipedia.org/wiki/Hypergymnasia
・Nature Asia-Pacific ‏@NatureJapan
不安の源を発見 (Nature Neuroscience): NPG Nature Asia-Pacific http://t.co/atqxeJ7Y
・ぼっとびお ‏@bot_obio
名古屋大学は、動物モデルにおいて、ストレスが糖代謝異常、血栓症を惹起するメカニズムの一因に、メタボリック症候群と同様に脂肪の炎症が関与することを明らかにしました。
・神経蛋白制御研究チーム
http://www.riken.jp/r-world/research/lab/nokagaku/age/proteolytic/index.html
・脳内の壊し屋タンパク質を発見
http://www.jst.go.jp/pr/announce/20070907/
・ビタミンB12欠乏症は、潜在的に深刻で不可逆的な障害を脳と神経にもたらしうる。通常よりもわずかに不足しているレベルでも、疲労、抑うつ、物忘れのようなある程度の症候が現れることがある.ミエリンの崩壊によるが,メカニズムははっきりとはわかっていない。亜急性の中枢神経と脊髄の複合した崩壊が引き起こされる。葉酸が十分に存在して貧血が発生していなくとも、原因が何であれ、ビタミンB12欠乏症はニューロパチーを引き起こす
・日本初のうつ病治療ガイドラインが公表 http://nkbp.jp/NFYIqf  #NMonl
・WIRED.jp ‏@wired_jp
【研究結果】憂鬱と「深い思考」の関係──自分の欠点や問題についてくよくよと考え続ける「反芻」傾向は、抑うつを引き起こしてしまうが、利点が無いわけではないらしい(再掲) http://bit.ly/UM8EhG
・Nature Asia-Pacific ‏@NatureJapan
Nature ハイライト:明暗周期の乱れがうつを引き起こす http://nature.asia/QvTm3b
・Nature Asia-Pacific ‏@NatureJapan
Nature ハイライト:ストレスがうつを悪化させる仕組み | NPG Nature Asia-Pacific http://nature.asia/Qt8Jpp
・週刊医学界新聞 ‏@igakukaishinbun
いまや“国民病”と言われるほどよく知られる疾病となったうつ病だが、その診断・治療については議論が尽きない。このほど公表されたガイドラインが「均てん化」の一助となることが期待される/〔インタビュー〕うつ病診療の“均てん化”へ(神庭重信) http://bit.ly/QkTJri
・Nature Asia-Pacific ‏@NatureJapan
Nature ハイライト:ストレスと立ち直り:不運と精神障害の関連を明らかにする | NPG Nature Asia-Pacific http://nature.asia/Tz3Aj6
・統合失調症治療薬の効果を改変 | Nature Neuroscience | NPG Nature Asia-Pacific http://bit.ly/S06EUE 「ヒストン修飾」
・ダイヤモンド・オンライン ‏@dol_editors
[新着記事]うつに追い討ちをかける食事、心の防波堤になる食事 - オトコを上げる食事塾 笠井奈津子 http://bit.ly/Mhnjxa
・科学に佇む一行読書bot ‏@endBooks
”躁うつ病の作家は驚くほど多い。躁うつ病の権威でもある心理学者のケイ・レッドフィールド・ジェイミソン[ジャミソン]はこの現象について詳しく調べている。” http://j.mp/qvIwYS  『書きたがる脳 言語と創造性の科学』アリス・フラハティ著
・WIRED.jp ‏@wired_jp
【なぜ不機嫌になるのか:自制心と怒りの研究】自制や意志力は、「有限な認知資源」のようだ。さらに、「自制的な行為」そのものが怒りを誘発する、との研究結果も(再掲) http://go.wired.jp/HFg7N2  #wired_jp
・@endBooks
”団体種目の選手は、個人種目の選手に比べて不安傾向が高く、外向的だった。別の研究によれば、ロッククライマーは特に刺激欲求が高く、不安が低い。” http://j.mp/LGpYgV  『スポーツ心理学入門』マット・ジャーヴィス(不安だから群れるのか,群れるから不安になるのか)
・なぜわたしたちは快感を好むのか? http://wired.jp/2013/01/31/why-we-like-pleasure/ …
・望まなくとも、わたしたちの性格は常に変化する:研究結果──わたしたちは年齢を重ねると、現在の性格が最も優れていていると確信していて、今後さらに変わっていくという可能性を認めないという http://bit.ly/XHSAz7  #wired_jp
・◇脳マッピングプロジェクトが発足 ヒト脳を構成する個々の細胞や回路の相互作用を示す地図作りプロジェクトBRAIN (Brain Research through Advancing Innovative Neurotechnologies)イニシアチブを米国オバマ政権が発表しました。
 http://www.biotoday.com/view.cfm?n=56326
・Nature Asia-Pacific ‏@NatureJapan Nature Highlights: 精神疾患における遺伝子量の影響http://www.natureasia.com/japan/nature/updates/index.php?i=88504&utm_source=twitter&utm_medium=ja
・@NatureJapan Nature Communications:【神経科学】感情と結びつく神経伝達物質 http://nature.asia/Z98XHa
・霊長類の脳で、“下等な”動物の 神経回路が果たしていた役割とは? / 伊佐 正
 http://forcast.emailalert.jp/c/aiqqal6d4IbBh2ap
・分化能を失った神経系前駆細胞が、 再びニューロンを作り出した! / 後藤由季子
 http://forcast.emailalert.jp/c/aiqqal6d4IbBh2aq
・神経内分泌:FGF21は神経系に作用することで代謝と概日行動を調節する
FGF21 regulates metabolism and circadian behavior by acting on the nervous system       pp1147 - 1152
Angie L Bookout et al. doi:10.1038/nm.3249
Fibroblast growth factor 21 (FGF21) is a cytokine synthesized and released by the liver, muscle and fat and acts both locally and systemically to regulate whole-body metabolism. David Mangelsdorf and his colleagues now show in two separate studies that FGF21 also acts on the region of the brain that regulates circadian rhythm, the suprachiasmatic nucleus, to further regulate whole-body metabolism as well as reproductive function.
Abstract: http://forcast.emailalert.jp/c/ajjxag1Zx9mWdYa9
Article: http://forcast.emailalert.jp/c/ajjxag1Zx9mWdYaA
・脳というのはすばらしい器官である。朝起きるやいなや働き始め、会社に到着するまでは止まらない。(ロバート・フロスト)
・Using Tryptophan To Induce Feelings Of Mutual Trust: Amino Acid Helps Promote Feelings Of Well-Being, Happiness
http://www.medicaldaily.com/using-tryptophan-induce-feelings-mutual-trust-amino-acid-helps-promote-feelings-well-being-happiness
・熱ショックによる前処理と神経保護作用 http://bsd.neuroinf.jp/wiki/%E7%86%B1%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%91%E3%82%AF%E8%B3%AA#.E7.86.B1.E3.82.B7.E3.83.A7.E3.83.83.E3.82.AF.E3.81.AB.E3.82.88.E3.82.8B.E5.89.8D.E5.87.A6.E7.90.86.E3.81.A8.E7.A5.9E.E7.B5.8C.E4.BF.9D.E8.AD.B7.E4.BD.9C.E7.94.A8



C2 感覚・イメージ
・スポーツでは感覚全てを用いるのが理想であろうが.視覚からの情報量が通常一番多い.
・視覚のうち,実際に光学的に認識している情報は10%程度.残り90%程度は脳が経験から補正している.
(e.g.色は,錐体細胞が多い黄斑廻りの狭い範囲である視野中央部でしか,はっきりと判断できない.周辺視野に見えていると感じる色は,脳による経験的な補正の結果である)(e.g.生来目が見えない人がある時期から目が見えるようになった.その人は,光学的な視覚を得られているのであるが,見えているものがなにか理解することができないため,段差を超えることもできない(立体視は生来的なものではなく経験的に獲得したもの).脳による視覚補正の基本は3歳ぐらいまでにできあがるとされ,この時期より前に視力を失ったものは光学的に視力回復しても「見える」ようになるのは難しく,この時期より後に視力を失ったものは光学的に視力回復すれば見えるようになる.)(e.g.周辺視野に,ないものが見えるのも,あるものが見えないのも,脳による補正効果が大きい)(余談.京極夏彦やダリの認識の仕方は面白い)(e.g.不思議の国のアリス症候群
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8D%E6%80%9D%E8%AD%B0%E3%81%AE%E5%9B%BD%E3%81%AE%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%82%B9%E7%97%87%E5%80%99%E7%BE%A4
・脳による経験補正は限度がなく,トレーニングにより後ろも見えるようになる.(ここまでくると記憶,視覚,聴覚などトータルで処理するので視覚とは言えないが)
・感覚について,脳による感覚の統合,出力につながる認識が重要なのであり,五感を分けすぎ考えるのは,組織分類上の都合でしかない.
・組織的にも,生化学的にも,見えている色には個人差がある
(e.g.赤、緑、青錐体の分布は均一でない)(e.g.ヒトは哺乳類のうちでは珍しく3種の錐体細胞を持っている.1種の錐体は進化のうち再獲得したものであり,他の動物と大きく異なる)(e.g.女性は男性より赤色をより細かく認識できる.男性が1色と思っているものを,通常4色程度に見分けられるとされる)
感覚というものは自分で生み出さない限りいつまでたっても感じ取ることはできない
・感覚において,生化学的結果と生体的な結果は大きく異なり,類推はほぼできない.脳が介在し,補正を行うからである.
・色や詳細を判別する際には視野中央で,暗い星など微妙な明暗を認識する際には周辺視野ですると良い.
・脳の補正を外すには,意識を外に置き,集中することである.(矛盾していないことに注意)
・ヒトの眼は脳由来.無脊椎動物の眼は皮膚由来.
・動体視力、眼球運動、周辺視野、瞬間視
・静止視力,縦方向動体視力,横方向動体視力,コントラスト感度,眼球運動,深視力(距離感),瞬間視,眼と手の協応動作
・順天堂大学スポーツ眼科
・白目がある霊長類は人類だけ
他の感覚も同じく,脳が補正を行う
・@NatureJapan【神経科学】訓練によって老眼に歯止め (Scientific Reports): NPG Nature Asia-Pacific nature.asia/xSlAM0
・Nature Asia-Pacific ‏ @NatureJapan Nature Highlights: 網膜ネットワークの作り方 http://nature.asia/GKnlbZ
・「とある子供向け番組にて。DJ「はいジョン、質問をどうぞ」ジョン「この間シャンプーが目に入ったんですけどすごく痛かったんですどうしてなんですか?」DJ「良い質問だね、ジョン、いいかい?この世にある物はたいてい目に入れると痛い」」@americanjokebot
・脳内の外界情報データベースが作られる仕組みを解明 http://www.jst.go.jp/pr/announce/20130712-2/
・@endBooks
”視神経は100万本もあるけれど、デジカメに置き換えて考えてみると、ちょっと少ないような気がしない?カクカクしないできれいに見える、何か補うような回路が脳には備わっているはずだ、という話になってくるわけ。” http://j.mp/KXN1Hh  『進化しすぎた脳』池谷裕二

・人の記憶タイプは,次の3タイプに分類できるといわれる.
1. 視覚タイプ(見て覚える)
2. 聴覚タイプ(聞いて覚える)
3. 運動タイプ(体を動かして覚える)
・感覚と記憶,運動技術は統合的に相互依存する.イメージ.
(e.g.演劇やプレゼンでセリフを覚える場合,体を動かしながらそれを行ったほうが圧倒的に記憶しやすい(人もいる).音楽を聞きながらのイメージトレーニングも同じ効果を狙うし,試験の時と同じ鉛筆を使うのも同じ.技術系のトレーニングでは,技術を身に付けるのに複数の感覚を活用させることがクリティカルとなりうる.)
・記憶はそこに関わる遺伝子の違いと遺伝子変異体の示す記憶保持の特性から短期記憶、中期記憶、麻酔耐性記憶、長期記憶などの記憶成分に分類されている。ショウジョウバエを用いた、匂い条件付け学習による学習記憶行動の解析から、加齢性記憶障害の原因がこれら記憶過程の非特異的な障害ではなく、神経ペプチドをコードするamn遺伝子という遺伝子が関与する記憶過程(中期記憶)の、特異的な低下にあることが見出された。即ち野生型老齢体はamn変異体と同一の学習記憶障害を示し、中期記憶成分が障害された加齢体であり、amn変異体ではもはや加齢による記憶の更なる低下は起こらない。このことから、加齢体ではamnesiac (amn)変異体でみられる記憶障害と同様の記憶障害が起こることが見出された。
・Nature Asia-Pacific ‏@NatureJapan
【エピジェネティクス】記憶の固定とエピジェネティックな修飾 | Nature Communications | NPG Nature Asia-Pacific http://nature.asia/Qe6vXM 「記憶の固定は,脳内の2つの主要な領域(海馬と皮質)に依存することが知られている。海馬は、新たな記憶痕跡の形成と短期貯蔵のために動員され、皮質、特に前頭前皮質は、長期貯蔵に必要となる。エピジェネティック過程は、記憶の形成に関連していると考えられているが、この過程の正確な動態については解明が進んでいない。今回、I Mansuyたちは、マウスを対象認識課題で訓練したうえで、脳内でのエピジェネティック変化を調べた。その結果、学習後に海馬におけるエピジェネティック修飾が急速に活性化したが、皮質では一定の遅延があった後に活性化した。」
・出生時のDNAメチル化レベルは持続しうる
・Nature Asia-Pacific ‏@NatureJapan
Nature ハイライト:海馬での記憶固定 http://nature.asia/SbGMED
・@NatureJapan Nature Neuroscience:記憶に残る「どこ」と「いつ」 #海馬 http://nature.asia/X5RbRK
・空腹状態になると記憶力があがる仕組みを発見 http://www.jst.go.jp/pr/announce/20130125/index.html
・Parental olfactory experience influences behavior and neural structure in subsequent generations http://www.nature.com/neuro/journal/vaop/ncurrent/full/nn.3594.html
DNAメチル化と世代引き継ぎ
・DNAメチル化 http://ja.wikipedia.org/wiki/DNA%E3%83%A1%E3%83%81%E3%83%AB%E5%8C%96

・その他イメージはトレーニングの技術他参照.
・論文とブログを書かせるスタンフォード大学の試行
・Nature Asia-Pacific ‏@NatureJapan
心の目 | Nature Neuroscience | NPG Nature Asia-Pacific http://t.co/tMvDNYB5
・Nature Asia-Pacific ‏@NatureJapan Nature Outlook - 味覚 :味覚は、人間にとって欠くことのできないきわめて重要な感覚だが、生物学的なレベルで明らかになってきたのは、ここ最近のことである...
・Nature Asia-Pacific ‏@NatureJapan
いつまでも続く痛み | Nature Neuroscience  http://nature.asia/LIVmfx
・チャンピオンの脳にはどんな秘密があるのか?「大脳皮質の構造のひとつである島皮質は、アスリートが体験しようとしている感覚を予測するのを助ける。このようにして、体が負荷に反応する準備を行い、運動のパフォーマンスを向上させるという。」http://wired.jp/2012/08/17/champion-secrets/
・科学に佇む一行読書bot ‏@endBooks
”一番驚いたのは脳スキャンの結果だった。メンタルトレーニングを行った被験者は、その指の動きを司る領域をもっと増やすよう脳が変化していた。実際の練習と同じように脳が変化しうるのだ。” http://j.mp/w2OWrk  『最新脳科学でわかった五感の驚異』ローゼンブラム
・Nature Asia-Pacific ‏@NatureJapan
Nature ハイライト:視覚皮質では神経抑制が支配的 http://nature.asia/VJ5wmH
・【神経科学】一流スポーツ選手は視覚学習技能もピカ一「一流の運動選手は、どこが違うのだろうか。一流選手の成功にとって重要な要素の1つが、複雑な動的視覚場面の処理方法の学習能力が高い点だとする研究報告が、今週、Scientific Reportsに掲載される。」「運動能力は、感覚的、身体的、心理的構造など、さまざまな性質に依存しているため、3D-MOT課題での参加者の成績は、その運動能力と正確に対応している可能性は低い。しかし、今回の研究では、複雑で予測不能な動的場面を学習するための精神的処理技能が、スポーツの成績の重要な要素の1つであることが示唆されている。」
http://www.nature.com/uidfinder/10.1038/srep01154
・「自分は平均より優れている」と思う心の錯覚はなぜ生じるのか
http://www.jst.go.jp/pr/announce/20130226/index.html
・視床枕の神経活動は、私たちの意識している知覚に伴う「外界を確かに理解している」という主観に影響することが分かった。主観的な確からしさを計算する脳内メカニズム
http://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2013/pr20130513/pr20130513.html







2-4-1 筋肉

・骨格筋(関節運動,姿勢維持,熱産生).平滑筋.心筋.
・筋肉の細胞は筋線維からなり、1本1本の筋線維(筋細胞)の中に複数の核が存在する。
・復路の中のコロイド.
・筋線維は常に微小な損傷(micro damage)を受けているが、複数の核があるおかげで円滑な修復が可能となっている。
・1本の運動神経とそれに支配されている多数の筋線維をまとめて運動単位(motor unit)と呼ぶ.(随意筋)
・運動神経の先端は枝分かれして多数の筋線維に接合していて、1本の運動神経が興奮するとそれに支配されている多数の筋線維が同時に収縮する。
・ 四肢の骨格筋の収縮を支配する脊髄の回路には、興奮性の運動ニューロン、ならびに抑制性のGABA作動性介在ニューロンおよびグリシン作動性介在ニューロンが関与する。運動ニューロンは、脊髄の灰白質の前角から始まる神経である。運動ニューロンの軸索は、筋線維の神経を刺激する遠心性運動線維として、脊髄の一分節から出現する。運動ニューロンによって伝導されるインパルスは、筋線維を刺激して収縮させる。γアミノ酪酸(gamma-amino butyric acid:GABA)は、哺乳動物の神経系において自然に発生される代謝物であって、電位の神経伝導を抑制または弱める神経伝達物質として作用する。GABA作動性の介在ニューロンが失われると、運動ニューロンによって引き起こされる筋収縮の抑制性調性(inhibitory tonality)の調節不全が生じる。抑制性介在ニューロンによって発揮される興奮性ニューロンに対する制御がないと、四肢の筋肉の痙攣性の抑制困難な収縮または抑制困難な硬直につながる、興奮性ニューロンの過大加熱(over-firing)が生ずる。運動ニューロンが失われると、弛緩性対麻痺が生じ、対象は、筋肉を収縮させることができず、したがって、動くことができない。
・筋衛星細胞は、筋線維の筋形質膜と基底膜との間に存在する単核の細胞(筋線維自体は多核細胞)で、普段は休止状態にある。
・筋肉が怪我などで損傷を受けた場合、筋衛星細胞は活性化し増殖・分化を経て互いに融合し、筋管細胞を経て新たな筋線維を再生する。
・骨格筋ー筋繊維ー筋原線維ーアクチン・ミオシンフィラメント
・神経筋接合部ーアセチルコリンー脱分極ー活動電位ー筋収縮
・脊髄細胞体核ー軸索/運動神経ー運動終板ー神経筋接合部ー筋繊維
・筋小胞体ーCa2+イオン放出ートロポニン複合体結合ー筋収縮,ATP→ADP+P
・カルシウムイオンを中心に考える.
・筋は収縮できても,積極的には弛緩できない.拮抗筋の収縮により弛緩.
・植物の原形質流動のタンパクと筋タンパクは類似.
・紡錘筋よりも羽状筋(長指伸筋,大腿直筋,三角筋など)のほうが強い力が出せる.
・抗重力筋.
・筋力と筋持久力を分けると理解が限定されるように思われるので,とりあえず区別しない方向で考えてみる(IIaに関する).分類により理解しやすくなることもあるが,分類により視点を制限されることもある.
・Nature Asia-Pacific ‏@NatureJapan
ニューロンから「ただ1本の長い軸索」が作られるしくみにせまる! | 特集記事 | NatureJapanJobs http://nature.asia/RQcW8v


A1 人間の筋肉の一覧
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%BA%E9%96%93%E3%81%AE%E7%AD%8B%E8%82%89%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A6%A7
Google Body Browser http://bodybrowser.googlelabs.com/


A2 ラン・自転車筋力使用部位



筋肉CG http://www.watowa.net/support/nohni_support.html

コア・ブロードマッスル動画 http://www.watowa.net/support/nohni_support02.html
・大腰筋は太ももを上げる。ほぼ全ての身体運動において重要。
・抗重力筋:
上半身・・・広背筋、僧帽筋
体幹・・・腸腰筋、腹筋群、脊柱起立筋
下半身・・・ヒフク筋、ヒラメ筋、大腿四頭筋、大臀筋
・ハムストリング:大腿後部.大腿二頭筋,半膜様筋周辺.膝を曲げる,股関節の伸展.肉離れを起こしやすい.
・大腿四頭筋:大腿前部.膝を伸ばし体重を支える.筋肉が大きく疲労しやすい.疲労により膝,股関節への痛みが起こりやすい.
・すね:坂を登る,ボールを蹴る.疲労がたまるとつま先を持ち上げるのが難しくなる,捻挫しやすくなる.

・ランで推進力を生む筋肉は大腿の後ろ,大腿二頭筋などのハムストリングと大殿筋といった着地した脚を後方へ引き戻す作用をもつ筋肉であり,前面の筋肉である大腿四頭筋は着地時の加重へ抗う作用が中心となり、推進力への貢献は最低限であるとのこと
http://www.hid-fitness.com/computrainer/trainingarticles.html.(短距離では重要であるが)
・バイクでは主動筋は大腿四頭筋であり,大腿四頭筋の活動量の増加がパワーの増大に関係している (Faria, “Applied Physiology of Cycling, 1984年)とのこと.大腿四頭筋は特にペダリングの上死点から90度付近までのパワー発揮に貢献ししているとのこと。ハムストリングや大殿筋は下死点の手前でようやく動員されるとのこと(ポジションによりこの角度は変えることができる。たとえば後ろ乗りとすればハムストリングや大殿筋は90度位置程度で効果的に利用されることになる。)
・大トルクを発揮しなければならない状況ではハムストリングや大殿筋の貢献は大きいが,これらの筋群をすべての状況で使用することは、坂道でのペダリングが疲れやすいことからも特別な状況以外は避けるべきとのこと.
・コンピュトレーナーを用いて評価すると、 ポジションを変更するだけで、ピークトルクの現れるタイミングに変化が見られ,「骨盤を寝かせ前傾を強めると、ピークトルクのタイミングがペダリング後半(120-150度付近)に現れる」ことから、この角度では「ハムストリングや大殿筋が活発に活動している」ことがわかるとのこと.一方,「骨盤を立て前傾を弱めるとピークトルクのタイミングが前方に現われ(90-100度付近)」、「大腿四頭筋の活動量が増し全体としてパワーも高くなる」とのこと

・ロングライドでは 体幹=深層筋,内寛骨筋-腸腰筋-腸骨筋
大腰筋(ヒレ肉)小腰筋,側腹筋ー外腹斜筋内腹斜筋腹横筋,背筋が最も重要 。太ももと大殿筋,大腿二頭筋は従,スプリント用と考えるべき。
http://www.release-chiro.com/column/bn2006_03.html
・プロロード選手の腹が出て見えるのは大腰筋のせい
・武道では大腰筋は必須。なければきちんと立てもしない。
・表層の腹筋はロードバイクではほとんど使用しない。
・筋肉トレーニングでは,鍛える部分をイメージすることが重要であり,その後忘れることがさらに重要。
・深層筋を使うには,プリ・バーテブラ感覚による軸感覚が重要。重心感覚,丹田感覚,はら感覚,スカイフック感覚はここから生じる。
・大腰筋は姿勢保持にも重要。つまり姿勢を良くすることで大腰筋は鍛えられる。
・立つ:足裏3点だち,上半身体軸感覚,内転筋体軸感覚,丹田重心感覚,スカイフック,斜め前を意識して立ち上がる,その場で体幹を使い飛び上がる(足上げ)。
・すり足:股関節から脚を出す。つま先を上げ,つま先を下げる。
・指シ込ミ,ヒラキ:翼意識,菱形筋,前鋸筋
・呼吸:呼吸横隔膜と骨盤横隔膜(ペルビックダイアフラム),丹田呼吸
・声:コミ,ハラの深部に力を入れン
・MRIによる調査では,プロアスリートとアマチュアでは,大腰筋の太さが最も異なる。 
・大腰筋を使えるようになて初めてハムストリングを有効に使えるようになる。
・トライアスロン選手の一意見
http://blog.try-a.co.jp/hiroyuki/2011/10/15/%e3%82%a2%e3%82%a4%e3%82%a2%e3%83%b3%e3%83%9e%e3%83%b3%e3%83%8f%e3%83%af%e3%82%a4%e3%83%ac%e3%83%bc%e3%82%b9%e5%8f%82%e6%88%a6%e8%a8%98/
「今回は、前述した通り、力みがなかなか取れずに苦戦するが、30km過ぎで過去のレースでやった事の無いフォームに切り替えてみた所、がらりと変わる。股関節が動くようになり、大抵30km過ぎに脚の痙攣に悩む所が、ほとんど無くなり、ペースアップに成功した。ポイントは腸腰筋である。これを重要と言うのは最近誰でも言っているが、本を見てもどう使って、どう効果的に身体を動かすかはほとんど理解出来ていないと思う。」
・最も強く回復能が高い筋肉群は背筋.体幹と背筋が肝.
・疲れにくい体幹,出力の大きい大きな筋力,が有効に使えるようにすること。
・心臓に近い筋肉のほうが回復が速い,大きい筋肉のほうが出力が大きい。これら考慮に入れどの筋肉を使うか決定する。体幹には双方を備える疲れにくく出力が大きい筋肉が揃っている。 
・最も大きな筋肉群は背筋である.
・脚親指を動かすのに背筋まで意識する.筋肉部位でなく,筋肉群を意識する.つま先は肩まで繋がっている.つながりを把握するために筋肉のつながりと関節の構造を理解すること.解剖学の理解必要.

A3 筋肉の種類
遅筋:
・赤筋
・ミトコンドリア多・グリコーゲン少・毛細血管多・太くなり難い
・多量のミトコンドリアが存在し酸化効率が良く長時間活用できる
・乳酸をエネルギーとして使う繊維 H4型LDH発現量が多い
・LTと関連が強い
速筋:
・白筋、
・ミトコンドリア小・グリコーゲン多・太くなり易い(=出力が上がりやすい)。
・多量のグリコーゲンを内包しており瞬間的に大出力可能.強い収縮力.
・トレーニング次第で、ミトコンドリア量を増やすことができ、遅筋化できる(IIa)
・乳酸を作り出す主な繊維 M4型LDH発現量が多い
・最大酸素摂取量と関連が強い

・TypeⅠ(赤い筋):SO線維(Slow Oxidative Fiber)
・TypeⅡa(白い筋肉):FOG線維(Fatigable Oxidative Glycolytic Fiber)
・TypeⅡb(より白い筋肉):FG線維(Fatigable Glycolytic Fiber)
・I,IIa,IIb分類表
http://www.lab.toho-u.ac.jp/med/physi1/motor/motor13,14/Table1.jpg
・筋特性の細かいところは
http://www.lab.toho-u.ac.jp/med/physi1/motor/motor13,14/motor13,14.html
・Maderらによると,タイプⅡaが動き始めるのが乳酸2 mmol/l、タイプⅡbが動き始めるのが 4 mmol/lと定義しているそうな.
Skeletal Muscle Fiber Type: Influence on Contractile and Metabolic Properties http://www.plosbiology.org/article/info%3Adoi%2F10.1371%2Fjournal.pbio.0020348

・遅筋と速筋をどう区別するか:
・色では正確に判断出来ない。が,遅筋線維のほうがそのミオグロビンの多さにより赤く見えるとされている。(魚はほぼ色で判断できる) 
・ATPase染色
・縮む速度が速筋の方が2倍ほど速い 
・LT以下では遅筋が働き、LT以上では遅筋と速筋が働くという。 LTは速筋繊維が働き始める運動強度という
・LT:乳酸性作業閾値Lactate threshold.強度としてはAT:Anaerobic thresholdとほぼ同じ.というか,測定法が曖昧なので数値も曖昧.
・局所的な指標であるLTと全身的な指標であるATを混同すると間違えを起こしやすい.心拍数の項参照
・OBLA(Onset of Blood Lactate Accumulation)は「血中乳酸蓄積開始点」定義4 mmol/l。
・LT,AT,OBLA.乳酸について,精密な測定をしないホビーレーサーなら,ほぼ同じ強度と考えてよい.他人と比較することが重要でない限り,区別するだけの重要性はあまりない.30kmTTの平均心拍強度と思って記録実測してゆけば充分.いつも同じ定義で記録してゆくことこそが大事なのであって,言葉の定義に振り回される意味はあまりない.
・LTが高いとは,総合的な酸化能力の高さを表す.間接的に遅筋量を表す.
・LTは上がり続けやすい
・LTを超えると筋肉からのカリウム放出が強くなる.
・Lactate threshold concepts: how valid are they?
http://view.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/19453206
・The concept of maximal lactate steady state: a bridge between biochemistry, physiology and sport science
http://view.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/12744715

・特定の運動で,どの筋繊維が働くかについては,基本的にエネルギー代謝から判断する.
・瞬発的な出力が必要なときには,最も速いエネルギー供給速度をえられるエネルギー代謝系が「まず」働き,そのエネルギー代謝が最も起こりやすい筋繊維が働く.つまり,結果として,CP系,解糖系が起こりやすい筋繊維である速筋がまず働く.
・大出力が短時間必要なときには,必要な短時間の単位時間内にエネルギーを最も多く供給できるエネルギー代謝系が「総合的に(積分的に)選択され」働き,そのエネルギー代謝が最も起こりやすい筋繊維が働く.つまり,結果として,CP系,解糖系が起こりやすい筋繊維である速筋が主に働く.
・小出力が長時間必要なときには,必要な長時間の単位時間内にエネルギーを最も多く供給できるエネルギー代謝系が「総合的に(積分的に)選択され」働き,そのエネルギー代謝が最も起こりやすい筋繊維が働く.つまり,結果として,酸化的リン酸化が起こりやすい筋繊維である遅筋が主に働く.
・大出力を長時間,小出力を短時間必要なときにどうなるかについても同じようにエネルギー代謝から類推する.(グラフ化し積分できると計算できるが,エネルギー代謝は常に一定というわけではないので中間強度で働く筋繊維の判定はなかなか難しい.曲syと全体の区別も必要)
・働く筋繊維とエネルギー代謝に相関があるということは,働く筋繊維と,酸素消費量や心拍数,乳酸値等に相関があるということである(働く筋繊維とLT,AT,呼吸商等との相関).
・運動強度低い(40%VO2max付近)ーI稼働,プラトー(筋繊維30%程度活動)ー強度中ーI,IIa稼働,プラトー(筋繊維75%程度活動)ー強度高い(80%VO2max付近)ーI,II,IIb稼働,プラトー(筋繊維100%程度活動)
・ゆっくり高出力=乳酸
・素早く高出力=乳酸,神経
・AT以上の運動で局所的に乳酸濃度上昇→乳酸が発生源の筋肉から移動→他筋肉で乳酸代謝=AT以上の運動では,局所運動でも全身的な効果が現れうると考えることができる.
・Hargreaves, M. Skeletal muscle metabolism during exercise in humans. Clinical and Experimental Pharmacology and Physiology 27: 225-228, 2000 https://d396qusza40orc.cloudfront.net/exphys%2FPDF%20files%2FMH-METABOLISM.pdf 

・速筋:遅筋の割合は生まれながら(速筋は後天的に遅筋的な性質をもたせることができる.これを,遅筋が増えたと表現することがある.だが,あくまで速筋は速筋のまま.)
・遅筋線維の割合は,精鋭の短距離ランナーで約26%,精鋭の長距離ランナーで79~90%。
・速筋と遅筋の割合は50m走速度と12分間速度から近似計算できるとされる.
・速筋遅筋割合計算法の一つ:
全力での50m走と12分間走の速度の比率Xから筋線維の占める割合(面積)Yを計算する。
計算式:Y=69.8X-59.8 ?
・速筋はその特性を維持したまま遅筋化できる。逆は不可。よって,「Sprinters are born, Marathoners are made. 」と言われる
・ランスは、実に過去7年間(1998-2005)で遅筋線維の割合を60%から80%まで変化させた。(ドーピングがどの程度影響したのか)
・怪我を防ぎ自転車パフォーマンスを向上させる見逃されがちな筋肉たち http://nyroadbike.blogspot.com/2014/12/blog-post_13.html …

A4 筋肉増加(同化),減少(異化?)について
・筋肥大は,筋繊維あたりの筋原繊維の数の増加,筋繊維あたりの毛細血管の増加,タンパク質量の増加,筋繊維総数の増加による. 
・筋肉とアミノ酸
http://www.ajinomoto.co.jp/kfb/amino/aminosan/kenkyu/pdf/amino_No.215.pdf「古くは、筋トレーニングによって筋肉が壊れ、その修復過程において筋肥大・筋力強化が起こるといわれていましたが、最近では、筋運動は直接的にタンパク質合成を刺激し、促進したタンパク質合成に使用されて不足する筋細胞内の遊離アミノ酸を補充するため、二次的にタンパク質分解が亢進するのではないかと考えられています」(インターバルの効果の高さを示唆するかも)
・筋肥大の生理には不明な点も多い。
・通常、トレーニングを始めて1ケ月ぐらいは、最大筋力は比例的に伸びる(筋線維の動員数増加)が、筋断面積(筋線維の太さ)はほとんど変わらない。1ケ月を過ぎるころから、最大筋力の伸び率が低下してきて、かわりに筋断面積の増大が比例的に伸び始める。しかし、2ケ月ぐらいになると両方とも頭打ちになり、顕著な伸びが見られなくなる。
・筋出力の強さは,筋断面積に比例する。?
・筋断面積は2倍までしか増大しないとされる。
・激しい運動した場合のタンパク必要量は,体重あたり1.5~2g程度(70kg,105~140g!!)
・運動しなくともアミノ酸をとることによって筋タンパク量は増加に転じる?? Am J Physiol. 1997 Jul;273(1 Pt 1):E122-9. An abundant supply of amino acids enhances the metabolic effect of exercise on muscle protein. http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/9252488
・数種類の筋力発達の手法を用いることで,ある特定の競技のスキルだけを用いるより8~12倍も筋力は発達する.
・ワークアウトでは、大筋群エクササイズを先に、小筋群エクササイズを後の順に行うのがウェイトトレーニングの常識となっています。

・異化により筋タンパク質は減少=筋力減少.筋肉の異化は,空腹状態と密接な関係がある.
・飢餓時に筋力は減少する
http://www.geocities.jp/foolfeed/biochemistry.pdf
「筋肉は乳酸をアミノ転移によりアラニンとして血中に排出し、肝臓にアラニンを送り出します。肝臓はそのアラニンを乳酸に変えて、糖新生によりグルコースに戻し再び筋肉へ送り返します (筋肉では糖新生は行えません)。このようにアラニンとグルコースを媒介して肝臓と筋肉のエネルギーのやり取りを可能にしています(グルコース- アラニン サイクル)。 このサイクルが成り立っている限りにおいては、筋肉のpyruvate は肝臓で糖に戻されて収支が合うのですが、飢餓時においては肝臓で戻された糖が筋肉には帰らずに全身の組織に送られてサイクルにならなくなってしまいます。さらにアミノ酸の代謝によってもpyruvate は作られるので、このpyruvate が肝臓で糖に→全身へ、ということになり筋肉のアミノ酸がエネルギー源として使われることになります。」
・遅筋を鍛えることにより,速筋は減少する(最大出力は低下する).(局所的な飢餓による禁自己消化がその原因か?)
・アンモニアは肝臓で尿素へ変換され、腎臓を通して尿として排泄されます。血中尿素濃度からタンパク質分解の状態を推測でき、以下のことがわかっています。
http://club.pep.ne.jp/~mikami1/sports.htm
・運動時間が長くなるほどタンパク質分解量が多くなる。
・1時間以内の運動であれば、タンパク質の分解はかなり少ない。 

運動中のタンパク質の分解は、炭水化物を十分に摂取したかどうかに影響されます。
炭水化物を十分に摂取した場合;
・筋タンパク質の分解はかなり抑制される
炭水化物に摂取が不十分な場合;
・筋タンパク質の分解は促進される(糖新生(タンパク質から糖分を作る反応)の材料となると考えられている)
・筋肉の分解を減少させる方法として分岐鎖アミノ酸(BCAA)の摂取が有効。BCAAは,激しい運動前10分前にとると良い
・炭水化物の補給が充分でないとき,タンパク質を十分補給しても筋分解は避けられない.ただし,筋分解速度は遅くはなる.

・運動トレーニング中に、食事の蛋白質摂取量を増加させるか否かについて、炭水化物の摂取状態、運動の強度と継続時間、窒素平衡の測定方法など、解決すべき問題点が多い。
http://sugp.wakasato.jp/Material/Medicine/cai/text/subject09/no4/html/section2.html
・長距離ライドのような持久力系の運動を行う際、十分なカロリーを摂取しないと、T値と筋肉量が大幅に減少する可能性がある。
・空腹状態(1食程度)では筋タンパク分解が起きるが,空腹状態でも筋肉に適当な負荷を与えていればその部分の筋タンパク分解を低く抑えることができる.(非運動時において筋分解より筋合成が優位になるらしい
http://rodrigoborges.com/pdf/forca_19.pdf
(代謝理論からすると,筋分解が優位となるか筋合成が優位になるかは,空腹の程度に依存するとは予想される.)
・ビールで筋肉老化防止=ホップ成分が作用―徳島大
・細胞生物学: 筋肉に新しい生をもたらす細胞死
Cell biologyDeath brings new life to muscle    pp196 - 197
Fusion of muscle cells called myoblasts underlies the generation and maintenance of skeletal muscle throughout an animal's life. Emerging data indicate that cell death acts as a signal to enhance these processes in mammals. See Letter  p.263
Shannon F. Yu & Mary K. Baylies
doi:10.1038/nature12097
Standfirst: http://forcast.emailalert.jp/c/aipbal6yxbfbcaaV
Article: http://forcast.emailalert.jp/c/aipbal6yxbfbcaaW
・トマト成分で筋萎縮阻止
トマトに含まれる天然成分トマチジン(tomatidine)は骨格筋mTORC1伝達亢進を介して筋肉を増やし、筋力や持久力を向上し、筋萎縮を阻止しうることが示されました。
http://www.biotoday.com/view.cfm?n=62239





A5 筋肉と神経
・運動単位とは,1つのα運動ニューロンとその運動ニューロンが神経支配する全ての筋線維のこと.
・神経支配比
・計算式一例 運動単位数 = 複合筋活動電位サイズ / 表面で検出される運動単位活動電位サイズの平均値
・運動単位が小さい筋肉は細かい動きに向く.
・大腿四頭筋のような大型の筋では1個の運動ニューロンにより神経支配される筋線維は数百本になるが、眼球の位置づけを制御するような筋では1個の運動ニューロンに神経支配される筋線維は10本に満たない
・力の強弱は参加する運動単位数とその性質による(速筋遅筋が絡むからややこしい).
・ゆっくりした動きでは運動単位の動員数は少なく,速い動きでは運動単位の動員数は多い.?
・通常,運動単位を100%動員できない.
・高負荷でのトレーニングが神経系の機能向上に適しているとされる.
・(全体の乳酸値を一定とする条件において,ゆっくりした動きをした場合では特定の筋肉の乳酸値を大きく上げることができ,速い動きをした場合では多くの筋肉の乳酸値を適当に上げることができる,と考えて良い?.ゆっくりした動きでは一部の筋肉しか使わすその筋肉のみが疲労する結果となりやすい?.速い動きにするほど特定の筋肉の耐乳酸トレーニングとなりにくい?それとも乳酸は充分早く拡散?)
・Nature Asia-Pacific ‏@NatureJapan
naturejapanjobs - 特集記事: 末梢神経が切断されると、神経回路が速やかにつなぎかえられる! http://nature.asia/Lqt4Hg

A6 筋肉各論
・筋持久力は,体温と密接な関係がある。(この時の筋持久力は,代謝酵素の活性を代表している表現であるようだ.)
・ミオスタチンDGF-8は筋の成長を強く阻害する。抗ミオスタチン抗体により運動しなくても著しい筋肥大を起こす(マウス3倍,牛30%)。
・肝細胞増殖因子HGFは筋肥大を後押しする因子。
・PPARσは遅筋線維に多く含まれ,これを注入すれば筋繊維を遅筋主体型に変化させることが可能(マウス)。
・HGH10回10万
・デヒドロエピアンドロステロンDHEA。体内でテストステロン,エストロゲンに変化。100粒3000円。
・化学式,妥当な仮定から計算すると,AT出力×3.65=最大出力,AT出力×1.97=LT出力,AT出力×1.42=VO2max出力.
・4年近く前に発見された「AICAR」は運動をしないマウスに筋肉をつけることのできる薬だが、この薬に熱中症を予防する効果もあったとする論文が、(2012/1)8日の英医学誌「ネイチャー・メディスン(Nature Medicine)」に掲載された。
・AICARは2008年、まったく活動をしない実験用マウスの筋肉を発達させ、持久力を高める効果が発見された後、「カウチポテト薬」と呼ばれるようになった。現在は、深刻な筋肉関連の疾患や代謝障害などの治療薬として研究が進められている。
・競走馬の筋組織と筋疾患 その2
http://www.b-t-c.or.jp/btc_p300/btcn/btcn79/btcn079-05.pdf
・Nature Asia-Pacific ‏@NatureJapan Nature掲載論文に関する記事です。 |【産経新聞】2系統の神経使い、指先は器用に動く 脊髄損傷リハビリ活用も http://nature.asia/Ml4Ey4 |原著はこちらから→http://www.nature.com/nature/journal/vaop/ncurrent/full/nature11206.html?WT.mc_id=TWT_NatureJapan
・【幹細胞】死体から採取された筋幹細胞 | Nature Communications | NPG Nature Asia-Pacific http://bit.ly/S073qq
・非ふるえ熱産生源として重要な筋肉 | Nature Medicine | NPG Nature Asia-Pacific http://bit.ly/S06r45 「哺乳類は、低温に曝されると筋肉をふるわせて熱を産生するが、この応答は短期的適応である。長期的効果を得るためには、褐色脂肪組織(BAT)を利用して、ふるえを伴わない方式で熱を産生するらしい。Muthu Periasamyたちは、筋肉も非ふるえ熱産生の起こる重要な部位の1つであることを明らかにし、このBAT中心説に疑問を呈した。」
・震えるだけで脂肪が燃焼?
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20140213005

・「筋肉は歳をとってからでも鍛えられるけれど、髪の毛はどうやっても鍛えられないですね。」 「そうです。弱る一方です。」という、深い会話をする。
http://www.gakushuin.ac.jp/~881791/d/0603.html#25
・◇筋肉が多いと長生きしうる
米国の高齢成人(男性は55歳以上、女性は65歳以上)3659人の追跡調査の結果、
筋肉量が多いことと死亡リスク低下が関連しました。
 http://www.biotoday.com/view.cfm?n=63740
一方、BMIと死亡率の関連は認められませんでした。(終)
・歩行中枢と腕の筋肉とをコンピュータを介して繋いで
    下肢の歩行運動パターンを随意的に制御することに成功
    2014年08月14日
    http://www.jst.go.jp/pr/announce/20140814/


A7 骨格
・骨格に筋肉がつき,長さとバランスによりてこが作用する.
・健康な骨にはバネがあり,運動能力にも影響することがある.
・トレーニングする人は,骨格標本の一つも持つと良い.これに肉付けして絵を描くと,良いトレーニングになる.起始と停止がどこか,拮抗筋はどのようにあるか.これをすると,運動時,どの筋肉がどう作用するか解り,それが意識できればトレーニング効果も上昇する.
・16~18歳以下から筋力つけすぎると,骨の成長が阻害される.(身近なサッカー選手の脚が軒並短いのだが,このせい?)
・骨芽細胞.破骨細胞.
・骨は,圧力を加えることにより,より丈夫となる.しかし重くなる.ウォルフの法則.
・骨の重量は体重の約1/5,骨格筋の重量は体重の約1/2(70kg.14kg,35kg,他21kg.実際は偏差や平均わからんので計算してはいかんのだが.)
(骨は体重の15%,骨格筋は体重の40%というデータもある.どっかで統計調べなおそう・・・人種差も大きそうだな)
・ウエイトリフティング選手の骨密度は平均の約1.3倍(14kgのとき約+4kg(体積一定),体重の約6%)
・(体重70kg,骨14kg,筋35kg,体脂肪率約20%14kg,脳など他7kgとする.骨が充分重くなり体重一定維持した時,体脂肪は,体重70kg,骨18kg,筋35kg,他7kg,残り10kg→体脂肪率14%.体重が同じでも骨の重さだけで体脂肪率は6%程も違いうる.)(175cm70kgで体脂肪率15%.格闘技経験あり.多分骨が重い.)
・持久運動によりミネルを失い続け,補給が充分でないと,骨は弱くなりやすい.
・骨に圧力がかかり難く,かつ持久運動である自転車運動を続けると,骨は弱くなりやすい.
・肘関節.手根中手関節.肩関節.蝶番関節.鞍関節.球関節.(1軸性,2軸性,多軸性)
・・骨が免疫を育て脂肪バランスを整える  ~骨をターゲットにした新たな治療戦略の提示へ~  2013年10月18日
http://www.jst.go.jp/pr/announce/20131018/





2-4-2 心拍

・短期的には,心拍数は酸素消費量の関数と想定され,かつ測定が容易であるため,運動強度の指標としてよく用いられる。(最近は乳酸測定も簡易におこなわれるようになってきたようだ.しかし,全身的な指標である心拍数と,本来局所的な指標である乳酸では,自ずと観察する対象が異なっているので注意が必要.)
・極短期的には,心拍数は運動強度に対し遅れて反応するため指標とならない.
・個人の長期的な心拍数の傾向の変化は,神経・筋肉・代謝効率,病態の変化を示しうるとされる.
・心拍数は絶対的な運動強度の指標とは成り得ない。個々人の神経・筋肉・代謝効率などが計算に入らないため.よって,心拍数を他人と比較するのは無意味であるただし,一般的な傾向はある。(個人差は,標準偏差で10~12bpm程度)
・基本的に,短期的には,最大心拍数から計算したある心拍範囲と,乳酸値に対応する心拍数がよく一致する.
・最大酸素摂取量を100%としたときの相対的運動強度は、心拍数(HR)に比例する。しかし、1回拍出量(SV)は、相対的運動強度が弱めの段階(約40%位)の段階で頭打ちになる。
・出力yの指標が欲しければ,SRMやPowerTap,Vectorのようなパワーメーターを利用するとよい(「パワートレーニングの先生」)。高価,重い,自転車にしか使えない?,など難点はあるけれど。
・パフォーマンスを総合的に判断するために,心拍数と実際の運動強度の相関を取る方法がある.

残留乳酸量の指標として心拍計が使えるかもしれない.ただし出力との相関を取ることが必要.
(運動開始)→遅筋活動→運動強度と比例し心拍上昇→(強度増加)→速筋活動→乳酸発生LTオーバー→乳酸分解分が追加されることにより「運動強度と比例した心拍上昇」以上に心拍上昇→ATオーバー
→速筋グリコーゲン切れ→出力低下,乳酸分解にはまだ時間がかかるため心拍は上昇したまま→(AT以下に心拍を落とす)→乳酸分解+遅筋出力低減=心拍以上に出力低下→乳酸分解完了→同一心拍出力上昇→(繰り返し)
・乳酸分解時間などは後述.

・心拍を基準としたパフォーマンス評価に, 回復心拍数(回復率) が用いられることがある.
・Reliability of postexercise heart rate recovery.
http://sportexperts.org/pdf/PDF%2005.pdf

A1 トレーニング心拍数の定義
1安静時心拍数(起床時心拍数)
朝起き上がる前にすぐ計測
・疲労,オーバートレーニング指標として起床時心拍数が優れている.通常より10高くなると疲労状態と言える.
・通常より4高いと疲労状態とも言われる.
・【年末の人気記事】安静時の心拍数増は、死亡リスクにつながるとの、注意すべき論文です
http://bitly.com/rJj1Rp

2最大心拍数
運動内容によって異なる(ランニング>自転車>水泳)のでその運動固有の最大心拍を最大負荷試験で計測。パートナーと競わなければ難しい。心臓発作の可能性あり
簡易には220-年齢(女性は226-年齢)。トレーニングを続けた人ではかなりずれる。
・◇老化による最大心拍数低下の主因が判明 イオンチャンネル活性変化による洞房結節ペースメーカー筋細胞の興奮性低下が老化に伴う最大心拍数低下やそれに伴う有酸素運動能低下の主因であることを示したマウス実験結果が発表されました。 http://www.biotoday.com/view.cfm?n=59476 洞房のイオンチャンネルやそれらを調節する分子を標的とする薬剤で老化に伴う有酸素運動能低下を遅らせうるかもしれないと著者は言っています。(終)



3目標心拍数;カルボネン方式
基本の計算式: (最大心拍数-安静時心拍数)×運動量+安静時心拍数
suuntoの計算式: (210-0.65×年齢)×運動強度(%)
前述の最大心拍数の問題から。基本の計算式は初心者に向き,suuntoの計算式は経験者に向くとされる。

以下,基本の計算式により計算。
E1:非常にイージー(運動量50-60%) 115-130[bpm]
E2a:エアロビック・コンディショニング(運動量60-70%) 130-145[bpm]
E2b:定常状態(運動量70-80%) 145-160 [bpm] 
E3:アネロビック閾値(AT)トレーニング(運動量80-90%) 160-175 [bpm]
E4:最高にハードなトレーニング(運動量90-100%) 175-190 [bpm]

意味

E1
血中乳酸値/1.5mmol以下
初心者・回復・減量
脂肪燃焼割合は高いが燃焼量自体はE2のほうが高い
・運動初心者以外の人にとって、有酸素性エネルギー機構にはあまり効果が無い

E2a
血中乳酸値/1.5-2.5mmol
血液供給能力
筋肉中の小血管
酸素代謝を司る筋肉内酵素を増やす
筋肉組織、腱、靭帯および骨を強化
身体をトレーニングに慣らす
体重管理を助ける
持久力
マフェトン理論の範囲とほぼ同じ
トレーニングの60%はこのE2aとE2b範囲で行う
・本来のLSD心拍数はこのあたり 

E2b
血中乳酸値/2.5-3.5mmol
身体をより速いペースに「慣らす」
持久力
乳酸を発生させずに維持できるスピード向上
トレーニングによりこの範囲の脂肪燃焼割合は向上
持久筋(タイプ1筋繊維)の割合を増やす:サテライト筋細胞を遅筋に増殖させることと、余分な速筋を遅筋的な性質に変えること。

E3
血中乳酸値/3.5-6.0mmol
グリコーゲン燃焼性向上
いわゆるAT域
ATは(遅筋)トレーニングにより向上
AT測定方法には,1時間走・感覚による推定・コンコーニテスト(変極点)などがある
体は燃料源として、主に炭水化物を利用する
エリート・サイクリストの30km個人タイムトライアル時の平均心拍数が、E3に近い
・無酸素性トレーニングの過度なストレスのない、優れた「有酸素」トレーニング
E3のインターバルによって、
1 有酸素特性のある速筋(タイプ2a筋繊維)を発達させる:レースの展開でもっとも重要な筋繊維。
2 運動中の回復力の強化:発生した乳酸を分解させて、いかに早くエネルギーに再合成できるかの能力アップ。
3 有酸素運動域を広げる:心臓容積の拡大と心拍出量の増大。

E4
血中乳酸値/6.0mmol以上
:乳酸緩衡性、高強度持久性
スプリントが必要でなければこの域でのトレーニングは必要ではない
インターバルトレーニングレベル
かなりストレスとなり、乳酸耐性トレーニングに
試合期の3-4週前に行う 
1 無酸素運動で産生される乳酸に耐えられる筋繊維(速筋:タイプ2b筋繊維)をつくり、AT領域を超えた無酸素域でのパフォーマンスを上げる。
2 乳酸処理能力の向上。
3 スプリント力の強化。

A2 心拍各論
・持久トレーニングにより,同じ強度の運動をした時の心拍数は低下する。
・心拍間隔分散値(RR間隔検査) 心拍のゆらぎ,ストレス増加と共に減少すると知られている.心電図より.
・Heart rate monitoring: applications and limitations.
http://view.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/12762827
・心拍パターンで「壁の向こうにいる人間」を個人識別 http://wired.jp/2012/03/28/follow-your-heart-darpas-quest-to-find-you-by-your-heartbeat/ @wired_jpさんから







2-4-3 遺伝子・個体差

・スポーツに影響を与える因子は,筋力,機械的構造,代謝能力,内分泌能力,神経系,等々.それらすべてに遺伝子が関わる.
・スポーツに影響を与える遺伝子は300近くあるとされる.
・Human genome Landmarks  https://public.ornl.gov/site/gallery/highres/GenomePoster2009.pdf
・The Human Gene Map for Performance and Health-Related Fitness Phenotypes: The 2006–2007 Update
http://www.sportsstyle.co.jp/ACTN3/doc/The_Human_Gene_Map_for_Performance_and.6[1].pdf
・Genetics of athletic performance.
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/19630564
・Bonferroniの補正
・遺伝的要因が重要か,後天的要因が重要か,については,そのそれぞれについてまったく異なる
・特定の遺伝子それ自体の存在には何も意味はない.意味が現れるのは,それが発現してからである.発現させなければその遺伝子はないも同じ.
・重要なのは,遺伝子が発現するか,発現された遺伝子がクリティカルか,定量的にどうか,フィードバック抑制はどの程度か.
・エピジェネティクス
・DNAメチル化 http://ja.wikipedia.org/wiki/DNA%E3%83%A1%E3%83%81%E3%83%AB%E5%8C%96


・遺伝子発現を刺激する遺伝子,酵素,その他.
・DNA修飾による発現調整と経験値の遺伝.

・個体の細胞は数兆,体内に共生している常在菌は数百兆.個体の殆どは自分の細胞以外から成り立っている.よって,体内常在菌は個体の一部とする考え方がある.実際に,個体の特性は,遺伝子,遺伝子多型だけでなく,体内常在菌により支配される.免疫力の違い,薬剤耐性の違い,肥満,糖尿病への影響,ビタミンの供給,特定の物質の消化吸収能力の違い,血管疾患などはその実例の一つである.nature(引用メモ忘れた)
・体重の約5%が体内共生菌.
・体内常在菌のエンテロタイプは3つとされている.
・腸内微生物と健康: 腸内に棲み着いている微生物とその宿主であるヒトとの間の相互作用は、現在、先進的な研究テーマとなっている。http://nature.asia/OmiPVE  pic.twitter.com/YqyH0W53
・@NatureJapan「Nature Highlights: インフラマソームおよび腸内細菌叢と代謝性疾患との関連性 nature.asia/zWTGTI」「自己炎症性疾患および代謝性疾患の発生に腸内細菌叢がきわめて重要な役割を果たすことをはっきり示しており、宿主–微生物叢間相互作用の操作が新規治療法の中心となることを示唆している。」
・腸内常在菌が大脳代謝系に影響を与えていることを明らかにhttp://www.lkm512.com/contents/FSN_201304.pdf
・Nature ハイライト:腸内微生物叢は食餌によって迅速に変化する  http://nature.asia/1is0Xfq  #微生物学 #微生物
・手強い代謝性疾患: 食餌療法と運動は心臓に有益か?
Metabolic Disease Puts Up a Fight: Are diet and exercise helpful for the heart? pp1216 - 1217 Julie A Lovshin and Daniel J Drucker doi:10.1038/nm.3370
メタボリックシンドロームは多系統性疾患であることから、この分野の研究は現在、内在性要因と環境要因の両方を、生物学的および治療的観点から詳しく検討する方向に向かっている。医師は、肥満した2型糖尿病患者に対して、運動や健康的な食事で体重を減らすように勧めることが多い。それは分かりやすいアドバイスと思われるかもしれないが、最近の大規模な研究で、肥満した2型糖尿病患者の場合は、このように生活を変えることで減量しても、従来的な糖尿病治療を行った場合に比べて、心血管疾患事象の発生数が有意に減少するわけではないことが明らかになった。BEDSIDE TO BENCHではJ A LovshinとD J Druckerが、この研究結果の解釈を限定する要因や、こうした状況で減量することの真の利点について導き出せる結論、さらに、この臨床試験結果から考えると基礎研究でもっと注意を払うべき分子的要因について論じている。BENCH TO BEDSIDEではE Maratos-Flierが、抗糖尿病薬が宿主と腸内微生物相の両方の代謝に果たす役割を検討している。腸内微生物相へのこうした影響は、腸内マイクロバイオームが肥満に影響を及ぼす仕組みが分かってくれば、マイクロバイオームの持つ治療的能力を利用する手段が見つかるだろうという考え方を裏付けている。 http://forcast.emailalert.jp/c/ajq1agzCak5Jpaax
・強い代謝性疾患: 微生物と代謝と薬物治療
Metabolic Disease Puts Up a Fight: Microbes, metabolism and medications pp1218 - 1219 Eleftheria Maratos-Flier doi:10.1038/nm.3373
http://forcast.emailalert.jp/c/ajq1agzCak5Jpaay
・The microbiome of New World vultures   http://www.nature.com/ncomms/2014/141125/ncomms6498/full/ncomms6498.html 

・RNA干渉(RNAi)は、多くの真核生物にわたって保存されている転写後遺伝子調節の方法である。(一時哺乳動物に効果低いとされていたが最近反論あり)
・遺伝学に波紋を呼ぶ環状RNA  p30
マイクロRNAはメッセンジャーRNAと結合して 遺伝子発現を抑えることが知られているが、巨大な環状RNAは、 このマイクロRNAをスポンジのようにどんどん吸い取ってしまうらしい。
Heidi Ledford
doi:10.1038/ndigest.2013.130530
http://forcast.emailalert.jp/c/ailIafoynEriupa7
・既知プロテインキナーゼは約500
・ヒトゲノムの3-4%がプロテインキナーゼ形成に関するとされる
・@NatureJapan 3月18日
Nature Chemical biology: キナーゼの新たな事実 #がん #キナーゼ http://nature.asia/15fsMMT

・ヒト代謝ネットワークの腫瘍誘発性遺伝子発現変化の多様性
Heterogeneity of tumor-induced gene expression changes in the human metabolic network   pp522 - 529
Jie Hu et al.
doi:10.1038/nbt.2530
Abstract: http://forcast.emailalert.jp/c/aixfaey3uXlJbna3
Article: http://forcast.emailalert.jp/c/aixfaey3uXlJbna4
・What makes champions? A review of the relative contribution of genes and training to sporting success 
http://bjsm.bmj.com/content/46/8/555.full


A 異化個体差
・ミトコンドリアと核は,細胞内共生により獲得されたとの確からしい考え方がある.ミトコンドリアは独自のDNAと膜系を持つ.発現もミトコンドリア独自のものが多い(コドンすら一部異なる).ミトコンドリアは酸素性のエネルギー産生を司るため,その発現についての理解は重要である.
・ミトコンドリア内の各代謝酵素,輸送タンパク発現は,ミトコンドリアDNAの変異とミトコンドリアへ与えるストレスにより変化する.ミトコンドリアDNAは核DNAよりも10倍早く変異する
・パラサイト・デブは秀逸であった.どすこいも好きだ.
・酸化的リン酸化能力はミトコンドリアに依存する.ヒトのミトコンドリアは母系遺伝するので,酸化的リン酸化能力も母系遺伝.例外もあるが

B 同化個体差
C 内分泌系個体差
D 総合的個体差
・スポーツ遺伝子テスト.筋肉の構造に関係する遺伝子,全身持久力に関わる遺伝子,運動のエネルギー効率に関係する遺伝子について http://www.sportsstyle.co.jp/ACTN3/index.html
ACTN3 筋肉の構造決定遺伝子  Xアリール(XXタイプやRXタイプ)は、エネルギーを作り出すミトコンドリアの量が多くなる傾向にある
UCP2 運動効率遺伝子
ACE 持久力遺伝子  I アリル(I IタイプまたはIDタイプ)はDDタイプに比べ、高所馴化が早くトレーニング効果も上がり易いとの研究報告がある
・身体能力と遺伝子多型
http://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/exercise/s-03-003.html

・ニュースの社会科学的な裏側: 持久力を1/6にしている遺伝子が発見される anlyznews.com/2011/07/16.htm…
・脳:ヒトの脳での遺伝子発現「Somatic retrotransposition alters the genetic landscape of the human brain」 nature.asia/s3wk9Y
http://www.natureasia.com/japan/nature/updates/index.php?i=85612
・「「マイクロRNA」と呼ばれる遺伝物質の断片が、脳や網膜の神経回路の形成や神経細胞の生死に重要な役割を果たしていることを、大阪バイオサイエンス研究所が突き止めました。てんかんなどの精神神経疾患の原因究明につながる成果です。」
・脳の免疫細胞が運動の神経細胞を保護することを発見 -ALSなど運動機能障害性の脳神経疾患への新たな治療法に光- http://www.jst.go.jp/pr/announce/20130325/

・「才能は後にならないとわからないものだから,才能という考え方に根拠はない.そういう根拠のない考え方こそ捨て去るべきだ.勝利を手にした選手に対し,それは本人が自らの意思で勝とうと努力したからそうなったのではなく,遺伝子がそうさせたのだから,当然であり,不公平だと考えるのは侮辱だからだ.選手はまさに聡明な決断で,勝とうと心に固く誓って競技に参加したのである.そういった意図,まわりからの支援,認識,理解を得て,進んでリスクを負うことになるのだが,思わしくない結果を甘んじて受け入れざるを得なくなるかもしれない.しかし,偉大さを勝ち取るチャンスは間違いなくある.才能は遺伝子の中ではなく,私たちの心のなかにあるのだ.」Tom Der Derian
・(自分の遺伝子タイプに向いていない競技を行なっていても,オリンピックレベルに達する人達がいる.最適な競技をおこなっていたらどうなるかという興味はある.競技が自分の遺伝子タイプに向いていないからといって諦める必要は全くない.「現在判明している」発現機構や統計値がそう語るからといって,それが予測可能性を語っているとは限らない.数値を予測に用いることは,そう安易にできることではない.ヒアリングする限り,これをわかっていない人が大変多い.)
・競走馬の走速度を高める遺伝子の起源が明らかになった。
http://www.natureasia.com/japan/highlights/details.php?id=1632
(最初のサラブレッド
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%8D%E3%83%A9%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF
は明らかであり,追跡と比較研究が容易.スポーツ関連遺伝子の理解のため競争馬に注目していくと面白いかも.運動が目的の動物であるため調査の理由付けは容易であるし,個人?情報保護する必要もない.人と比較してデータが容易に豊富に揃うだろう.いや,大々的な研究は無理か)
・競走馬理化学研究所
http://www.lrc.or.jp/
・軽種馬育成調教センター
http://www.b-t-c.or.jp/index1.html
・Menderey Equine Science: Behavior and Trainingグループ文献集
http://www.mendeley.com/groups/1540563/equine-science-behavior-and-training/papers/

・@endBooks ”日本の個人情報保護法は、調査・研究、特に疫学研究で著しい障害となっている。OECDの統計には、ほとんどの先進国の帝王切開率の統計がある中で、日本のデータは欠落している。” j.mp/yVkCvJ 『生殖医療と家族のかたち 先進国スウェーデンの実践』石原理

・遺伝:遺伝子における予測可能性 遺伝子決定論に限界があることは、臨床でも(一卵性双生児での遺伝学的病変の転帰が同一ではないことから)、また実験においても(同質の環境下であっても、変異によって同系動物間にさまざまな影響が生じることから)、ずっと以前から明らかだった。そうだとしても、個体の表現型は予測可能かもしれないと考えたB Lehnerたちは、」
http://www.natureasia.com/japan/nature/updates/index.php?i=86312
・Nature Cover Story: 系統間の差異:がん細胞培養系の大規模スクリーニングは個別化抗がん治療への道をひらく: http://bit.ly/Hq1mrD via @AddThis
・Nature Highlights: 並行臨床試験の試行に成功: http://bit.ly/Hi75TQ via @AddThis
・Nature Asia-Pacific ‏ @NatureJapan
【遺伝】日本人の遺伝的起源 (Scientific Reports): NPG Nature Asia-Pacific

・C型肝炎に対する一般的な治療はインターフェロンαとリバビリンという薬剤の併用療法だが、何故日本人の4割近くが無効なのか。結果、ウイルスの問題ではなく、患者側の問題で、19番染色体のIL28B遺伝子が関わっている事が判明したのです。現在では、インターフェロン治療効果の予測評価の為に、IL28B遺伝子多型を測定するようになりました。http://takeganka.exblog.jp/18555016/
・「日本人の薬物動態関連遺伝子多型に関する研究」http://www.jpma.or.jp/about/board/research/psc/frame-j.html
・日本人と外国人の薬物動態の違いが日本における承認用量に与える影響http://www.f.u-tokyo.ac.jp/~regsci/files/09JSCPT_fukunaga.pdf
・http://crds.jst.go.jp/type/proposals/201303250002 「データベースの解析が、新たな発見を導くことは議論を待たない。近年では、より巨大なデータベース、複数のデータベースにまたがる複合解析の必要性が増し、その可能性を追求するため、ビッグデータというデータサイエンスの新しい流れも生まれた。 医療の世界では個別化医療を目指す動きが顕著であり、その実現のため、個人ゲノム解析結果を診療・治療に取り込む流れが世界的に動き始めた。遺伝疫学的な研究は1 千万人規模のデータが必要とされる場合があり、さらに個人ゲノム情報も取り込むことを仮定した場合、大規模、高スループットのデータベース解析をどのようにして、セキュアで、効率的、正確に実行するか、技術的な課題も大きい。」


・運動はDNA損傷を惹起するか?
http://www.nutritio.net/kiban2/ronbun/umegaki01.html
・「【食事は遺伝子発現に影響】人間の食事やファストフードでマウスを実験 / 人間の食事、動物園のチンパンジーに与える食事、『McDonald’s』のメニューを食べさせ比較実験」 go.wired.jp/qmyceg #wired_jp
・マウスとヒトとの違い
Of men, not mice        p379
doi:10.1038/nm.3163
A recent study showing that mice do not reproduce the patterns of gene expression induced by human inflammatory disease has provoked renewed discussion of the validity of animal models in translational research.
http://forcast.emailalert.jp/c/aikZag4jiv4YdUag

・Nature Asia-Pacific ‏ @NatureJapan
腸内の善玉と悪玉を見分ける (Nature Immunology): NPG Nature Asia-Pacific
・@bot_obio
脂肪が多い食事を食べると、胆汁が大腸の「善玉菌」を殺し、腸内細菌のバランスを壊すことが、北海道大の研究でわかりました。消化液の分泌が引き金となってメタボリックシンドロームや大腸がんが発症する可能性が示されました。
・@NatureJapan
細菌のゲノム規模の効率的な遺伝子組み換え (Nature Methods): NPG Nature Asia-Pacific
・科学に佇む一行読書bot ‏@endBooks
”たんぱく質などのエサを食べなくてもゴキブリは半年ほど生きていられる。共生細菌が体内の老廃物を分解して必須アミノ酸を合成し、さらに尿酸の形で小分けにして蓄えてくれるのだ。” http://j.mp/sykMhS 『共生細菌の世界 したたかで巧みな宿主操作』成田聡子
・Nature Asia-Pacific ‏@NatureJapan
Nature Highlights: 乳脂肪は腸内細菌叢を変化させる http://nature.asia/LQinl4
・腸管免疫が肥満に影響する | Nature Immunology | NPG Nature Asia-Pacific http://nature.asia/PELE2t
・微生物を介してヒト肥満がマウスに伝播しうる 
・Nature Asia-Pacific ‏@NatureJapan
Nature ハイライト:ヒトの腸内微生物叢の遺伝的変動 | NPG Nature Asia-Pacific http://nature.asia/VvsbDc


・Nature Asia-Pacific ‏@NatureJapan
Nature Cover Story: さあ、競技を始めよう:薬や遺伝子工学はどうしたらスーパーアスリートを創り出せるのか、また、こうした技術は競技における機会均等を実現するのか
http://nature.asia/MthjC4
・遺伝子ドーピング万歳!@
http://wired.jp/2012/08/10/hooray-doping/
・Nature Asia-Pacific ‏@NatureJapan
「アスリートはどこまで超人化できるか?」ドーピングなどの違反行為の規制がなければ、科学は人間の運動能力の限界を打ち破ってしまうかもしれない。http://nature.asia/PPO3XU  Nature ダイジェスト10月号より #NDigest
・Corticosteroids and Musculoskeletal Adverse Events (Prescriber Update 2012;33(4):37-38) http://www.medsafe.govt.nz/profs/PUArticles/Dec2012Corticosteroids.htm …
・Erythropoietin doping in cycling: Lack of evidence for efficacy and a negative risk–benefit(Br J Clin Pharmacol~)http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/bcp.12034/abstract …
・「自由意志によるドーピング問題」をめぐる倫理間対話―なぜドーピングをしてはいけないのか―(体育・スポーツ哲学研究 33(1) P27-40,2011)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jpspe/33/1/33_27/_article/-char/ja
・「他者による身体所有」としてのドーピング問題―旧東ドイツにおけるドーピング問題の事例から― (体育・スポーツ哲学研究 31(2) P95-107 2009)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jpspe/31/2/31_95/_article/-char/ja
・薬学生のくすりとの関わり方とドーピングの認識 http://www.watarase.ne.jp/aponet/blog/130204.html …
・スポーツ少年と保護者のドーピングに対する意識(厚生労働科学研究 http://www.watarase.ne.jp/aponet/blog/130321.html
・@Scienceofsport 4分
4 elite female Olympians were "genetically male".This isn't new (see "Semenya"),but raises again a complex challenge pic.twitter.com/spIcx05tcY
・スポーツは健康のため? 独立行政法人産業技術総合研究所 https://www.jstage.jst.go.jp/article/johokanri/55/7/55_516/_pdf
・SPORTSPHARMACY http://sportspharmacy.com/



2-4-4 持久運動

・animalの語源はanima,息,魂.よって,無酸素運動が好きな奴は動物,っつーか生き物や無い(おいおい
・全身持久力の高い人と低い人を比べた場合、全身持久力の低い人は高い人よりも3~4倍死亡率が高かったという研究結果があります
http://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/exercise/s-04-004.html
・持久力に影響する要因
・持久力の基本は,筋力(出力,代謝反応速度,グリコーゲン貯蔵能力(3時間以上の運動ではあまり重要ではない?)),心肺能力(酸素摂取量,基質輸送速度,老廃物除去速度),機械的運動効率(筋脱力,柔軟性,各部重量(距離が伸びるほど支配的),各部長さ(てこ),)。+冷却能力,補給能力,意志力,恒温能力
・中枢神経系:疲労
・有酸素性能力:競技中競技後回復力:呼吸法
・無酸素性持久力:有酸素を優先させた方が全体的な能力向上は高い
・スピードの予備能力:制限因子 
・生体力学的効率・燃料を如何に効率よく使用するか
・意志力:「忌まわしいストップウォッチなんか気にするな。ランナーとは自分を相手に走るもんだ。自分の中のベストのものを相手にな。ありとあらゆる堕落を相手にしろ。おまえさんがほんとに凄いなら,神をも相手にだ。」(自分を敵にするのでなく,自分の中のベストを仮想敵にする)
意志力とは耐える力とは限らない。それを楽しむ力でもある。耐える,楽しむ,分泌されるホルモンは異なる。どちらがトレーニングに効果があるか
意志力は練習時に発揮されるものと,本番で発揮されるものがある.
練習時の意志力はホルモンバランスを変え成長を促進しうる,本番での意志力は脳の制限を外し通常以上の(短期的な)力を発揮させる.
・持久運動においては,1筋肉内の有酸素的代謝と酸素供給がバランスし,2筋肉内において発生した二酸化炭素生成速度と二酸化炭素除去速度がバランスし,3皮膚への血流が増大することにより発生した熱量と放散される熱量がバランスし,4ホルモンは産生部位から標的臓器へ輸送される.高い持久能力を持つには,これらが総合的に優れていなければならない.ごく短期的には主に1の能力が重要.短期的には1,2が重要.長期的には1,3,4が重要.いつでも代謝と酸素供給だけに注目すれば良いわけではない.(注:4は能力増強において必要なホルモンでなく,運動において必要なホルモン)
・Hargreaves, M. Physiological limits to exercise performance in the heat. J. Sci. Med. Sport. 11: 66-­‐71, 2008. https://d396qusza40orc.cloudfront.net/exphys%2FPDF%20files%2FMH-JSMS.pdf
・科学に佇む一行読書bot ‏@endBooks
”酵素COMTをコーディングする遺伝子の小さな変異が、健康な人間の苦痛に耐える能力(および苦痛に関する感情や感覚)に大きな違いをもたらす。” http://j.mp/suLueu  『ヒトは今も進化している 最新生物学でたどる「人間の一生」』ローワン・フーパー著
・鳥は渡りの前に十分太り,筋肉や内臓,心臓,血管を消費し軽量化しながら飛び続ける。渡りの寄港地で充分な補給ができなければ,その渡の群れは全滅する。
・持久走では脂質とタンパク質は同時に消費される。炭水化物の補給が充分でないと自身の体を自己消化してエネルギーを調達することになる。心臓,内蔵,筋肉,血管,代謝酵素などが食われ軽くなってゆく。内蔵各部に炎症が起き,弱くなった血管より出血し血球数は少なくなり,代謝や免疫は落ちる。回復には時間がかかる。
・The impact of resistance training on distance running performance.2003  http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/12762828
・Exercise Induces Hippocampal BDNF through a PGC-1α/FNDC5 Pathway http://www.cell.com/cell-metabolism/abstract/S1550-4131(13)00377-X  持久運動,マウス,神経保護遺伝子発現,認知能力向上


A 補給
・レース後については回復の項参照
・運動中の補給と筋肉の異化については筋肉の項参照
・レース前には中GI食物、レース中は中~高GI食物.
・ロングライドにおける限定要素はトレーニングよりもむしろ栄養 
・ロングライド前夜はしっかり食べ,2L程水分補給しておくこと。
・ロングライド当日の朝食を抜いてはならない。脱水予防のため500ml水分を取ること(効果絶大)
・朝食を抜くと体温が上がらない。午前かけてずっと0.5℃ほど低体温となってしまう。
・「レース中」ドリンクは、スクロースとグルコースが企業秘密の割合で混合され、クエン酸ナトリウム、マグネシウム、ビタミンB類、そしてカリウムが添加されていた。このドリンクには塩化ナトリウム(NaCl)は含まれておらず、代わりにクエン酸ナトリウムを使用している。
・スポーツ飲料などの有用性とその根拠は?
http://www.watarase.ne.jp/aponet/blog/120722.html#more-11448
・運動中に補給したエネルギーは,筋肉に優先的に供給される(重要なのに引用忘れた.筋グリコーゲンの回復という意味ではないはずだが確認とれない)
・自転車の燃費、CO2排出量
http://kz31.blogspot.com/2008/09/blog-post.html

・ロングライド中は30分200kcal,300mLを目安に補給。
・ざっくり運動中のエネルギー消費記録.運動前体内グリコーゲン約1500kcal→(-600kcal/h.低強度運動ならグリコーゲン消費約-300kcal/h)→1~3時間:体内グリコーゲン700kcal程度から疲労感→2~5時間:体内グリコーゲン0kcalハンガーノック.

・水分喪失速度は約1.5~3L/h,水分吸収は約0.8~1.3L/h(大体実体験通り)。ざっくり,約68キロのライダーが3%の脱水状態になるには、僅か45~60分の間、水分補給を取らないだけ。
・通常時の水分損失:
・通常時の水分補給:
・体液量の障害: 水分と電解質代謝 メルクマニュアル
http://merckmanual.jp/mmpej/sec12/ch156/ch156c.html
・喉の渇きには2種類ある。 循環血液量過多で喉が渇く場合は、発汗、呼吸、または出血が原因である。細胞外液と血液量が減少した時に起こる。浸透圧による喉の渇きは、細胞内液が減少する(つまり、溶質過多)ことで起こる。
・尿が透明な状態を維持できるように水分補給する。
・水分補給が充分でないと,数時間の運動後半高心拍となる.
・運動中の通常のスポーツドリンク補給は,冷却する目的では避けたほうが良い。
・5月-6月に、「やや暑い環境」で「ややきつい」と感じる運動を1日30分間、1-8週間実施すると暑さに強い体になります.1回に300~500mlの汗をかくような運動を数週間続けるだけで、血液量が200~300ml増加する.この程度の血液量の増加で体温調節能が20-50%も改善する
http://www.med.shimane-u.ac.jp/assoc-jpnbiomet/
・運動中、運動後には食道括約筋機能が低下する.できるだけ時間をかけて水を飲むことは重要である
・水分の摂取し過ぎにより低Na血症となっている割合が,ボストンマラソン時の調査で13%いたとされている.
最近では,口渇感に応じて保水すべきとの意見が主流となっている(自転車に乗っていると口渇感に頼ると保水が間に合わなくなりやすい.が,飲み過ぎてもいけない.保水量,補給Na量,運動量,強度,気温,湿度,電解質分泌量の変化,等,個々人が練習時の経験に応じて学びバランス取るしかない?.)
・マラソンランナーと低Na血症
http://syuichiao.blogspot.jp/2014/03/na.html?spref=tw
・低ナトリウム血症
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BD%8E%E3%83%8A%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%83%A0%E8%A1%80%E7%97%87

1000kcalのエネルギー代謝に必要なビタミンは,B1(糖質代謝)0.33mg,B2(脂質代謝)0.44mg,ナイアシン(B3)(ATP合成)5.5mgまたはトリプトファン330mg
・高強度運動前後は、ビタミンC,Eを補給すること。
・運動中は抗酸化作用重要。抗酸化ビタミンとされるものは,A,C,E。

・運動はフリーラジカルを発生させるが、共に、フリーラジカルを吸い取るさる(sop up)分子を合成もする。
・トレーニングは、その強度、頻度、時間などによって生体内のDNA損傷を促進させたり、抑制したりする。…鍛練者においては、運動後の白血球DNA損傷の増加率が低いことが報告されている。
http://www.taiiku.tsukuba.ac.jp/inst-hss/bulletin_pdf/25/1-11.pdf
・細胞内小器官であるミトコンドリアは電子伝達系において電子の受け渡しを行うが、常に電子の漏れを生じ、呼吸に用いる酸素分子の2%~0.2%が還元されて活性酸素種となる。
・活性酸素によりDNA,膜障害が起きるとされる.
・活性酸素種は・O2-.H2O2,1O2,・OH.
・活性酸素対応は,消去,生成抑制,損傷修復による.カルテノイド色素・グルタチオン,スーパーオキシドジスムターゼ・カタラーゼ・ペルオキシダーゼ,DNA修復酵素.(放射線もほぼ同じ.損傷程度とその回復機構トータルで結果が決まる)
・酸化ストレスをモニタリングするためのトランスジェニックマウスモデル
http://www.natureasia.com/japan/srep/highlights/srep00229.php
・Nature Asia-Pacific ‏@NatureJapan
【紫外線】日焼けのさらなる問題点 | Nature Communications | http://t.co/lMXoBHd3
・グルコース,ガラクトース,アミノ酸は,小腸において,能動輸送により吸収される.フルクトースは,小腸において,拡散により吸収される.
・スポーツ飲料などの有用性とその根拠は?
http://www.watarase.ne.jp/aponet/blog/120722.html
・カロリス仮説,活性酸素ストレス仮説など http://takeganka.exblog.jp/20402035/










3 総論

3-1 食事・睡眠

・週に8時間以上バイクに乗るようなら、食事の内容をそれに合わせて調整する必要があるといわれる。

A 炭水化物・脂質・タンパク質
・三大栄養素。とはいえ,三大栄養素は充分に補給されていることが多いため,重要だが注目する必要性は低い。
・視点を変えるため変わった考え方を記載してみる.
・炭水化物も脂質もタンパク質も,必須アミノ酸など一部除き基本的に体内で生合成できうるが,食事として補給したほうが体内の資源を使わないですむ.
・体内の生合成に頼りすぎると,その他体機能維持に必要な合成が低下しうる.結果,肌荒れ,免疫低下などが起こりうる(重要な機能には強いフィードバック機能があるものだからそう単純ではないが).
・食事として補給したほうが体にやさしいとはいえ,トレーニングの面から考えると,わざと特定の成分を不足(運動や食事により)させ,フィードバックを亢進させ合成の酵素活性を向上させておく意味もありうる.(カーボローディングなどはその理屈ですな)
・ベジタリアンが生きてゆけるのは生合成が発達した適応を起こしているから.また,必須微量成分は十分取られていること,腸内細菌が必要な成分を供給する適応を起こしていることも関係する.(VB12は注意して補給する必要はあるそうな)
・カーボローディング:肝臓と筋肉のグリコーゲンを消費しきった後で炭水化物を補給すると体内グリコーゲン量が一時的に増加する。引換に感染症に掛かりやすくなる。現在はこの方法はあまり用いられていない。試合2日前から高炭水化物食とする程度。(ちなみに効果については、実証されているわけではないそうな.)
・基本的に,ホエイプロテインは吸収が早い.カゼインは遅い.
・カゼインはその吸収の遅さから異化を防ぎやすい.タンパク質の吸収速度には限界があり,一度に多く取り過ぎても異化もしくは脂肪へ変わるだけである.
・小腸から門脈を通って吸収されたアミノ酸は多くの臓器に分配される。しかしながら,分布は均等ではなく,組織に固有の代謝の様子をみせる
http://www.sc.fukuoka-u.ac.jp/~bc1/Biochem/amino_met.htm
・砂糖はたばこ・酒と同じ「毒」課税提唱に米業界が反発|nature.asia/yXwCQm
・減量の項参照
・ボディビルダーの食生活
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/33058?page=2
「極端な脂肪不足はコレステロールの低下を招き、それによって男性ホルモンの分泌量が少なくなると、筋肉量が落ちる。そのため脂肪もある程度摂らねばならない。」

B ビタミン・ミネラル・他
・必須微量成分。重要だがその機能は,いまだ充分に判明しているとはいえない。
・こまめに少しずつ,必要に応じて,できれば食品から,が基本.
・日頃の食事で、ビタミンB1・B2やカルシウム・ビタミンC,鉄,カルシウムなどが不足しがち
・ビタミンB1は糖質代謝の促進、疲れた時、糖分とB1を摂ると疲れがとれることがある。不足すると食欲不振、消化不良、脚気、多発性神経炎、便秘などを引き起こす。運動能力も低下する。
・B2の欠乏症は口角の亀裂や唇の剥離、舌の炎症、皮膚炎になりやすい。
・ナイアシン(B3)の心血管疾患予防効果は証明されず
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/series/cvd/201304/529891.html
・◇ニコチンアミドやそのメチル化代謝物は線虫寿命を延ばす
ヒストン脱アセチル化酵素・サーチュイン(Sirtuin)の寿命延長作用はサーチュインを介してNAD+から生成されうるビタミンB3(ナイアシン)代謝産物・ニコチンアミド(NAM)のメチル化に依存しており、NAMやそのメチル化産物MNAはサーチュインがなくとも活性酸素種(ROS)生成促進を介して寿命を延長しうることが線虫の実験で示されました。http://www.biotoday.com/view.cfm?n=59236
・VB6過剰摂取について.Zenuwschade na gebruik zonder recept verkrijgbare producten met Vitamine B6
http://t.co/cq4hLgpLcd
・ビタミンB12欠乏症は、潜在的に深刻で不可逆的な障害を脳と神経にもたらしうる。通常よりもわずかに不足しているレベルでも、疲労、抑うつ、物忘れのようなある程度の症候が現れることがある.ミエリンの崩壊によるが,メカニズムははっきりとはわかっていない。亜急性の中枢神経と脊髄の複合した崩壊が引き起こされる。葉酸が十分に存在して貧血が発生していなくとも、原因が何であれ、ビタミンB12欠乏症はニューロパチーを引き起こす
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%82%A2%E3%83%8E%E3%82%B3%E3%83%90%E3%83%A9%E3%83%9F%E3%83%B3#cite_note-nih-1
運動している者は、ビタミンAを通常の2倍、B1を5倍、B2を3倍、Cを3倍、鉄を2倍、摂る必要がある。といわれる。
・脂溶性タンパク質A,Eは摂り過ぎてはいけない。逆に抗酸化作用を低下させるとの結果がある。 (特にビタミンAでは死亡リスクあり)
・ビタミンCは摂取後5時間で失われる。摂取上限量は無いとされている。
・ビタミンCは500mg/日でプロオキシダント作用を示すとされる.(吸収率や消費量に個人差,環境差があるから,充分量の見積もりはなかなか難しいところだ.)(ガンの治療方法として,大多量のビタミンC(数十g単位)を投与する方法がある.これは,ビタミンCのプロオキシダント作用により,がん細胞を殺す方法であるとされる(癌細胞は解糖系が亢進しているが,酸化的リン酸化を活性化させるとアポトーシスを起こし死にやすくなるようである.まだあまりエビデンスはないようだが理論的には可能性がありそうであり興味深い.).持久運動がガンに効くことがあるのは,これに類似した機構であるといわれる.)(癌細胞は解糖系が亢進している.これを利用し,低糖補給によりガンを減らす治療法もある.これも持久運動と関連する.こちらは心臓や脳にもダメージくるのでないかなーと個人的には思う.)
・◇低酸素で癌細胞が動き出す
 腫瘍内にしばしば生じる低酸素環境で活性が高まる低酸素誘導因子(HIF)はRhoファミリーに属するRHOAとROCK1遺伝子転写を促し、浸潤性癌細胞表現型を支える細胞骨格変化をもたらすことが示されました。 http://www.biotoday.com/view.cfm?n=60562
RhoAやROCK1のmRNAレベルが高い乳癌患者は死亡リスクが高いことも確認されています。(終)
・ビタミンCは一度のストレスで枯渇しうる.
・ビタミンCの吸収排泄は遺伝子多型の影響を受け個人差が大きい。
・ビタミンCは下垂体で濃度が高い
・ビタミンCは熱に弱く酸化しやすいが錠剤で安定。デンプンで熱安定性上昇。
・ビタミン類は経口で直接摂取することだけでなく,多くは腸内細菌の代謝によっても供給される。腸内環境の改善は栄養改善にもつながる。 
・ビタミンCが不足すると,捻挫、肉離れを起しやすくなる
・ビタミンCは関節の強化に不可欠
・ビタミンCやEサプリメントは持久運動への細胞順応を妨げうる
 http://www.biotoday.com/view.cfm?n=61063
・ビタミンDの不足は筋損傷を引き起こしやすくする.
・@bot_obio
長寿者の子孫の血中ビタミンD値を測定したところ、対照群に比べて有意に低いことが、ライデン大学の研究でわかりました。加齢に伴う疾患発症や死亡率の増加イコール血中ビタミンD低値というこれまでの認識に疑問を投げかける結果です。
・‏@NatureJapan
Nature Reviews Endocrinology:ビタミンD と日光が健康に及ぼす有益な影響:D-bate | 臨床研究 ゲートウェイ http://nature.asia/10vsAfM
・Vitamin D: Are We Ready to Supplement for Breast Cancer Prevention and Treatment? http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3600307/ …
・カルシウムを補給しても骨密度は上昇しない.加えて刺激が必要.
・骨の重さは数kg単位の個体差がある.持久走では骨の重さがクリティカルとなることがありうる.
・抗酸化物質だけを大量にとると酸化促進物質として溜まることがある
http://intmed.exblog.jp/12809477/
・@NatureJapan ビタミンEは骨に悪い (Nature Medicine): NPG Nature Asia-Pacific nature.asia/xqV17Y
・細胞に見つかった新たな抗酸化物質 (Nature Communications): NPG Nature Asia-Pacific: http://bit.ly/IjzNSe via @AddThis
・The antioxidant paradox: less paradoxical now? http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/j.1365-2125.2012.04272.x/full 
ポリフェノールなどの抗酸化物質は、体内の活性酸素による酸化ストレスが引き起こす疾患の予防・治療に役立つとされ、注目を集めています。しかし著者によると、活性酸素がいくつかの疾患の原因となっていることは確からしいのに、これまでの多くの研究は、人が大量の抗酸化物質を摂取してもほとんどあるいは全く予防・治療効果がないという結果を示していて、これは「抗酸化物質のパラドックス」と呼ばれているそうです。著者は過去の研究に基づき、このパラドックスが起こる理由を検討します。
http://www.wiley.co.jp/blog/health/?p=1758
・補酵素Qは、細菌から哺乳類まで広く生体に分布する必須成分であり、生体内の細胞中におけるミトコンドリアの電子伝達系構成成分として知られている。
・慢性疲労を防ぐためビタミンと鉄は欠かさない 。
・食後のコーヒー,お茶は,鉄の吸収を妨げると云われる(対抗意見もあり)
・ある特定の病気においては,特定のビタミン摂取により悪影響を受けることがある。持病を持つものは医師に相談すること。
・旬のものを種類多く食べるのが基本。基本的には,食物の栄養価は,その旬の時期に基本的に高い。有機栽培かどうかは関係ないようである。
・主に生合成で作られる成分を外部から頻繁に多量に摂取すべきではない.たとえば,男性ホルモンを頻繁に多量に摂取すれば自身の男性ホルモン産生能が減少し女性化を招く,クレアチンを頻繁に多量に摂取すれば自身のクレアチン産生能が低下し動かない筋肉となってゆく.フィードバックがあることを無視してはいけない.
・タンパク質とミネラルの挙動を同時にイメージング-ミネラル欠乏症などを解明する新たな研究手法に期待- http://www.riken.go.jp/pr/press/2013/20130502_1/


C 減量
・減量を試みる際には,栄養失調とならないように,よくその理論をつかんでおくこと。カロリー計算だけで減量していては悲惨な結果を招きかねない。非可逆的なダメージを受けることもある。
・減量において、糖のカロリーと他のカロリーは区別する必要がある。
・消費エネルギー×効率―摂取エネルギー×効率∝減量(水分重量,グリコーゲン保存重量,タンパク質重量,脂質保存重量)
・低炭水化物,高脂肪,高たん白質の食事は食欲を低下させる。
・血糖値を上げやすい食事はインシュリン分泌を促し,脂質合成を促進させる.

・食事量制限する場合は,3日をセットとする。2日食事量を減らしたら,1日は普通に食べ,代謝が飢餓モードに入ることを防止すること。1日食べ過ぎたら次の2日の食事量を減らせば良い.
・食事後も血糖値があがるまで空腹は続く。食事後15分待ちまだ空腹であればさらに少し(非運動時炭水化物15g程度)食べる方法をとれば,食べすぎを防ぐことができる(糖尿病の人の食事方法)。空腹に任せ一度に食べると食べすぎとなりやすい。食べ過ぎた分は大体脂肪となる。
・朝食を摂る人は摂らない人より午前中のエネルギー消費が多くなる。
・高炭水化物、高脂肪の夕食を夜7時以降に摂取しないこと。炭水化物の摂取は脂肪酸とインシュリンのレベルを上昇させ、HGHを阻害する。(とはいえ炭水化物0にすると眠りが浅くなるなど問題有り。控えめにする程度が適当と思われる)
・[新着記事]長年の粗食信仰が生んだ誤解40歳で栄養失調になったテレビマン - 働き盛りのビジネスマンを襲う 本当に怖い病気
bit.ly/u7LKnr
・血糖コントロールには有酸素運動、減量には有酸素運動+無酸素運動が効果的:日経メディカル オンライン
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/gakkai/wdc2011/201112/522731.html
・運動において脂質分解50%とする.この時,1時間の運動で脂質分解300kcal/h=約40g/h.1月1日1時間運動すると,脂質分解約1.2kg/月・30h.1度に30時間運動すると終始調整が困難となるのでこの計算どおりにはならない.糖質補給が多すぎても少なすぎても脂質は計算どおりに減らない.前記脂質分解約1.2kg/月・30hを達成するためには基礎代謝+300kcalの糖質補給が必要.
・リラックス状態は細胞を増やす http://t.co/BS66soD6 「座りきりや、寝転んでいる状態にあると、前駆脂肪細胞(脂肪細胞の元)が脂肪細胞に変わるペースが加速され、さらに多くの脂肪を作り出す」
・エリスロポエチンは肥満も抑える (Nature Communications): NPG Nature Asia-Pacific: http://bit.ly/uSMrGu via @AddThis
・The fastest way to lose weight is on a medically-supervised very low-calorie diet (VLCD). On a VLCD, patients consume 800 calories per day, which is the minimum amount of energy the average person can take in without damaging his or her health.
http://www.active.com/running/Articles/How-to-Lose-Weight-to-Train.htm?cmp=17-2-1939
(1日1800kcal消費としてそのうち糖質消費50%で900kcal.糖質だけで考えればたしかにこれぐらいが妥当か.糖質補給量をコレ以下にすると運動しなくとも必要な糖質量に満たなくなり大きく筋分解が起きるだろうし,同じ理由で脳にもダメージが出るだろう.長期的なコレ以上の糖質制限は危険と思われる.)
・『http://Amazon.co.jp:ギャル曽根流 大食いHAPPYダイエット』 (すごいインパクトだ…タイトルが)
・@NatureJapan 『肥満』特集号が刊行されました|中国薬理学会公式ジャーナルAPSの今月号を是非ご閲覧ください。 nature.asia/y2GLdf
・@NatureJapan Nature掲載論文に関する記事です。【朝日新聞】太る仕組み解明へ一歩 脂肪感知役遺伝子の働き特定 京大など nature.asia/wqhFHg |元論文はこちらから→nature.asia/yTTdxY
・@m3com_editors【今週の注目ニュース】「なぜ日本人は軽い肥満でも糖尿病になりやすいのか?」そのヒントとなる発見がありました。日本人特有の肥満遺伝子を同定→ bitly.com/w6sKBX #m3com
・@dol_editors [注目記事]“ナイスバディな未来”を期待させる魔法の定冠詞「○○だけエクササイズ」がこれほど流行る理由 - 消費インサイド bit.ly/wHcI7o
・WIRED.jp ‏ @wired_jp 【第1位】人はなぜ食べ過ぎるのか──米国の肥満問題は深刻であり、米食品医薬品局は「抗肥満薬」を認可する見込み。一方、過食傾向のある人は実は食物から得ている快感が少ないという http://go.wired.jp/GVO9KG #wired_jp
・Nature Asia-Pacific ‏ @NatureJapan
naturejapanjobs - 特集記事: 脂肪センサーの遺伝子変異が、肥満の原因となりうることを発見! http://nature.asia/IrCSmI (京都大学)
・新しい神経細胞が肥満の原因? (Nature Neuroscience): NPG Nature Asia-Pacific: http://bit.ly/IjA2wN via @AddThis
・Nature Asia-Pacific ‏ @NatureJapan
【代謝】エネルギー代謝に対する食餌の影響 (Nature Communications): NPG Nature Asia-Pacific 
http://www.natureasia.com//ja-jp/ncomms/pr-highlights/1672
・肥満のメカニズム 4.エネルギー代謝調節機構―UCP を中心に http://jams.med.or.jp/symposium/full/124062.pdf
・(次のような食事方法が良いか.1日消費1800kcalとして,脂質代謝効率50%の生活をするとする.このとき,1日糖質補給量を900kcalとし,次のように分割する.朝7:00 400kcal,昼12:00 200kcal,(昼15:00 100kcal),夜8:00 200kcal.糖質はこの補給タイミング以外には補給しない.糖質以外は,糖質の補給タイミング以外にもに適度に補給して良いとする.月1,2回は,1日の補給回数を減らし空腹時間を伸ばす(1日トータルの摂取カロリーは変えない).運動時はグリコーゲン消費量分,運動前に補給する.*頻繁に糖質補給しすぎると,脂質代謝効率が落ちる.*空腹状態にすると筋分解が起きるが,1日3回の食事を1日1回にする程度では顕著な差は出ず,空腹状態にすることによるメリットが勝ると考えることができる.ただし,フィードバックを考慮に入れると定常状態として空腹状態にスべきではないと考えられるので,1日1回食は,月1,2回程度とする.・・・結局こりゃ,普通の伝統的な食事方法だな・・・)

・スポーツ選手にみられる“アノレキシア・アスレティカ”という摂食障害.スポーツ拒食症
http://en.wikipedia.org/wiki/Hypergymnasia

・腸のルート変更で血糖値を下げる | Nature Medicine | NPG Nature Asia-Pacific:  http://www.natureasia.com/japan/highlights/details.php?id=1821#.T7m3gVD4H8w.twitter
・同一カロリーならば、1日2食の方が6食より体重、空腹時血糖、血中C-ペプチドが減少?http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/gakkai/ada2012/201206/525468.html「2型糖尿病患者にカロリー制限を行う場合、血糖上昇やインスリン放出の抑制を狙って、1日の所要カロリーと栄養素を多くの回数、例えば1日6回に分けて摂取するように指導するという考え方がある。しかし、Kahleova氏らの結果は逆に1日2食の方が有効という成績であり、どちらが妥当か今後議論になりそうだ。」
・日経メディカル オンライン ‏@NMonl 「食事の最初に野菜」で食後血糖の変動は減少 http://nkbp.jp/MIK7rH #NMonl
・日経メディカル オンライン ‏@NMonl 毎日朝食を摂る人は週3回以下の人より2型糖尿病リスクが34%低い http://nkbp.jp/LRergO #NMonl
・Nature Asia-Pacific ‏@NatureJapan
Nature Highlights: 栄養摂取に新たな次元 http://nature.asia/MBnZzN
・WIRED.jp ‏@wired_jp
【NEW】やせるための運動は、1時間より30分の方が効率的!? http://go.wired.jp/SQqm3K  #wired_jp
・University of Maryland、アーミッシュ由来の試料から肥満とメタボリックシンドロームに関連する腸内細菌を同定:  米University of Maryland、医学部の研究チームは2012年8月15日、ヒ... http://nkbp.jp/NPMBUu
・有機野菜で健康になれるというエビデンスは乏しい。http://annals.org/article.aspx?articleid=1355685 …
・@wired_jp
「貧しいから太る」:肥満は新たな栄養失調 http://bit.ly/TsAiBU  #wired_jp
・Nature Asia-Pacific ‏@NatureJapan
| Scientific Reports | 注目の論文:肥満による小胞体ストレスが脂肪組織での慢性炎症を引き起こす(広島大学大学院 医歯薬保健学研究科 分子細胞情報学) http://nature.asia/TbMNQV
・脂肪→過度な脂肪→アディポネクチンなど有用サイトカイン分泌低下→TNF-α,PAI-1など炎症性サイトカイン分泌向上.
・白色脂肪細胞の一部褐色化.
・食べ過ぎは褐色脂肪を窒息させる
食べ過ぎによる栄養過剰は血管を減らして褐色脂肪組織(BAT)を窒息状態にし、ミトコンドリア損失を招いてBATの白色化-脂肪酸燃焼能や熱生成能の消失-をもたらしうることがマウス実験で示されました。
 http://www.biotoday.com/view.cfm?n=62254
・◇満腹感の促進は自己免疫疾患も促しうる
食欲亢進視床下部神経の抑制は自己免疫疾患発現傾向を高めうることを示したマウス実験結果が発表されました。
 http://www.biotoday.com/view.cfm?n=56200
利用可能エネルギー減少シグナルに対する食欲促進視床下部ニューロン反応が低下すると調節性T細胞(Treg)の胸腺での生成が障害されてCD4+ T細胞がより活性化し、多発性硬化症等の自己免疫疾患の発現傾向が高まりうるという結果が得られています。満腹感促進薬による体重低下は自己免疫疾患を増やしてしまうかもしれないと著者は危惧しています。(終)
・現にやっていることだけで体重を減らす1枚のシート http://readingmonkey.blog45.fc2.com/blog-entry-423.html
・◆ 【肥満】悪いのはフルクトース Nature Communications
Nature Communications, 2013年9月11日
砂糖の消費によって肥満とメタボリックシンドロームが起こる機構が、新たに明らかになった。マウスを用いた今回の研究では、肝臓でのグルコースからフルクトースへの代謝的変換が、グルコース誘導性の肥満、インスリン抵抗性と脂肪肝の発症における重要な段階であることが示唆されている。
http://forcast.emailalert.jp/c/aji9achKtw28gJao
の話も出ていましたね
・BMIが高いまたは低い東アジア人は心血管死リスクが高い http://www.biotoday.com/view.cfm?n=59292
・大阪医薬品協会会報778号「(脂肪について)体重が増えていくときや体重が横ばいのときは、余りいい細胞はとれません。1ヵ月ぐらい必死でスポーツクラブで走って減量してすると、非常に生きのいい細胞がとれることがわかりました。コールドラン(空試験)ということで、私もまだ細胞をとられているのですが、スタッフから「先生、1ヵ月後にコールドランしますから、今日から毎日走って下さい」といわれています。」「脂肪は結構おもしろくて、ぴちっとした服を着ていると太らないのです」


C1 低カロリーの話題
・飢餓状態が動物の通常の状態という考え方がある。
・カロリー摂取制限(65~70%カロリー摂取)により,sirturin(類似ポリフェノール,レスペラトロールなど)活性上昇。加齢性の多くの病気改善効果あり.(サーチュインは一時流行りましたが今どうなっているのか.ペンギン,マウスには臨床効果が高かったがヒトでは低いって話までは聞いた気がするけど)
・パレオダイエット(肉、魚、果物、野菜などの石器時代の食生活)は
・・分岐鎖アミノ酸(BCAA)の摂取量が上る。筋肉の発達と同化機能に効果がある。持久力を必要とし激しいトレーニングを積むアスリートの免疫抑制を防ぐ。
・・オメガ6系脂肪酸対オメガ3系脂肪酸の比率が減る。アスリートの筋肉回復力を促進すると同時に筋肉組織の炎症を抑える。アスリートたちによくみられる喘息症状にも効果がある。
・・体内の酸性度が低下する。筋肉のタンパク合成に刺激を与えながら骨や筋肉のアシドーシス(酸血症)による異化効果を減らす。これは、年齢を重ねるごとに重要になってくる。
・・栄養素の確認がしやすい。ビタミンとミネラルは健康に必要な栄養素であり、トレーニングにおいては長期間にわたる回復期に必要である。最も栄養素密度の高いのは野菜と魚介類。平均して野菜は穀物の2倍近くの栄養素密度を持っている。
・パレオダイエットは現代の人間の食生活の平均よりもビタミンC、食物繊維、カルシウム、鉄、葉酸、必要な脂肪酸が大変豊富である
・[新着記事]ご飯・パンを抜くのが人類本来の食事法 - 主食をやめると健康になる http://bit.ly/uyQ8hb
・m3.com編集部 ‏ @m3com_editors
「お昼の医療ニュース」話題の糖尿病食事療法「糖質制限食」、長期に継続した場合は安全なのか、問題が起こるのか…専門家2名が語ります(臨床賛否両論) http://bitly.com/H71Na6 #m3com

・m3.com編集部 ‏@m3com_editors
【お昼の医療ニュース】低炭水化物ダイエットご用心 時折ブームになりますが心筋梗塞等の疾患発症リスク高まるとのこと。 http://bitly.com/Mg9orH #m3com(これかな?前向きコホート.Low carbohydrate-high protein diet and incidence of cardiovascular diseases in Swedish women: prospective cohort study
BMJ 2012; 344 http://www.bmj.com/content/344/bmj.e4026)
・壊れたハートを修復する方法: 心臓再生は正しい方向に進んでいるのか?
Is heart regeneration on the right track?       pp412 - 413
Christine L Mummery and Richard T Lee
doi:10.1038/nm.3158
・「カロリー制限」で寿命は延びるのか:最新研究から http://wired.jp/2012/08/31/calorie-restriction-monkeys/ … @wired_jpさんから
・低カロリー食は長寿命を保証しない | NPG Nature Asia-Pacific http://nature.asia/Np5Zdx
・Nature Asia-Pacific ‏@NatureJapan
Nature Highlights: カロリー制限と腸 http://nature.asia/MXk6RA
・Nature Asia-Pacific ‏@NatureJapan
Nature Cover Story: 空腹痛:栄養不良が腸疾患につながる仕組み http://nature.asia/NvIik8
・Nature ハイライト:初期のヒト族の食生活 | NPG Nature Asia-Pacific http://nature.asia/QuktWy
・飢餓状態において抗癌剤の副作用が低下したという報告がある。
・@endBooks ”死亡前の患者さんが飢餓状態の場合には、腐敗進行が非常に遅くなります。逆に、太ったご遺体や糖尿病のあったご遺体では、腐敗が早く激しくなります。” http://j.mp/rEmLEm  『死後の処置に活かすご遺体の変化と管理』伊藤茂
・高タンパク質ダイエットのリスク―長期的にダメージも
http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702303565804579432310639070136.html
・過半数の医師が「糖質制限」を支持
http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/mem/pub/series/1000research/201407/537393.html
こういうものは非支持意見が参考になる.
「・実践している人を見ると、 イライラしている人が多いような印象を受ける。(40歳代勤務医、心臓血管外科)
・やはり患者主体でさせると過度の制限によりサルコペニアを招くことが危惧される。(20歳代勤務医、循環器内科)
・糖質制限をすると食後の腹もちが悪くなり、そのため間食をして、かえって脂質と塩分を摂取して糖尿病を増悪させる症例を認めます。また、糖質制限をするのなら、果物の摂取制限に限っては有効と考えます。(60歳代勤務医、総合診療・一般内科)
・特にSGLT2阻害薬が発売されたため、糖質制限を行っている患者に対し注意が必要。(50歳代開業医、総合診療・一般内科)」
・糖質制限は体に良いのか http://georgebest1969.typepad.jp/blog/2014/10/%E7%B3%96%E8%B3%AA%E5%88%B6%E9%99%90%E3%81%AF%E4%BD%93%E3%81%AB%E8%89%AF%E3%81%84%E3%81%AE%E3%81%8B.html


C2 高カロリーの話題
・いまさら?
・白米の摂取量が多いと2型糖尿病リスクが上昇 http://nkbp.jp/GPxMlf #NMonl
・@WSJJapan 進む米国人のフライドポテト離れ 最新の調査でわかった傾向とその理由 - http://WSJ.com  http://on.wsj.com/WDuZS3



C3 その他食事
・一般に,調理すると吸収速度は向上する.
・食べずに死んだ者は多いが、まずいものを食べて死んだ者はいない。(多分
・加熱してから混ぜるよりも、混ぜてから加熱する方が難しい。
・まずい食材はない。まずい料理があるだけだ(ミッシェル・サラゲッタ)
・イギリスには二つのソースと三百の宗教がある。フランスには二つの宗教しかないが、三百を超えるソースがある(タレーラン)
・三度炊く 飯さえ硬し軟らかし 思うままにはならぬ世の中(北大路魯山人)
・火が水に服従し、砂糖がとけるのを待たなければならない(ボーヴォワール)
・まずサラダより始めよ
・玉村豊男 料理の四面体 中公文庫.「「刺身はサラダである」」
・玉村豊男 男子厨房学(メンズ・クッキング)入門  中公文庫





D 睡眠
・能力の増強は主に睡眠時起きる
・運動時間よりも睡眠時間が少ない場合,トレーニング効果は低い。かえって弱くなるとの意見もある。 
・睡眠時間は9~10時間必要とされる。ツールでの新城選手の睡眠時間は11時間半。
・トレーニングと同じぐらい睡眠は重要。 
・急性睡眠不足時はコントロール群に比して安静時から心拍数と酸素摂取量(VO2)が、安静時、ウォーミングアップ時、嫌気性代謝閾値(AT)時、最高運動負荷時のいずれも有意な低値を認めるものの、運動時間には差がなかった…急性睡眠不足時の運動は、最大運動能力が保たれているものの、それ以外の指標については低下しており、このような状態でのトレーニング効果は少ないと考えられる。
http://fifss.seesaa.net/article/160792285.html
・慢性睡眠不足ではストレスホルモンの反応性が低下し運動耐容能が低下してくると考えられている。
http://fifss.seesaa.net/article/160792285.html
・@bot_obio
寝る子は「脳も」育つようです。東北大が健康な5~18歳の子どもを調べたところ、睡眠が10時間以上の子どもは6時間の子どもより、海馬の体積が1割程度大きいことが判明しました。海馬は記憶や感情に関わる脳の部位です。
・@NatureJapan
Nature Neuroscience:加齢に伴い睡眠と記憶が失われる #ノンレム睡眠 http://nature.asia/14m7jnL
・Target Sleep Loss to Prevent and Treat Diabetes and Obesity?
http://www.medscape.com/viewarticle/822502
(The metabolic burden of sleep loss
http://www.thelancet.com/journals/landia/article/PIIS2213-8587(14)70012-9/fulltext)



3-2 トレーニング

・劣化でき,さらに再び向上できるとは,適応能力が高いということである。ある環境に対する通常の生活がトレーニングとなり適応を起こす。継続こそトレーニングの本質である。トレーニングとは生活習慣を変えることである.
・「人が習慣をつくり、習慣が人をつくる」シェークスピア
・「人間はただ眼前の習慣に迷わされて、根本の原理を忘れるものだから気をつけないと駄目だ」夏目漱石 吾輩は猫である.
「手段の完ぺきさと、目的の混乱。この2つが、私たちの主な問題に見える」アインシュタイン
・”Be careful of your thoughts, for your thoughts become your words; Be careful of your words, for your words become your deeds; Be careful of your deeds, for your deeds become your habits; Be careful of your habits; for your habits become your character; Be careful of your character, for your character becomes your destiny.”Mother Teresa.(Agnesa/Antigona Gongea Boiagi)
"Motivation is what gets you started. Habit is what keeps you going."-Jim Ryan
・@bot_obio
素人でも訓練によりプロ棋士と同じ直観的思考回路を持てるようです。理研らの研究で直観的思考は継続的な練習の積み重ねで養われることがわかりました。今後、訓練のやり方を工夫することで、直観的思考回路の発達を促す効率的な手法の開発が期待されます。
・習慣を成り立たせるものは、真面目さや根性ではない。楽しさでもない。ただ、何も考えない愚直さだ。
・ネコのトレーニングは難しいと聞いていた。そんなことはない。我が家のネコは僕を2日でトレーニングした。 ―ビル・ダナ

・習慣を変えるには
0日 知る:悪習慣に陥るきっかけを知り,行動を変化させ,習慣を改善させる.
1~7日 反発期:やめたくなる 挫折率40% 対処:短く,簡単で良いので,とにかく続ける
8~21日 不安定期:振り回される 40% 対処:仕組みを作る
22~30日 倦怠期:飽きてくる 20% 対処:変化をつける 
・今度こそ、続けよう→3日坊主にさよならする技術
http://readingmonkey.blog45.fc2.com/blog-entry-520.html
優先順位,時間,目標,標的行動,行動記録,修正補完

良い服を買いなさい.良い服を持てば,自然に外に出るものですよ.

・Two old men were packing their golf bags ready to leave for a round at the golf club when one of them noticed a funeral procession passing by. He paused, straightened his back and removed his hat in a gesture of respect.
"That was very good of you, John," said his partner, "I never realized you were so respectful."
"Its the least I can do," said John, "It would have been our fortieth wedding anniversary next Tuesday.
・A couple met on a golf course, and fell in love. A few weeks later, the guy said. "Its only fair to warm you, Im a golf nut. I live, eat, breath, and sleep golf."
The lady said, "Since we are being honest here, I have something 2 tell you, Im a hooker."
The guy looked down to ground, and thought for a minute, and then looked up and said, "Its probably because youre not keeping your wrists straight when you hit the ball."

・目的とする競技を行うことが最も基本的で適当なトレーニングである.ただし,他のトレーニングを組み合わせることで,トレーニング効果を大幅に増大させることが出来ることがある
・ある特定の能力だけを伸ばしても,競技に役に立たないことは多い.例えばマラソンにおいては,持久力がいくら優れていても速筋が少なければスピードが足りず勝利はできない.また,酸化的リン酸化能力がいくら高くても,酸素運搬能力が低ければなんの役にも立たない.
・トレーニングの基本は,運動・栄養・休養(睡眠)。運動のみとなりがちだが,栄養・休養(睡眠)の効果は運動と同じぐらい大きい。
・そのときの最高のコンディションで,最大のトレーニングを積むと,能力は向上しやすい.最高のコンディションを整えるためには,休養と栄養がとても重要である.筋肉痛,睡眠不足などの状態におけるトレーニングは,トレーニングの効果を減少させる.
・ストレス応答で能力は向上する.だが,どの基質においても同じように応答するわけではない.負荷を与えるべき基質と与えるべきでない基質が存在する.それは理論より判断する.

・トレーニングのように充分理論化されていない,個体差が大きい,実験的事実からなる事項は,万人に完全に適応できるものではない。結果→理論は個人的であり真だが,理論→結果は一般化されるため真ではない。
・生体における反応には,大概,フィードバック抑制がある.これを無視すると何も解らなくなる.
・トレーニングに影響を与える酵素も遺伝子も多々ある.
そしてお互い競合し共同する.単一の機能しか持たない酵素も遺伝子も実は少ないと「みなしておいたほうが」良い(酵素は1つの反応しか起こさないことになっているが(実は例外はある),その反応に伴う副反応により様々なフィードバックが起きるため,見かけ上ひとつの酵素が様々な作用を及ぼすように見える).
・実用的な理論化に必要なのは,それが何かではなくて,それらがどう相関し,発現量がどれほどであって,ある状況下でどれほど「定量的に」重要かである.

・指導者は,一般化された理論を元に,指導する特定の個体への理論の適用を考慮し,実践,検証し,効率的に考え指導する.やっていることは医師と同じ.その効果は,究極的には,指導された個体にしかわからない.トレーニングの主体は自分だ.
・良い選手が必ずしも良い指導者とならないのは,理論とは何かという理解が不十分なため,また,個体への実証について自己の経験の重く見すぎてしまうため,と考えられる.自己の経験が一般化できる場合であった場合には,あまり考えずとも良い指導者になれる可能性はある.個体適用可能性を考えないのであれば,万人にとっての良い指導者には成り得ない.

・厳しい教師が優れた成果を上げるのはなぜか http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702304827404579106511854921736.html
「1. 多少の痛みなら子どものためになる 2. 基礎訓練が大事 3. 失敗してもかまわない 4. やさしいより厳しいほうがいい 5. 想像力は習得できる 6. 根性は才能に勝る 7. ほめると人は弱くなる 8. ストレスは人を強くする」

・体力―身体的要素―行動体力―体格,筋力,敏捷性,持久力,パワー,平衡性,柔軟性,協調性
―防衛体力―器官組織の構造,温度調整,免疫,身体的ストレス抵抗力
―精神的要素―行動体力―意思,判断,意欲
―防衛体力―精神的ストレスに対する抵抗力

・トレーニングの原理:オーバーロード,特異性,可逆性,適時性
・トレーニングの原則:全面性,意識性,斬新性,個別性,反復性
・収穫逓減の法則

・トレーニング理論の歴史の第一項
・ドイツ・ライプチヒ学派トレーニング科学の成立過程に関する基礎的研究 http://www.naruto-u.ac.jp/repository/file/75/20110920135628/KJ00004125508.pdf

・人の体は,動くことによって正常な働きを示すようになっている.
・無重量環境では,体液シフト,末梢血管抵抗の減少,一回拍出量の増加,心拍数の減少,体液量の現象,が起きる.(ごろごろ生活することは,このような適応をするためのトレーニングとなってしまう)

・ニューズウィーク日本版 ‏@Newsweek_JAPAN 4月16日
「我慢」と「頑張る」はスポーツや教育に必要か http://www.newsweekjapan.jp/column/tokyoeye/2013/04/post-666.php …
・http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Watcher/20130823/499762/?ST=management&P=1「こういう言い方をしたらいけないのかもしれないが、結局は生まれつきですよ。できる人に機会を与えれば、自分でできるようになる。できない人にいくら懇切丁寧に教えても、できる人にはならないね」「これは情報システムに限ったことではない。さらに時が過ぎ、筆者は情報システムの世界から一時離れ、企業経営の世界を取材する機会に恵まれた。大きな決断をして成果を上げた経営者にインタビューをすると、決断に至った経緯や理由を教えてくれる。話の筋は通っているものの、「そういう決断内容をなぜ思いついたか」という点が分からないことがある。場数を踏むと取材技術は向上するので、ああでもないこうでもないと経営者に迫っていくと本音が聞けた。「こう言ってはまずいけれど、結局はカンだねえ」。かなりの数の経営者が、これに近いことを言ってくれた。」

A 技術
・付けた筋肉を有効に活用するには,その動きに必要ない筋肉をいかに脱力させるか,が重油となる。筋力を増強させるよりも,脱力を上手く制御したほうが,出力は上がりやすい。技術系のスポーツはそれを覚えるために行う。基本は「末端は脱力,体幹は剛力
・筋肉と神経参照
・ひこーきはばらんすをたもちとんでいるんだよ。せんとうきはばらんすをくずしとんでいるんだよ。
・出力と脱力の方法と,重心をどこに持っていくか,が,全ての技術におけるクリティカルな点.出力と方向と重量のコントロール,モーメント.(運動するものは飛行機でも自動車でも同じ)
・俵上げ.昔の農村における成人の儀式の一つ.13歳ぐらいで1俵(約50kg.ほぼ体重と同じか体重の2倍程度)の俵を持ち上げ運ばなければならない.その方法は次の通り.1.倒れている俵に抱きつき一体化する.2.できるだけ腰を低く保ち,自分の体ごと体重を載せて後ろに倒れこむ.3.俵がたったら俵の重心より下に体の重心を入れ,丹田を意識し(=体幹を使い)股関節をを伸ばすように立ち上がる.4.俵と一体化した上体を移動したい方法に傾けると,体の重心と俵の重心の位置がずれ,そのずれた方向に歩こうとしなくとも移動できる.ここでポイントは,俵の自重自体は骨で支えていること,力は方向のコントロールのみに使っており,最低限しか使っていないこと,さらに使う力はほぼ体幹のみであること,重心の移動により運動していること.同じ理屈は,自転車でもランでも応用可能.体幹で走るとはこういうこと.前傾を取る理由はこういうこと.

・脳と動きの共同.イメージの重要性.
・イメージは力学的動きとは必ずしも同じでない.イメージは現在の動きだけでなく,未来の動きも含有する.
・認知、判断、操作を経由すると,操作まで0.2秒は必要となる.反復トレーニングにより脊髄反応を利用できるようになると,認知、操作の過程のみとなるので、操作までの時間はそれより短縮される.
 イメージを活用すると、操作までの時間はさらに短く、マイナスとできうる.事前にある事象が起きると確度高く予想することができるのであれば、操作までの過程は、予想、判断、操作となる。たとえば、認知よりも予想が0.5秒速くでき、予想に基づき行動し始めることができるのならば、実際の事象の発生の0.3秒前に行動できうる。これがイメージ化の概念である。勘ともいう。このイメージ化は、常に頭を使い、次にどうなるか考えていなければ鍛えることができない。
・イメージは,個人化されすぎており、一般化しての適用困難.教えることが困難。イメージを取得するための思考回路が各人異なるからである。
(e.g. バッティング力学「左腕蓋碗を鞭のように使い腰の旋回力…内ももに…する.右手中指を…」→一般的であるが,実践するには項目が多すぎ時間がかかりすぎる.バッティングにかかる時間を0.2秒以内として,理論を考えながら動くと認識判断操作まで0.2秒×項目数=間に合わない.短縮する必要がある.小脳・反射で行動できる部分と,認識が必要な部分をわけてイメージ化すると,短縮が可能.「個人A豪腕タイプ:左腕でガイドし跳ね返すように振り抜く」「個人B体幹タイプ:脚の踏み込みと腰の回転で軽くつかみ返す」「個人C天才タイプ:ぐわっていってがっ」(認識が必要な部分はトレーニング等により異なり,これが個人差となる)
・イメージについて、人に説明してもらい理解しようとしても無駄である。これは、説明する側の説明の仕方が悪いわけではない。説明を受ける側が、「イメージを取得する過程」を、説明する側とまったく同じにできない限り、理解することは不可能。まあつまり、受け手側の問題で、説明されても「正確な」理解は不可能。
・「知りて知を有たず、虜って虜を有たず。ひそかに識りて骨と化し、骨と化して識る」

・フィッティングの権威プルーイット博士インタビュー
http://www.cyclowired.jp/?q=node/78522
・「情報を長期記憶に送り込むには、同一の符号系列の単純な反復である維持リハーサルではなく、情報に対するイメージの構成や意味的処理によって既有知識と関連づける精緻化リハーサルが有効である。」
http://readingmonkey.blog45.fc2.com/blog-entry-494.html
・シンプルな指示
http://readingmonkey.blog45.fc2.com/blog-entry-537.html
単純化の必要性
・言語的自己教示
・「型ができていない者が芝居をすると型なしになる。型がしっかりした奴がオリジナ
リティを押し出せば型破りになれる」(立川談志)


B 年齢
・30歳以上は後日回復走をしないと超回復を期待できないといわれる。
・若年期は代謝効率が良いため,栄養・休養が少なくてもトレーニング効果が高い。
・若年期と同じトレーニング方法論は,代謝効率等の変化により,中年期以降は通用しない。
・30歳以降は10歳年齢を重ねるごとに体力5~10%低下,40歳を超えると筋力年1%づつ低下とされる.
・筋力、好気的運動能は共に、20歳代を100%として、それ以降10歳ごと加齢するにつれて約5~10% づつ低下する。そして、20歳代レベルの25%以下になると自立した生活が不可能となる。これをADL(Activity of Daily Life) 不全閾値とよぶ。
http://sugp.wakasato.jp/Material/Medicine/cai/text/subject09/no6/html/section1.html
・ホビーレーサーは50代になっても能力劣化がみられにくい.体力は衰えるが,技術力は向上し打ち消すと言われている.
・筋力と腱の弾性は年令と共に大幅に減少する。
・歳をとっても細胞自体には余力がある.Conboyら Nature(2005) 加齢とともに骨格筋が萎縮するのは、筋肉の細胞自体には余力があるにも関わらず、血液中に含まれる液性因子(ホルモン分泌等)の影響が大きい可能性が示唆される
・高齢ランナーと心臓ダメージhttp://www.medpagetoday.com/MeetingCoverage/ESCCongress/21949
・運動をしている老人にとって、ACE遺伝子の DDもしくはID発現型は、II発現型に比べmobility limitationに進展しにくい。発現型にかかわらず、運動の少ない人は他の人に比べmobility limitationとなりやすい(当たり前かつ重要でないか
・@active If you're over 55, you can still rejuvenate your body and refresh your fitness. Here's how: ow.ly/91xoa
・The effect of age and gender on heart rate variability after endurance training.
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/12900687
・@NatureJapan Nature Highlights: 加齢と神経変性 nature.asia/xsyucY
・老齢性筋萎縮におけるアポトーシスの誘導と小胞体ストレスの活性化
http://ueharazaidan.yoshida-p.net/houkokushu/Vol.22/pdf/027_report.pdf
・硫化水素が細胞老化を抑制 熊本大など解明 - 47NEWS(よんななニュース) http://www.47news.jp/CN/201207/CN2012070401001639.html
・Nature Asia-Pacific ‏@NatureJapan
加齢に伴う記憶喪失の回復 | Nature Neuroscience http://nature.asia/LdZxWV
・運動により、平均寿命8カ月延長 という分析が出ました  http://bitly.com/QfpWV7   #m3com
・「他の最近の研究結果では、ランニングの顕著な寿命上の恩恵は、1週間に30マイルを超えた距離を走行すると、減ったり消えたりすることが示唆されている。」 http://jp.wsj.com/article/SB10001424127887323625804578508413742999512.html
・Nature Asia-Pacific ‏@NatureJapan
Nature ハイライト:酸性度の低下はミトコンドリアの老化の兆候 http://nature.asia/VDhKvz
・Nature Asia-Pacific ‏@NatureJapan
(Nature ダイジェスト 2013年1月号より)ミトコンドリア病を回避する核の入れ替え技術正常なミトコンドリアを持つ卵に、核だけを移し替えて受精させ、ミトコンドリア病を回避する技術が、今回ヒトで実証された。http://nature.asia/VUVH3X  #NDigest
・ミトコンドリアゲノム「凄まじい淘汰」、高齢出産でミトコンドリア病2~3倍 http://www.mededge.jp/spcl/4104?src=pc_sn_twt_141111_4104
・一日一イベント
・損傷したミトコンドリアが分解されるメカニズムの一部を解明 http://www.jst.go.jp/pr/announce/20130130/index.html
・◇マイトファジー誘発因子
ミトコンドリア内膜から外膜に移動したカルジオリピンとオートファジー蛋白質LC3の相互作用を介して神経細胞の損傷ミトコンドリアはオートファゴソームに運ばれて貪食排除(マイトファジー)されることを示した研究成果が発表されました。 http://www.biotoday.com/view.cfm?n=59255
・あるコンビニにて.レジに妙齢のお嬢さんがいた.胸には札,「(未成年飲酒防止のために)年齢確認してください」.私は,「お嬢さん,いくつ?」と訪ねたい欲求を抑えることができなかったのである(民明書房 わがトウソウ)
・イギリスでは40歳以上かそうでないかしか訪ねてはいけないそうな.その代わり男女別はないそうな.
・@NatureJapan 細胞:  オートファジーは両刃の剣 http://nature.asia/Ya5IP7  #造血幹細胞 #HSC
・@NatureJapan Nature Neuroscience:加齢に伴い睡眠と記憶が失われる #ノンレム睡眠 http://nature.asia/14m7jnL
・老化: IKK-β、NF-κBおよびGnRHが関与する、視床下部における全身老化のプログラム化 Hypothalamic programming of systemic ageing involving IKK-β, NF-κB and GnRH    pp211 - 216
Activation of IKK-β and NF-κB in the hypothalamus of mice is shown to accelerate the ageing process, leading to shortened lifespan; inhibition of hypothalamic or brain IKK-β and NF-κB delays ageing and increases lifespan, and NF-κB activation results in a reduction of GnRH levels, whereas NF-κB inhibition leads to GnRH-induced neurogenesis to mediate ageing retardation.
Guo Zhang, Juxue Li, Sudarshana Purkayastha, Yizhe Tang, Hai Zhang + et al.
doi:10.1038/nature12143
Abstract: http://forcast.emailalert.jp/c/aipbal6yxbfbcabd
Article: http://forcast.emailalert.jp/c/aipbal6yxbfbcabe
・自転車による運動習慣のある中高齢者の自転車走行中の運動強度および体力・健康レベル
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jspfsm/62/4/62_331/_pdf
・@NatureJapan  2時間
Nature ハイライト:筋肉が老いるとき http://nature.asia/1hwF9jl  #幹細胞
・アミノ酸と還元糖の混合物を加熱すると褐変する現象は、一般にメイラード反応と呼ばれ、食品分野では、食品の加熱処理や貯蔵中に生じる現象として知られている。メイラード反応は、生体内においても発生しており、1968年にはグリコシルヘモグロビン(HbA1c)が生体内で同定されたことにより、糖尿病や老化の進行に伴い蛋白質の糖化反応が進行することが明らかにされた。そして、近年では、蛋白質の糖化反応における終末糖化産物(Advanced  glycation  end  products、以下「AGEs」とも称する)が糖尿病合併症や動脈硬化といった生活習慣病の発症や老化の進行に関与することが報告されている(特開2014-129321)



C 疲労と回復
C1 疲労
・疲労原因は乳酸ではない。より総合的なもの。
・短期的な疲労はCPの減少もしくはそれに伴うリン酸濃度の上昇,ついでカルシウム減少によるものと考えてよい。
・中長期的な疲労は筋グリコーゲンの減少と,リン酸濃度,尿酸濃度,中枢神経疲労(TGF-β,セロトニンが疲労感を引き起こす)などによるとされている。
・筋グリコーゲンが充分減り,肝臓のグリコーゲンが減り始めると疲労感を感じるといわれる。
・bot_obio マラソンなど極度に疲労する長時間の運動時に脳の貯蔵エネルギーであるグリコーゲンが減少し、疲労をもたらす新たな原因となっていることが、筑波大によるラットを使った実験で分かりました。疲労を予防する運動やサプリメントの開発につながる成果です。
・タンパク分解によるアンモニア,尿素蓄積が長期的な疲労の一因とも言われる.
・微量必要物質であるビタミン・ミネラル,鉄の欠乏による疲労もあり。
・運動性の疲労と精神的な疲労感は機構が違う,が,はっきりとしたことは判明していない.
・休憩で回復するレベル、一晩で治るレベル、週・月単位で長く続く疲れと,疲労のメカニズムはそれぞれ違うようだ。 
・Hargreaves, M. Metabolic factors in fatigue. Gatorade Sports Science Institute SSE#98.
http://www.gssiweb.org/Article/sse-98-metabolic-factors-in-fatigue
・Hargreaves, M. Fatigue mechanisms determining exercise performance: integrative physiology is systems biology. J. Appl. Physiol. 104: 1541-1542, 2008.
http://jap.physiology.org/content/104/5/1541.long
・疲労モニタリングを含めた運動管理を行いたいなら心拍計を付けると良いかもしれぬ.ただし,心拍で疲労モニタリングが確実に出来るという汎用的な文献は,実は余り無い.心拍を絶対的な指標とするとトレーニングの足をひっぱるかもしれぬ.プロでも,トレーニング初期のLSD期しか心拍計を使用しない人もいる.心拍計は傾向をつかむだけの器具である.心拍数が数ポイント違うことに拘る意味はまったくない.
・起床時心拍数は疲労状態と関連があるといわれる.
・頻繁にトレーニングをするのであれば,TSSやTBSが疲労指標として使えるかもしれない.
・オーバートレーニングを捉える方法でPOMS(Profile Of Mood State)がある
・オーバートレーニングの症状は、交感神経性オーバートレーニング(パワー的、興奮、安静時心拍上昇)と副交感神経性オーバートレーニング(持久的、抑制、回復に時間がかかる長いとき数カ月)に分類される 
・末梢性疲労モデルから中枢性疲労モデルへの仮説の移行2009
http://www.jstage.jst.go.jp/article/rika/24/5/761/_pdf/-char/ja/ 
・運動による免疫力の低下:オープンウィンドウ説
・Marathon training and immune function.
http://view.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/17465622
・BCAAを十分摂取することで脳内のトリプトファン濃度を高めないようにすると、中枢性疲労の軽減や疲労の回復に効果があると報告されている。(脳内のトリプトファン濃度が低くなりすぎると脳の損傷とうつを招くともされている.トリプトファン濃度を高めないようにすることによる疲労低減は,ただ,脳の損傷により,体が疲労を「感じられない」状態になるということだけかもしれない.アドレナリンによる鈍痛効果と同じで,イベント中など火事場ではそれもよいが,常態としてそれを維持するのは危険に思われる..うつ病の自転車乗り,元アワーレコード保持者,フライングスコットマン,グレアム・オブリーhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%82%A2%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%96%E3%83%AA%E3%83%BC, http://en.wikipedia.org/wiki/Graham_Obrey
がどのような食事をしていたのか興味深い.)
・”必ずしも、疲労に疲労感が伴うとはいえない。疲労感を感じることができなくなる状態が過労死へ向かうことである。” http://is.gd/jpzLW 『脳と疲労 慢性疲労とそのメカニズム』大村裕、渡辺恭良著
・慢性疲労症候群。見えてきた疲れの回路脳の前頭野が活性化
http://www.47news.jp/feature/medical/news/0212hiro.html 
緑の香りが疲労を回復 。
・(経験上,体内グリコーゲン量が700~1000kcal以下となった場合,短期的な疲労感,長期的な疲労感が強くなってくる。)
・血中グルコース濃度は、肝臓でのグリコーゲン分解と筋への取り込み速度で決定されるが、それが安静時の60%程度にまで低下すると脳へのエネルギー供給に支障を来たし運動継続が困難となる。
http://sugp.wakasato.jp/Material/Medicine/cai/text/subject09/no4/html/section2.html
・疲労すると心拍が上がらなくなる.
・47 疲労神経回路が解明できれば、疲労の回復因子や予防の方法も見つけやすくなってくる。
この回路は、うつ病にも関与する神経伝達物質のセロトニン系が関係しているとみられ、モデル動物を使ってさまざまな疲労を分析、疲労のメカニズムや回復方法を探索中だ。
・”医学の疲労研究者は、疲労に関係する言葉があると、その前や後に「蓄積」という言葉を付けたがる傾向があります。「増える」ではなく「蓄積」という言葉を多用することで、人間の疲労の説明を曖昧にしていることは確かです。” j.mp/xXeLsd 『疲労の医学』
・Why does exercise terminate at the maximal lactate steady state intensity?
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/18070803
・脳内TGF-βが、運動時の脂肪酸代謝亢進にメディエーターとして機能している事を示している
http://www.jsnfs-chubu.jp/mt-img/file/55-4.pdf#search='脳 運動 エネルギー代謝'
・長時間運動時の脳グリコーゲン減少と中枢性疲労2006
http://www.kozuki.or.jp/ronbun/spresearch/spres07_soya.pdf#search='脳 運動 エネルギー代謝'
・疲労の分子神経メカニズムと疲労克服
http://www.banyu-zaidan.or.jp/symp/about/symposium_2006/seimei/watanabe.pdf#search='末梢性疲労モデルから中枢性疲労モデルへの仮説の移行' 
セロトニン仮説への疑問とトリプトファンへの注目.トリプトファンからセロトニン以外へと代謝される系(インドール環解裂系)がセロトニン合成系より主要な系であるが、この系では神経毒性のあるキノリン酸などが発生し、それが疲労原因のひとつとなるのではないか. BCAAは遊離型トリプトファンが脳へ移行するのを防ぐ効果があり、これは、セロトニンばかりでなく、キノリン酸等の脳での増加に歯止めをかけるのではないか。これからBCAAの摂取が多すぎると、セロトニンを低下させすぎて、疲労状態に陥らせるのではないか。
・◇あふれ出したセロトニンが中枢疲労を誘発
運動による中枢神経系疲労はセロトニン持続放出に伴う運動ニューロン軸索起
始部にセロトニンがあふれ出して生じうることを示した研究成果が発表されま
した。 http://www.biotoday.com/view.cfm?n=55828
・疲労に伴い、ある種のアミノ酸の血中濃度の低下や特定組織への取り込みの起こることが知られている。(特開2014-129394)
 「自転車により長時間の負荷を与えたヒトにおいて、プロリン、グリシン、アラニンなどのアミノ酸が有意に消費され、低下することが開示されている。G.Ahlborg,et al., The  Journal  of  Clinical  Investigation,53,p.1080-1090 (1974.4).
 運動時における炭水化物の補給の有無について各種の成分の血漿中での濃度変化が検討されている。ここでは、グリシン、アラニン、リジン、スレオニン、ヒスチジンの濃度が血漿中で低下し、特にヒスチジンの濃度の低下率の大きいことが示されている。T.L.Bazzare,et al., Journal  of  the  American  College  of  Nutrition,11(5),p.501-511(1992).
 運動時における給餌の有無について各種の成分の血漿中での濃度変化が検討されている。ここでは、特にトリプトファンの濃度の低下率の大きいことが示されている。A.H.Forslundet al.,Am.J.Physiol  Endocrinol  Metab.,278,p.857-867(2000).
 それぞれのアミノ酸の濃度の低下と運動や疲労現象との因果関係は未だ明確ではないが、エネルギー代謝のサイクルにおいて、これらのアミノ酸が何らかの関わりがあり、生体内で消費されているものと推測される。したがって、これら濃度の低下の見られるアミノ酸を補充することで、筋肉疲労が回復すると考えることも可能である。しかし、筋肉疲労と神経疲労の後に、これらのアミノ酸を単純に補充することだけでは、双方の疲労が回復するということはない。また、筋肉疲労と神経疲労の前に、これらのアミノ酸を補充することにより、双方の疲労が防止され、さらに回復するというような事実も未だ知られていない。
本発明者らは、鋭意研究の結果、従来にはない組成と量比にて、アミノ酸組成物を構成することで、従来には不十分であった筋肉疲労と神経疲労との双方の疲労防止効果を得ることを見出し、さらに研究を進めた結果、本発明を完成した。」




C2 回復
心拍・血圧の回復: 20-60分
グリコーゲンの回復: 有酸素運動後で10-48時間,無酸素性間欠運動後で5-24時間。
タンパク質の回復: 12-24時間。
脂質・ビタミン・酵素の回復: 24時間以上。

・回復走は最大心拍の60%以下で行う。最初の10分で62%乳酸除去,次の10-20分でさらに26%除去。
・アクティブリカバリーを行うには,通常より心拍を20ほど上げて軽く回すとよい,と言われる
運動後40分以内に,タンパク質:炭水化物=1:4(炭水化物量は,体重kg/1000kg/g)を補給すると,素早く回復し,筋肉痛も最小限,超回復にも有利となる。
・@active 5月31日
What do you eat after a workout? Try these ideas for faster recovery: http://ow.ly/lu9mt
・「レース後」ドリンクの目的は、ストレス反応を停止し、水分を補給し、筋肉の修復とグリコーゲンの生成を促進することである。このドリンクには、含有物一覧の中でも、1.5%の濃度のマルトデキストリン、カリウム、アミノ酸、抗酸化物質、カルシウム、マグネシウム、そしてビタミン類が含まれている。
・運動後1-2日は,ビタミンやアルカリ食を摂ると良い。
・積極的な血液循環が回復を早くする。マッサージ,回復走,温熱療法,寒冷療法,交替浴。
・持久トレーニングはスプリントトレーニングよりも回復が遅い。
・動きの自由度が回復の早さに影響を及ぼす。
・心理的要素が回復に影響を及ぼす。
・細胞レベルでの微量栄養素と燃料の補給や利用は回復に効果的である。 
・効率のよいエネルギーの転換と老廃物の除去は,回復のスピードに影響を及ぼす。
・回復のパターンは直線でなく曲線である。最初の1/3で70%ほど疲労のレベルは低下する。
・慢性的なダルさ疲れやすさはビタミン・ミネラルの不足によるものが大きい。 
・慢性的なダルさ疲れやすさはスポーツ性貧血によるものもある。 
・yottan 2011/10/11「トレーニングに対しストイックな選手は数多くいますが、一流と呼ばれる選手は欧州、日本を問わず、”ケアに対してストイック”、な選手が多いですね。」
・トレイルレース、筋肉疲労回避のコツ http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20130627002
・Why You Need to Take Breaks From Running http://www.active.com/running/articles/why-you-need-to-take-breaks-from-running

D 劣化
筋力  :-4%/週
持久力  :-7%/週
ヘモグロビン(酸素供給) :-30%/週
血液量・ミトコンドリア  :-5%/週
ミトコンドリア密度  :-50%/週

・4-8週間で体力的な恩恵を完全に失う 
・最大酸素摂取量VO2maxは,3週間のベッド安静実験で27%低下
・1ヶ月くらいであればトレーニングを中止しても筋肉はあまり落ちない。パワーが低下したのは神経系が原因。軽い重量から徐々に感じを取り戻して行けば,筋量を落とすことなく再びもとの記録に戻せそう
・引退時,数日で機能的障害が起きる
・ランナーがそのような多幸感を得るためには距離を相当伸ばさなければならないが、その状態で走ることを強制的に止めると、うつ状態に陥る可能性もあるという。
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=37666125&expand#title
・好気的運動中止後4週ほどは心臓へ悪影響があるhttp://circ.ahajournals.org/cgi/content/abstract/109/23/2897
・Most athletes lose at least 20% of power at LT between 9/1-12/31.

・長時間の座位継続で運動のご利益が帳消しに
http://www.igaku-shoin.co.jp/paperDetail.do?id=PA03041_04
「これまで私たちは,患者に対し,健康に与える「運動」のご利益を強調し,余暇には積極的に中等度から強度の身体活動に勤しむことを推奨してきた。しかし,以上のデータは,長時間の座位継続による害が運動のご利益を帳消しにしてしまうほど強いことを示唆している。それだけでなく,座り続けることの有害な影響を軽減するためには,どうやら,座位継続を頻繁に中断することが効果的なようなのである 」


E 故障防止
E1 ウォーミングアップ
・ウォーミングアップで体温を上げる。
・ウォーミングアップで関節内で潤滑液の役を果たしている髄液の分泌を促す。
・20分ゆっくりと心拍を上げる。最低限汗をかき始めるまで。一度AT値以上まで心拍を上げ終了。
・ストレッチは体温上昇後。
・局所温度40℃で柔軟性は+20%
・局所温度18℃で柔軟性は-10から-20%
・運動前のストレッチが能力に対してマイナスの効果があるとの意見は間違っている。関節が冷えているときの「静的」ストレッチは怪我の原因というのが正解。
・運動前にストレッチが必要であれば,関節を伸ばす方法でなく,関節を軽く動かす,回転させることで行う。(動的ストレッチ==ウォーミングアップ) 
・準備体操とストレッチを教えられたランナーのグループと,ケガ予防の指導を受けなかったグループで,負傷率に差はなかった。The American Journal of Sports Medicine(1993)
・ストレッチをするとかえって逆効果で,怪我をする確率が33%も高くなった。(ハワイ大学1994)
・ランニング前ストレッチングは、損傷予防に役立たず、また、それによって損傷を引き起こすこともなかった。
http://www3.aaos.org/education/anmeet/anmt2011/podium/podium.cfm?Pevent=648
・スポーツテーピング講座
http://www.battlewin.com/cource/index.html
・ウォームアップ運動は、少なすぎる方が良い.post-activation potentiation(PAP)の観点からhttp://jap.physiology.org/content/early/2011/04/28/japplphysiol.00253.2011.abstract
(理論の適用範囲に注意すべき好例)
・旧ソ連圏では,1mほどの高さから飛び降りるウォーミングアップをおこなっていた(る?)そうだ.強めの筋刺激を与えておくことで,故障しにくくなるらしい.

E2 クールダウン
・クールダウンで筋肉内より老廃物除去。15-20分。
・様々な研究から乳酸除去を考えると60%位の最大酸素摂取量がもっとも乳酸除去に適しているとされる
・高強度の運動をおこなった後の回復は、少しづつ運動強度を落としていかないとクーリングダウンの効果が悪くなるようである
・クーリングダウンの習慣が付いている人は、痛みなどの傷害が発生しにくいとされる。特に中年台の自転車乗りの方は、若い人より自己回復能力が遅いため重要といわれる。
・アイシングは凍傷さえ気をつければ,副作用が殆ど無いケア方法。軽い炎症ならアイシングだけで治す,悪化を防ぐことができる。
・マッサージで老廃物除去促進。10分。
・ストレッチで柔軟性確保
・@bot_obio 運動後のマッサージでは乳酸の量には変化がなく、細胞レベルでは炎症を起こす物質が減り、痛みが和らぐとともに、細胞内でエネルギー生産などを担う小器官ミトコンドリアが生成され、筋肉疲労を回復させることがわかりました。


E3 故障
・スポーツは楽しい,気が楽になる.しかし,それは表面的なもので,身体,精神的にはやはり負荷がかかっている.楽しさにマスクされて体からの緊急信号を受け取れなくなることは問題である.特にトレーニング不足でマラソンに出場するようなときには注意する必要がありそうだ.トレーニング不足でもマラソンを完走することはできる.しかしトレーニング不足ではダメージの量は大きくなる.しかも,そのダメージを感じることができない.
・過度の運動は中毒になる可能性
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=37666125
・若年者のスポーツ心臓突然死にHOCM(閉塞性肥大型心筋症)と不整脈源性右室心筋変性症(ARVC)が大きなウェイトを占めている
・市民ランナーの心停止、「男性」「フルマラソン」がハイリスク http://nkbp.jp/ywJNdF #NMonl
・マラソンは心臓を損傷させるが3カ月以内に回復http://health.nikkei.co.jp/hsn/news.cfm?i=20101104hj001hj
「マラソンに参加するには、短期間でいきなりというのではなく、早めに計画を立て、定期的なトレーニングをするべきである」
・トライアスロン心臓リスクはマラソンの倍?
http://news.yahoo.com/s/ap/20090328/ap_on_he_me/med_triathlon_heart_risks%22
マラソンはチーズバーガーと同類で健康に悪影響か http://jp.wsj.com/article/SB10001424127887323625804578508413742999512.html
・◇運動は百薬の長らしい
メタ解析の結果、冠動脈心疾患や脳卒中などの一般的な疾患に対して運動は恐らく多くの薬剤と同程度の効果をもたらしうると示唆されました。 http://www.biotoday.com/view.cfm?n=59278
ただし運動と薬物治療の比較試験は稀であり、今後運動と薬物の効果を比較する無作為化試験が必要と著者は言っています。試験の監督部門は、新薬の試験で運動を対照群に含めることを製薬会社に義務付ける等の対策を講じる必要があると著者は示唆しています。(終)

・運動後急性腎不全
https://www.jstage.jst.go.jp/article/naika1913/94/Suppl/94_Suppl_97/_pdf
「日ごろ健康な若い男性が風邪気味で鎮痛薬を服用後,運動会や体育 祭に参加して,短距離を全力疾走した後に発症する」
http://www.watarase.ne.jp/aponet/blog/130424.html
「普段プロスタグダンジン類によって保護されている臓器組織が、NSAIDsのシクロオキシナーゼ阻害作用によってダメージとなったとして、マラソンのレース前・レース中のこれらの使用は避けるべきことが示唆されたとして、持久力が求められるスポーツの試合前及び試合中に鎮痛薬を用いることは深刻な健康問題をもたらす可能性があるとしています。」
・「NSAIDsは短期的に変形性膝関節症の痛みを短期的には改善するが、長期的なエビデンスはない。ランダム化、偽薬対照トライアルのメタ分析で、Bjordalらは7807名のNSAIDs、3038例のプラセボ服用者のデータで、分析し。NSAIDsの重篤な副作用の存在故ゆえ、短期的限局的使用を推奨した。」
http://intmed.exblog.jp/1390609/
・@NatureJapan 4月19日
特集記事:「アレルギーの火付け役細胞が火消し役細胞に変わるしくみ」を発見! |  NatureJapanJobs http://nature.asia/10NtXmS  #アレルギー

・日経メディカル オンライン ‏@NMonl
裂創に対する固定用テープの貼り方・剥がし方
http://nkbp.jp/XIVVka  #NMonl



F 特殊なトレーニング
・高地トレーニング:成功した例がある半面、失敗した例もある。血中の赤血球が増えすぎて(通常、血中での赤血球の容積の割合は約50%)血流が阻害され、パフォーマンスが低下した例がある。
・通常の生活は高地で行い、トレーニングは平地で行うというliving high training low の新しい方法が最近提唱されている。しかし、高地トレーニングの効果についてはEPOの反応性だけからみても個人差が著しく、誰にでも効果があるわけではない。むしろ有害になる場合もある。
http://sugp.wakasato.jp/Material/Medicine/cai/text/subject09/no6/html/section3.html
・WIRED.jp ‏@wired_jp
【2001年の記事】疑似高地トレーニング・テントは「ドーピング」か http://go.wired.jp/MeU9ly  #wired_jp
・低血糖域トレーニング:「グリコーゲンの枯渇するような超持久的トレーニングが、持久力向上に関わる遺伝子発現に寄与する」.(筋力低下とトレードオフになると思われるため,適用範囲の判定が難しそうだ.とはいえ,低下する筋力はその運動に必要ない部分であるとも予想される.リスク評価的には,ホビーレーサーが手を出す必要は無いように思える.)




G トレーニング理論各論
・インターバルを短くすることにより,「成長ホルモン」の分泌を促す
・スロートレーニングにより,成長ホルモンを分泌させることが出来る.
・スロートレーニングによる筋増強効果は,通常の筋トレよりも小さい.
・発明の名称を「筋力トレーニング方法」とする特許第2670421号
【請求項1】
筋肉に締めつけ力を付与するための緊締具を筋肉の所定部位に巻付け,その緊締具の周の長さを減少させ,筋肉に負荷を与えることにより筋肉に疲労を生じさせ,もって筋肉を増大させる筋肉トレーニング方法であって,
筋肉に疲労を生じさせるために筋肉に与える負荷が,筋肉に流れる血流を止めることなく阻害するものである筋力トレーニング方法。
・局所的な運動でも、全身的なホルモンなどの内分泌に影響が起こり筋を成長させるホルモンを分泌させる。
・休息時間を短くすることでそのホルモンは多く分泌される。
・筋肉細胞のダメージは,インスリン,グルカゴンの分泌,アルギニンなどが脳下垂体を刺激し,成長ホルモン分泌を促す。
・体型に影響を与える代謝メカニズムは多くあるが、 除脂肪筋肉量と脂肪量は主に2つのホルモンに依存している。一つは成長ホルモン(HGH)、そしてもう一つはテストストロン(T)
http://www.cyclingtime.com/modules/ctnews/view.php?p=16001
ランニングの強度と時間
運動習慣のないランナー(SR)と、エリートランナー(ER)
最高心拍数の80%で120分
SR:47%の増加 (T値)
ER:76%の増加
最高心拍数の80%で20分
SR:31%の増加
ER:62%の増加
最高心拍数の50%で120分
SR::0%の増加
ER:0%の増加
テストステロンのレベルは、高強度で継続的なランニングや週に8時間以上の練習量で減少する傾向にある
高ケイデンスで最初に行った30秒間のスプリントは2回目以降にゆっくり行ったケイデンスのスプリントより2倍近くのHGHレベルに達した。 
ヨーロッパで行われた研究によれば、HGHレベルを増加させる最良の方法には、まずウォーミングアップを行い、それから30秒間のスプリント、その後で通常のトレーニングライドを行うことを勧めている。 
高炭水化物、高脂肪の夕食を夜7時以降に摂取しないこと。炭水化物の摂取は脂肪酸とインシュリンのレベルを上昇させ、HGHを阻害する 。
高強度のワークアウトを行う60-120分前に、空腹の状態でアミノ酸を摂取すること。アルギニン・パイログルタメイト・リジン[APGL] 2400 mgはHGH放出を700%、グルタミン2000mgはHGH放出を430%、それぞれ安静時の値から増加させる。
スピード・インターバルトレーニングはHGHホルモンの放出を安静時より1000-1500%増加させる。

・「速筋を鍛えた後遅筋を鍛えると、速筋を鍛えた成果は失われる。」
・「持久力を求めたいのであれば、常体として遅筋を鍛え、速筋は必要に応じ鍛えた方が良い。」
・「遅筋を鍛えると最大筋出力自体が落ちるので、定期的に速筋も鍛えろよ」
・「期分けをして交互に速筋と遅筋を鍛える、のが安全。」

・トレーニング直後の筋肉の張りは、トレーニングによって筋細胞内で塩分濃度が高くなり、浸透圧により細胞内へ水分が染み込むことが原因である。筋繊維を破壊しすぎると、傷から急速に水分が染み込むため、細胞はポンプによってこれを細胞外へ排出しようとする。このポンプがATPを消費するため、細胞のテストステロン感受性が低くなってしまう。過度なネガティブワークは禁物である。
・筋肉痛が起きるトレーニングが良いトレーニングであるという認識は間違いである。
・筋肉痛が起きている状態では筋力が低下し,最大パフォーマンスを発揮できないため,トレーニングの質は低下する.(最大パフォーマンスを発揮する必要がないトレーニングメニューを組めば良いとも考えられるが)
・NOは、寿命が非常に短いことから、24時間後に測定されたNOは、筋肉痛によって引き起こされたものと考えられる。また、NOには筋力を低下させる働きがあることが報告されており、筋肉痛による筋力低下は、筋肉痛によって発生したNOが原因と考えられる。

・筋力トレーニングによるスピード低下は迷信
・適する運動能力にたいし,速筋においてACTN3が発現しているか,ACTN2が発現しているかの違いが大きく影響する.基本的にACTN3はZ膜の剥離が起こりにくくACTN2はZ膜の剥離が起きやすい.その違いが主に影響しているようだ.
・速い動作で運動をすると、感覚受容器の感度が鈍くなり、固有感覚に影響を及ぼすことが推測される。

・減少トレーニング
http://club.pep.ne.jp/~mikami1/sports.htm
最近,水泳などで『テーパリング』といって,試合へ向けてのピーキングのために1~3週間かけて組織的にトレーニングを減らす方法が採用されている。 鍛錬者に強度を保って量を減らすテーパリングを1週間行わせるとパフォーマンスが向上することが報告されている。 したがって、試合前には除々に練習量を落として質的に高いトレーニングを行う方がよい。
・減少トレーニング。筋力トレーニングにおいても、強度を維持した場合,時間や頻度を減らしても最大随意筋力が維持できることが報告されている。
・減少トレーニングにおいて,トレーニング時間は,―20%/週程度で減らしてゆくと良いとされる.

・最大酸素摂取量は一定のトレーニング量でプラトーとなり上がりにくい.
・トレーニング当初は最大心拍数が増加する.
・トレーニングを続け最大酸素摂取量が増加すると最大心拍数は低下する(最大酸素摂取量向上と同時に1回心臓血液吐出量増加,しかし血管網などの循環抵抗は大きく変化しておらず,許容出来る血圧値に上限あり→最大心拍数低下?)
・一般的にはトレーニングを続けていると心臓容積が大きくなる。その結果一回あたりの血液の拍出量が多くなり、相対的に心拍数値が減少する。しかし、数値が高いから運動能力が低いとは一概には言えない。もともと高回転型の心臓を持っている人もいるため。
・横隔膜を鍛える深呼吸法 
1 仰向け
2 鼻からゆっくりと息を吸い,8割程度腹が膨れたら3秒キープ
3 残り2割をユックリと吸う
4 ゆっくりと息を吐く。吐き終わったら3秒キープ。息を止める。
5 大体20秒かけて行い,30分ほど続ける。
6 1日3回ほど

・ヒルクライムレース前のオールアウトはとても重要。
・長距離は走れば走るほど速くなる,は,間違い。走った上で質を上昇させなければ速くはならない。 
・持久能力は貯金できない。

・初心者が大きく記録を伸ばせるのは神経的要因が大きいと考えられます
http://club.pep.ne.jp/~mikami1/sports.htm
したがって、初心者はセット数の多いトレーニングが良いと言われているのは正しいと考えられます。また、その後伸び悩む時期がきますが,ここからは筋肥大が重要となりますので超回復に重点をおき,少しセット数を減らしたり,ピリオダイゼーション(トレーニングを周期化すること、サイクルトレーニングなど)を取り入れることが重要となると思われます。 
・日常的に筋トレーニングを行なうようになると、運動による骨格筋タンパク質代謝の亢進の程度が合成・分解とも小さくなりますが、特にタンパク質分解の増加が認められなくなります。
・回復力が充分にある人は,毎日でもハードなトレーニングを続けると良い.(私の場合,回復にやはり1~2日かかる.積極的な回復策をとればより速く回復できるか?.)
・継続的に能力を改善していきたい場合は、3∼4ヶ月ぐらいでトレーニングや練習の方法を見直し、少しでも変えていく必要がある。 
運動は支出,休養栄養は収入,ケアは貯金。 
・スピードを鍛えた後持久力を鍛え統合するアプローチと,持久力を鍛えた後スピードを鍛え統合するアプローチがある(筋特性からすると,持久力を長時間かけ鍛え,試合の1ヶ月程前から高強度とすると良いと思われるが,高強度での運動に慣れるためには最初のうちに高強度とする必要がある。遅くなることを覚悟の上の期分けが重要か?。筋肉の種類項目参照)
・運動経験のない人がマラソンの練習を開始した場合,心肺能力は2週ほどで一気に上昇し,5週間でプラトーとなってゆく.筋力は走るのに必要なだけつけるのにも5週間は必要である.
・1日の練習の中で最初に練習した種目が最も強化される傾向がある.

持久トレーニングをするとより低い乳酸濃度で疲労困憊となる(遅筋のグリコーゲン保存量と関係?.持久トレーニングをすると出力低下するのはこのためか?)
・NatureJapan
ネイチャー・ニューロサイエンス掲載論文です。「運動や楽器の技能習得、特別なアミノ酸が働き」読売新聞
http://nature.asia/hMQrm2
・ネイチャー・ケミカル・バイオロジー掲載論文です。「京大、たんぱく質『TRPA1』が酸素の体内供給を制御することを発見」日刊工業新聞 nature.asia/rn0URC
・ベースを作るのはロングライドでの筋肉を疲労するぐらいまでの負荷.効率を求めるにはロングライド.
・バイクはE2,ランでE3トレーニングすると疲労を防ぎやすく効率が良い.
・スピニング.100rpm・3分,110rpm・2分,130rpm・1分.慣れてきたら130rpm~140rpm~maxrpm.
・朝の運動が選手のケガにつながりやすいということで、早朝の練習を避けるように見直されている.
・「より速く適切に学べる人」:その理由「賢さをほめられた生徒たちは、ほぼ全員が、自分よりテストの出来が悪かった生徒と自分を比較することで、自尊心を強化するほうを選んだ。これに対し、努力をほめられた生徒たちは、自分より成績のよかったテストを見るほうを選ぶ確率が高かった。彼らは失敗を理解し、失敗から学び、よりよい方法を編み出したいと思ったのだ。」「試してみたら失敗した。それがどうしたというのだ。もう一度試せ。もう一度失敗し、よりよく失敗するのだ
http://wired.jp/2011/10/18/%E3%80%8C%E3%82%88%E3%82%8A%E9%80%9F%E3%81%8F%E9%81%A9%E5%88%87%E3%81%AB%E5%AD%A6%E3%81%B9%E3%82%8B%E4%BA%BA%E3%80%8D%EF%BC%9A%E3%81%9D%E3%81%AE%E7%90%86%E7%94%B1/?utm_source=twitter&utm_medium=20111019
・(失敗は必要な面もある.問題意識が生まれなければ対応しようという意思が生まれないから.問題自体に気づけなくなるから.とはいえすべての失敗を経験していては前に進まない.失敗なく歴史から継承できれば良いのだが.失敗を回避する方式とすると,しばらくすると問題の存在自体が忘れ去られ,後に大問題になりやすい・・・.マニュアルなんかと同じく,常に考え更新すること.これ以外に無い?.)
・ ‏@endBooks ”マニュアルはいくら使っても使っている人は賢くなりません。ところが、マニュアルを作った人は、そのぶんだけ賢くなります。” http://j.mp/K1AORG  『失敗学実践講義 だから失敗は繰り返される』畑村洋太郎
・モータースポーツはパワー持久系種目に位置する.(実感として体幹が鍛えられている時のほうが,操作が安定する気はする.心拍数測ってみると面白いかも.ジムカーナはそんなに心拍上がってない気もするが.)
・能力の分類からすると.ロードレースとTTで必要とする能力は全く別である.
・同じトレーニングメニューを行ったとしても,体がそれに対し適応を起しているかどうかにより,効果は全く異なる.

・Bike Training Tips 
http://www.biketrainingtips.com/ :スコットランドの元TTチャンピオンパワートレーニング
・Training 4 Cyclists 
http://www.training4cyclists.com/ :デンマーク国内レベルコーチで医師のトレーニングヒント

・ビョーク氏が勧めるのがインターリーブ(interleaving:交互配置、挟み込み)だ。例えばテニスなら、サーブを1時間練習するのではなく、バックハンドやボレー、オーバーヘッド・スマッシュ、フットワークなど幅広い技能を混ぜて練習することだ。
http://wired.jp/2012/02/17/everything-about-learning/
・忘却がもたらす驚くべき効果―軽微な忘却は、運動指令を最適化することを理論的に証明―  
http://www.u-tokyo.ac.jp/public/public01_240629_j.html 
「適度な休息(忘却)を取り入れた効率的な練習スケジュールの開発など、スポーツやリハビリテーション分野への応用につながることが期待されます。」「本研究の結果は、脳の運動学習プロセスにおける軽微な忘却の存在が、運動指令の最適化に貢献している可能性を初めて示したものです。本研究は数式とコンピュータシミュレーションを用いた理論的研究であるため、実際のところ本当にこの軽微な忘却が最適化に貢献しているのかどうかは定かではありません。」
・「@endBooks ”感情状態は人の記憶再生に影響を与える。たとえば、ポジティブな感情状態にある場合には楽しい出来事の記憶が思い出されやすい。” http://j.mp/145lnQh  『感情研究の新展開』」
空元気でも元気.
・コーチングで,力を最大限に発揮するサポートを http://www.igaku-shoin.co.jp/paperDetail.do?id=PA03042_03





G1 超回復
・ハードなトレーニング後,パフォーマンスは低下する.パフォーマンスは休養により,トレーニング前より向上する.これが超回復である(Yakovlev, N. 1967. Sports biochemistry. Legkaya Atletika 7: 20-22.)(多分これが一番古い).
・超回復は筋力の理論ではなく,より総合的なもの.
・超回復は実験的事実であるが,その理論的背景については,間違った意見が多い.パフォーマンス低下は必ずしも筋繊維損傷を意味しないし,回復時間も一定ではない.
・超回復による回復量はダメージの大きさに依存しないとの考え方がある.
・トレーニングが頻繁に行われなければ,超回復は起こらない。
・超回復間までの時間は,有酸素トレーニング後約6-8時間,激しい活動後約24-48時間といわれる(約24時間ともいわれる Herberger, E. 1977. Rudern. Berlin: Sportverlag.)
・フィードバック抑制から考えたトレーニングメモ
(軽いトレーニング→向上型遺伝子刺激→向上型酵素→能力向上→限界トレーニング→向上型酵素多量→抑制型遺伝子刺激→抑制型酵素→抑制型酵素が向上型酵素を抑制→能力低下(生体反応は基本的にどれもこのようになっており,ホメオスタシスを保っている). 軽いトレーニングしかしない人は,向上型の遺伝子を刺激し,向上型の酵素を発現,活用させるメニューを組むとトレーニング効率が良いはず.限界トレーニングをする人は,向上型の遺伝子を刺激するトレーニングを意識しかつ,抑制型の遺伝子を刺激しない理論を把握しトレーニングすると効率が良いはず.)(超回復理論とはフィードバック抑制を抑える理論そのものといえる.?.)
・ピリオダイゼーションは超回復をもとにした理論.


H トレーニングスケジュール

H1 トレーニング強度
・心拍による強度測定(心拍の項参照
・酸素消費量による強度測定(呼吸の項参照
・乳酸値による強度測定(筋肉の項参照
・感覚による強度測定(ややキツイ,でE2b
・運動速度や出力測定装置による強度測定は物理的出力を示す.心拍,酸素消費量,乳酸値,感覚では身体的運動強度が示される.
・物理的出力と身体的運動強度を相関させはじめてトレーニング強度と効果を知ることが出来る.
・現状では,心拍もしくは感覚を基準とする方法が,身体的運動強度を測定するのにもっとも簡便な方法であろう.
・Physiological differences between cycling and running: lessons from triathletes.
http://view.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/19290675

・エネルギー代謝率(relative metabolic rate, RMR) = (活動時のエネルギー消費量 – 安静時のエネルギー消費量) / 基礎代謝量 = 活動代謝量 / 基礎代謝量
・RMR = 1.2 × (メッツ - 1)
・エネルギー消費量(kcal)= 基礎代謝量(kcal)×動作強度(Af)×時間(分)

・有酸素性トレーニングの殆どをE2ゾーンで行う
無酸素性作業閾値スピードは、1週間のE3トレーニングの回数に比例して向上
閾値のスピードは、E3トレーニングが全体の23%、E4トレーニングが13%、E1およびE2トレーニングが64%の時に最高になった.
・世界トップレベルの選手のトレーニングはそのとおりだが,よりパフォーマンスの劣る選手のトレーニングでは,LSDのようなエアロビックペースのみならず、レースペースもしくはそれ以上のペースでのトレーニングの比重がパフォーマンス向上のためには重要となる。
・Distribution of power output during the cycling stage of a Triathlon World Cup.
http://view.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/19461535
・マラソンのパフォーマンスは、トレーニング時間よりもトレーニング強度とより高い相関関係にある 。
・エアロビックペースのトレーニングは、ビギナーやトレーニングを始めて日の浅い人にとっては大きな効果をもたらすが、すでにトレーニングを長年実施している人にとってはパフォーマンス向上への貢献が少ないばかりか、障害や怪我の原因にもなることも指摘されている。 
・HOP(Hour Of Power)無酸素運動状態になることなく自分の最大限の負荷レベルで1時間トレーニングする方法.大量の有酸素パワータンクを作り上げるには効果絶大な方法である.周3回程度.
・ストレス軽減には運動強度30%程度での運動がよく,70%を超えると効果が薄いとされる.しかし,持久運動能力が高いと,比較的高い運動強度でもストレス軽減効果が出るとされる.

・メニュー
【坂】
いろいろな心拍数で坂の多いコースを走る。
登りのほとんどはシッティングでこなしてほしい。
【テンポ】
ノンストップで20~40分間走る。
心拍数はAT値-10~AT値+3の間。
有酸素運動能力向上
【クルーズ(巡行)インターバル】
6~12分間、2~3分のインターバルを入れて3~5回行う。
心拍数はAT値-10~AT値+3の間。
【インターバル】
3~6分間走を5~7本、同量の回復時間を置いて行う。
心拍数はAT値+4~10になるまで行う。2~4%の登りで行ってもよい。
・ TT用のトレーニング。 
・ポジションやペダリングを考えながらトレーニングするのにも最適なメニュー
【レペティション(反復)】
90秒~2分を3~6本行う。回復時間はその2.5倍。
例えば2分のレペティションでは各々の間に5分間をおく。
心拍数はAT値+11以上になるまで行う。4~6%の登りで行ってもよい。
【スプリント】
12~15秒のスプリントを高いケイデンスで全力。
スプリントの間に3分の回復時間を入れる。これを3本行って1セット。
セット間の休憩を10分とり、2~3セット行う。
耐乳酸能力の向上
【レース/模擬レース】
レースや高速集団走行は、上記のいくつかを織りまぜたものになる。

・LSD
・ LSDばかり行っていても、ある水準以上のパフォーマンスの向上は期待できない。LSDは、あくまでランニング(あるいはバイク)エコノミーを高め、障害や怪我を予防する目的で行うからこそ、その絶大なる効果を発揮する。そして、それにより高い強度のトレーニングを加えることにより糖質利用効率が増大し、パワーやATなどの改善とともにパフォーマンスがアップするのだ。
・筋肉中の毛細血管を増やすことで酸素の摂取量を多くする。
・毛細血管密度はトレーニング開始より1ヶ月半程度で特に著しく増加(よくLSDが必要とされる期間とほぼ同じ)
・脂肪酸をエネルギーに変える体謝機能の向上:ミトコンドリア内の中性脂肪を分解する酵素リパーゼを増殖させる。
・疲労の回復を促進させる:乳酸を処理する酵素の増加と、有酸素運動時にヘモグロビン(鉄が主成分)が二酸化炭素を排出させる働きを高める
・最大酸素摂取量VO2max向上に対する寄与は殆どない.
・LSD中には強度を上げてはいけないと言われる.強度を上げると血管が収縮し,LSDの目的の一つである毛細血管の発達を妨げるからとされている.


H2 トレーニングスケジュール総論
・トレーニングの効果は週1,2では現状維持,週3から上達があり,週5以上になると傷害の発生頻度が急激に高くなるとされている.
・心肺トレーニングは毎日行ったほうが良い.
・パフォーマンス全体の向上には超回復を考え少なくとも1日おきに行ったほうが良い.
・これらとA~Hの記載を参考とし,個人の特性に合わせどうスケジューリングするか.
Glover JA & Corkill AJ.(1987). Influence of paraphrased repetitions on the spacing effect. Journal of Educational Psychology, Vol 79(2), Jun 1987, 198-199. 
実習,1日後の復習,3日後の復習,7日後の復習。次第に時間を空けることによる学習の効率化。技術系のトレーニングはこれに従うとよいかもしれない。

・トレーニングスケジュール参考例
・忙しい人向け
自転車以外のトレーニングはしない
頻度:週4回が最も効率がよい(初期2ヶ月程度は毎日でよい)
密度:スプリントにより能力大幅上昇だが,燃え尽きるのでAT以上は週1時間まで
時間:1回1時間程度。2週に1度長距離(長距離を走る持久走が有酸素運動能力を高める効果は、高密度トレーニングにほぼ匹敵)

月曜 オフ
火曜 有酸素運動能力の向上(インターバル、スプリント)や耐乳酸能力の向上(レペティション)を必要に応じて
水曜 オフ
木曜 クルーズ・インターバルあるいはテンポ
金曜 オフ
土曜 レース、模擬レース、坂
日曜 ロングライドあるいはテンポ

とはいうものの,オフ日もアクティブリカバリーを入れたほうが疲労回復は早いとされる。

月 回復ローラー30分以上
火 高強度ローラー30分以上 タンパクビタミン補給
水 回復ローラー30分以上
木 高強度ローラー30分以上 タンパクビタミン補給
金 回復ローラー30分以上
土 高強度山道ポタ。アップ時足疲労するまで片足ペダリング。山道でオールアウト。事前にBCAA,ビタミンCE補給。100km タンパクビタミン補給
日 回復ロング。できるだけフロント34縛り。所用を済ませる。100km タンパクビタミン補給

・Combined Aerobic/Strength Training and Energy Expenditure in Older Women. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23377831

・ランス・アームストロングのミラクルトレーニング 7週間完璧プログラム
1週目:1.5月前:E2aの心拍60min、内10分ケイデンス75~80でE2b
2週目:1.3月前:
3週目:1.2月前:タイム落ちる
4週目:1月前:リカバリー
5週目:3週前:
6週目:2週前:
7週目:1周前:
・ランス・アームストロングは4ヶ月を一つのタームとして目標を持って練習をしたと聞きます。能力が向上するためには確かに3∼4ヶ月は辛抱して、集中する必要があります。ヒルクライムのレースを標準にして、4ヶ月間そのための練習を集中します。その後平坦のレースを想定して回転系のトレーニングを4ヶ月間集中します。その後アップダウンが多いレースを想定してインターバルトレーニングを4ヶ月間集中します
(ドーピング用のトレーニングスケジュールが参考になるかどうか.いつどれぐらいドーピングしたのか公開してくれりゃ医療の足しになるのにのう・・・)

・ヒルクライムバイブル
6~3ヶ月前:基礎体力持久力E2a:乗りすぎても意味ないので4時間程度LSD、フォームチェック、小さい坂高回転、増量
3~1ヶ月前:負荷E3:2時間E3もてばちょい負荷上げる。もがかないが1時間TT、タイム上がる、減量開始
5週前:短距離高強度:免疫低下注意、オールアウト体験
2週前:練習量減らす:インターバル
1週前:積極的疲労抜き
試合

・土井雪広さんの場合
僕も模索中のレースに向けてのピークの持って行き方の巻。
http://blog.yukihirodoi.jp/blog/2010/08/post_3c56.html

・シマノレーシングの場合
2012年シマノレーシング始動 Vol.73野寺秀徳監督
http://blog.memberrelay.jp/blog/2012/02/post_6696.html

・リクイガスの場合
シーズン入り合宿では,初日2時間半,毎日30分ずつ増やし,最後5時間半.
プロとしては短い.

・バッソのシーズンイン8週間トレーニング
数週間:基礎.3日乗って1日休み.2日乗って1日休む.基礎後固定ギアでの練習.
1日の内容:
25km/hでアップ
中強度30分+回復15分×4セットの合計90km,
中強度30分+回復15分×3セット&登り高負荷3分×8セット&登り高回転15分×2セット&中強度30分の合計140km.

・持久力維持
筋持久力トレーニングを4週間、パワー持久力トレーニングを2週間、シーズン中は交互にこれらを繰り返そう。これにより、デュアスリートにとって重要な2種類の持久力を維持できる。シーズン開始に当たって負荷トレーニングを止めてしまうと、シーズン中に筋力はズルズルと低下することになる。 
http://mobo.jp/shang-hi/hobby/training/friel/strength.html

・100m他メダリスト ウサイン・ボルト
1週間に6日トレーニング
1日3時間
ハードトレーニング
専門は200,400m(100mはCPメイン,200-400mは解糖系メインのはずであるが共通する部分も多いのか)







・TSS(Training Stress Score)やTSB(Training Stress Balance)トレーニング負荷バランスによる調整方法
http://schoin.blog91.fc2.com/blog-date-201102-3.html,http://schoin.blog91.fc2.com/blog-date-201102-4.html
統計的手法でトレーニング強度を元にオーバートレーニング,期分けを判断.(当然頻繁にトレーニングを行う人にしか活用できない?)
FTP Functional Threshold Power,NP Normalized Power,IF Intensity Factor,CTL Chronic Training Load,ATL Acute Training Loadなどの数値を使う

・冬季
筋力をつけるチャンス
他のスポーツで心肺能力向上
バイクにも乗りスピンアップと片足ペダリングで高ケイデンスペダリングを忘れないように
減量のよい機会
1月 E1~E2a+筋力+回転
2月 E2b~E3週2回1時間ずつ
3月 E3~E4インターバル

・好調と不調
・好調期2週間,絶好調期1週間,不調期1週間。この繰り返しが基本。 
・好調:寝起きが良い,辛くない,体が軽い,楽観的
・絶好調:距離が短く感じる,速く走ろうと思わなくても速い,次のトレーニングが楽しみ
・不調:寝起きが辛い,朝練で空腹感,体が動かない,朝食後の疲労感,イライラ,孤独感
・調子がわるい時には上半身を鍛えると良い。

・トレーニングスケジュールは個人差が大きくでる部分であり,人のスケジューリングの真似では意味が無い.個人で実践し評価する,スポーツ遺伝子テストでも受けてみるなどして,自分に必要なメニューは何か検討しなければならない.

・「何が最高の出来栄えに結びつくのか,自分でやってみない限りわかるはずがない.」Bernd Heintich
・時間がないのであれば、高強度短時間、積極的な休養をとる。高強度のパフォーマンスが向上。
・時間があるのであれば、低強度長時間。積極的な休養は必要でない。低強度のパフォーマンスが向上。疲労しにくくなる

・目安として,筋力はつけ難いが落ちにくい(筋分解に注意すれば),心肺能力はつけやすいが落ちやすい.
・トレーニングを頻繁に行うと,パフォーマンスは向上しにくくなるが,低下しにくくなる.
・個人的には,基本的にインターバル重視とするスケジュールとすると,最も効率が良いように思う.

・プロはパフォーマンス上昇の余地が殆ど無いレベルで競うことになる.トレーニングに時間をかけられるのであれば,90%のパフォーマンスを一旦80%に下げた上で95%に上げるような,あえて一度能力を落とし付け直すトレーニングも有効かもしれない.
・アマチュアは上達の余地が多大にあり,トレーニング時間がパフォーマンスと直結するのが普通である.50%を40%に下げた上で55%にあげるような特殊なトレーニングをおこなうよりも,普通にトレーニングして50%から60%に上げるほうが容易であろう.また,プロと異なりトレーニングにかけられる時間は通常少ない.筋力を付け直すのに時間がかかるとすれば,ホビーレーサーは一度つけた筋力を低下させるような空腹状態での運動などは避けたほうが良いと思われる.


H3 結果の判定
・目的を達成したか.レースが目的であれば,勝利できたか,レース中どの点が不足していたか.ツールングが目的であれば,どんな苦労をしたか.等.
・改善するためには何をすればよいか.ここで理論を参考にし,今後を検討する.
・有酸素持久力の基礎が十分にできたかを確認する方法
http://www.overlander.co.jp/jitetore/jitetorehint20111128.html
・Methods to determine aerobic endurance.
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/12196030





















3-5 ラン
・トカゲは生じた乳酸分解に1時間以上かかるが,人間は30分で90%の乳酸を除去可能。人間は陸棲動物の中で乳酸除去能力が高い部類に入る。
・代謝により消費したエネルギーの内,約75%は熱になる.
・人間は,体毛が無く,二足歩行により前方投影面積が大きく,かつ汗腺の発達により汗を多くかくことができるため,運動により発生する熱を冷却する能力が高い。
・これらより人間は炎天下であっても長時間動きまわることが出来る能力を勝ち得ている。
・人間の高い持久力は他の多くの陸棲生物より優れた点である(昆虫,鳥類,など除く)。人間はチーターや鹿に対し短距離運動能力では絶対に敵わないが,長距離能力では勝ちうる(先住民の実例あり。人間は長期間追跡するだけで,道具を使わずに,運動により発生した熱を逃がせなくなり?動けなくなった動物を捕まえることができる。)(鹿は4m/sec(キロ4分)程度で息が荒くなる。人間はジョギングの範囲(サブ3クラスの人ならそうかも)。)(馬は全速7.7m/sec(13sec/100m),10分しか持たない。その後は5.8m/sec(キロ3分))。
・エクリン腺による発汗能力を発達させ、炎天下で長距離疾走できるのは,哺乳動物の中ではヒトの他にはウマ科など一部の種に限られる。
・1時間に1L汗をかくとすると蒸発熱は540kcal,ヒト比熱0.83,体重70kgで汗が体を冷やさなかった場合,体温は9.3℃上昇.
・高い持久力,長時間運動できる能力は,人間が生存競争を勝ち残った第一条件であろうとの考え方がある。ランニングマン理論.高い持久力を前提とし,追跡のために必要な空間把握能力や未来予想能力など知能の発達,道具の使用,と,有利な点を増やして行ったのだろう(弓矢発明は2万年前,槍の穂先は20万年前,ホモ・エレクトゥスが現れたのは200万年前.ある期間は有効な道具の無いまま狩りを行っていたはずである?.地質年代は確定しないから確定的に言えないが.適当な罠を利用していた可能性もある.)
・知性は捕食者の特徴
・追跡不可能な動物はいない(E・T・シートン))
・人間の持久力の高さは,人間を人間たらしめた最初の物=持久走は根源的な喜び= why we run の答えの一つ。
・「ミズーリ大の研究結果によれば、370万~290万年前にいた初期人類アファール猿人は、アーチ形で土踏まずがある現代人と似た足を持っていました。このことは、人類は約300万年前には樹上生活を捨て、地上生活に移行していたことを示しています。bot_obio」
・他の類人猿と比較し,人間は足指の器用さと引換に,走るための安定し反発エネルギーを貯めこむ前足部を手に入れた。
・人類と類縁である走らないチンパンジーには,アキレス腱がない,土踏まずがない,つま先が長く広がっている,足親指が小さい,大殿筋が弱い,速く動くために頭を支える頂靭帯がない。人間にはある。チンパンジーと人間と比較し,人間が走るように出来ているのは明らか。
・骨構造から判断すると,アウストラロピテクスには,アキレス腱も頂靭帯もなかったようだ.ホモ・エレクトスには双方あったようである.アウストラロピテクスは人類と同時期に生存していたが絶滅した.
・骨構造から判断すると,アウストラロピテクスはホモ・エレクトスよりも,脳容積は大きく,骨は太く,筋肉も発達していた.これだけから考えると,アウストラロピテクスのほうが生存能力が高かったように思われるが,生存したのはホモ・エレクトスの系統である.
・頂靭帯はヒト,犬,馬にはある.豚やチンパンジーにはない.
・頭の重さは走るときの安定をもたらす。頭が軽いと安定して走れない.頭は尾と同じ効果をもたらしている.
・トカゲは走行中呼吸できない.
・四足動物はその内臓の動きの制限により,走行時1歩につき1呼吸しかできない.人間は二足歩行することによりその制限から外れ,走行時自由なタイミングで呼吸し,呼吸量を走り方から独立し調整できるようになった.これにより,同一速度を保ちつつスライドを増やしピッチを下げるような持久的な走法が可能となった.
・ランナーズハイは進化の適応http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20120511004&expand#title
・Nature Asia-Pacific ‏@NatureJapan
Nature Cover Story:武器よ、こんにちは:古く始まり長く続いた初期細石刃作製技術は現生人類を優位に立たせた http://nature.asia/Th2Cqj
・Nature Asia-Pacific ‏@NatureJapan
【進化】農業が盛んになる前から繁栄していた先史時代のヒト集団 | Scientific Reports | NPG Nature Asia-Pacific http://nature.asia/PF8BWX
・進化: ヒト属の肩の弾性エネルギー保存と高速投てきの進化
Elastic energy storage in the shoulder and the evolution of high-speed throwing in Homo     pp483 - 486
Humans are able to throw projectiles with high speed and accuracy largely as a result of anatomical features that enable elastic energy storage and release at the shoulder; features that first appear together approximately 2 million years ago in Homo erectus, possibly as a means to hunt.
Neil T. Roach, Madhusudhan Venkadesan, Michael J. Rainbow & Daniel E. Lieberman
doi:10.1038/nature12267
Abstract: http://forcast.emailalert.jp/c/aizIal4fewjWidbI
Article: http://forcast.emailalert.jp/c/aizIal4fewjWidbJ


・ひざ下の重さとマラソンの成績はよく一致する。
・距離が伸びれば伸びるほど,女性のほうが成績が良くなる。ウルトラマラソンで男性が5割リタイヤするとき,女性は殆ど完走する。これは各部重量,ランニングの場合ひざ下重量,の違いによるものと考えられる。

・前足部・フォアフット着地。速く走る,衝撃を吸収し長く走るために行う。
1 その場で膝を伸ばしたままつま先ジャンプ数回。つま先の感覚を覚える。
2 直立状態から前に倒れ,自然に足が出るタイミングを覚える。  
3 そのままゆっくりと加速すれば前足部着地となる。
* 拇指球着地では脛を痛める.外足部着地を意識したほうが良い.ランニングシューズが柔らかいと拇指球着地になりやすい.
* 脚は前に出しすぎない.引き足重視で速く走れる.踵が臀部につくほどに折りたたむ
・ミドフット,外足部で着地し内転させる方法もあり。シューズ底が丸いことが重要。
・足でバランスを取る必要のあるある競技では,脚の裏を6分割してそれぞれ使いこなせるようにしているという.まあ忍者の話だが.
・10人中8人が怪我をする。怪我をしないランナーは稀。
・負傷率は30年下がっていない。最新のシューズが開発されようとも。ショック吸収に優れたシューズが怪我の原因ではないかとの意見がある。(意見統一されていない。体重筋力柔軟性は人により異なるのだから,自分にあったものを見つければ良い。)
・ランニングシューズによって怪我をしにくくなることを確かな根拠で示した研究はひとつもない(British Journal of Sports Medicine 2008)
・保護機能がついた効果なランニングシューズを履くものは安価なシューズを履くランナーよりも怪我をする頻度が著しく大きい(Medicine & Science in Sports & Exercise 1991)
・バランスと垂直方向の衝撃には密接な関係があるといわれる。

・19歳で走り始めたとすると,ピークは27歳。19歳のスピードに戻るのは64歳。(2009ニューヨークシティマラソン年齢別タイムより。同一人物の変化とはいえない事に注意)
・裸足でトレーニングすると脚が速くなり,霜焼けが減る。(2001 スタンフォード大学)
・ランでも大腰筋を使う.左足から左肩がつながっているイメージ.逆も同じ.
・頭に紐がつき天井からぶら下がっているイメージで軽快に走れる.
・体重の前にイメージが重要に思える.
・腕をふる支点は肩ではなく首の下胸骨.腕は胸骨から伸びているのであって肩からではない.
・1週間毎日5km走るより,1日20km,あるいは1日おきに5km走るほうがマラソン向きの脚になる。
・「wired_jp WIRED.jp
【本日の更新】ランニングで脳が若返る! 新しい神経細胞をつくる因子のメカニズムを解明。 / 運動は身体を鍛えるだけでなく、脳を若返らせることもできることが解明された go.wired.jp/n6dshE #wired_jp」
・WIRED.jp ‏@wired_jp
【NEW】ランニングは体に悪い!?:研究結果 http://bit.ly/VoKPue  #wired_jp
・「もし誰かに勝ちたいなら100mを走れば良い.でももし何かを経験したいなら,マラソンを走ることだ」エミール・ザトペック
・「If you run, you are a runner. It doesn’t matter how fast or how far. It doesn’t matter if today is your first day or if you’ve been running for twenty years. There is no test to pass, no license to earn, no membership card to get. You just run.」John Bingham
http://www.runningschoolq.jp/regular/category_archives/#1
【入門コース】
ペース走
LSD   キロ7-9分 1時間以上
ウィンドスプリント  70-80% 100m単位でペースを上げる 動きを憶える
【中級コース】
LSD 120分   キロ7分
ビルドアップ走  km単位秒単位でペースを上げてゆく 5-15km 体を作る フォーム注意 週1,2回
ウィンドスプリント 
レースペース走  5km以内高速に慣れる 月数回
【上級コース】サブ4
ウィンドスプリント走
レースペース走
ビルドアップ走
坂ダッシュ   70-80% 100m単位,5-10本
LSD キロ6-7分 120分を週1,180分を月1

・骨盤を回す感覚を身につけ,その上で腕を大きくふることによってフォームが安定し,足を長く使えスピードが上昇する.
・腰を高く維持しないと足の付根に痛みがでやすい.
・拇指球の外側側で地面をつかみ,蹴り込む.
・ヘソ前5cm程度のところに重心を置き,そこに落としこむように腸腰筋を使い走るとエネルギーロスが少ない.速度調整は重心位置を前後させ行う.
・下手なうちにピッチを上げる走りをするとフォームが小さくなり限界が低くなる.
・「Want to feel fresh on your runs? Try these tips to run better:」 ow.ly/6Skoi

・マラソン選手には,遺伝的に速筋に富む人が多い.試合ではスピードの予備因子が重要であることを端的に表す.マラソン程度の距離では持久力に富んでいてもスピードに劣れば勝てない.
・ランニング中,わきが痛くなってきたら,痛い方の腕を上に上げ,背を反らせると痛みがなくなりやすい.
・ランニングに固形食は向かない.(自転車と同じように補給していてはエラいことになる,なった.)
・800-1500m走においてランニングスピードはANS残存に依存するという仮説.
・速いマラソン選手はLTを多少超えた強度で走っている.このLT耐性の高さは,間接的に速いマラソン選手の速筋能力が高いことを示す.
・ランニングは,走れるからといって普段走っていないスピードや距離を走ってしまうと故障しやすい.そこが自転車と違い難しいところ.一度に走って良い適当な距離は,月間走行距離の6分の1といわれる.
(e.g.1日おき5km,週20km走ると月間走行距離100kmぐらい.すると一度に走って良い適当な距離はたったの17km)
・@endBooks
”日本の霊峰、比叡山には、俗に”マラソン僧侶”と名高い修行僧の一団が暮らしている。身を清めて悟りを開き、仏となるために、地球の円周以上の距離を踏破することを義務とする者たちだ。” http://j.mp/wyTbP5 『なぜ人は走るのか ランニングの人類史』トル・ゴタス
・日本エクストリーム出社協会 http://www.xn--icko4ayd9fnc4gs150a23zd.com/





3-6 自転車
0各論
LT以下の運動強度を維持できる,もっとも重いギアを使うと,総合的な効率が良い.ケイデンスは結果であり,機材の機械的抵抗と身体的制限から決定されるものである.(機械的抵抗:重いギアを使用すると駆動系の抵抗が低い.機械的抵抗の主要部分は駆動系,チェーン周り.身体的制限:LT以下の運動強度であれば回復が速い.)
・目安としては,ケイデンス90程度が効率がよいとされる.
・(重心位置とポジションとケイデンスが相関があるかも知れぬ)

1ペダリング
0 言葉で記録残しても体は忘れる
・毎日でも自転車に乗っていないとたやすく忘れる。逆に,ペダリングがおかしいと思ったら暫く自転車に乗らずリセットしてしまうのも手。
・最も忘れてはいけないことは,力を抜くこと!!。必要ない筋肉の脱力が重要という点は,どんなスポーツでも同じ。
1 ペダリング基本:
1 効率のよいペダリングの力学を理解する
2 理解した力学を実践するための「イメージ」を「自分で」構築する
*イメージは力学上の理屈と全く異なること多し
3 イメージを実践し修正する
2 ペダリング力学:
・トルク変動無く綺麗に回す
http://schoin.blog91.fc2.com/blog-entry-551.htmlとその引用元の説明が必要十分
・ペダリング効率100%のとき,体重70kgの人間は,計算上276W,38km/h巡航可能。
・体重70kgの人は,全体重をペダルに乗せると約700Wの出力が可能である.つまり,誰でも最高出力700Wは可能.プロはこれに800W上乗せして1500W以上出力させる.スプリンターは腕と体幹の引きと回転力と体重で出力させ,TTスペシャリストは体幹と体重で出力させる.クライマーは筋力も体重も低く1500W出力はできない,相対的に体重による出力割合が高いためダンシングを多用する.
3 ペダリングイメージ:
・高回転では腹筋でひざ上げ(膝が外に回ると腸脛靭帯炎)。
・つま先は下向き(やりすぎると膝反張痛)。
・引き足は意識しない。「引き足とは、下死点から上死点にかけてトルクをかける手段ではなく、下死点から上死点にかけて負の踏力をかけない手段」.(回復を考えないで良いスプリントと,回復を考えないで良いヒルクライム時は例外で,引き足どころか指先の筋肉まで使う)
・踏み足は 背筋で上半身と足の重さのみかける (急な下り坂で前に転び続ける感覚.豆腐をじわじわ潰してゆく感覚)。
・回転中心がBBより5cm前方・上方にある感覚で。
・ポジション完成後,上半身においた重心を左右足の軸にむけて1cmほど左右に揺らしてペダリング。筋力不要。右軸は右肘から右足付け根,左軸はその逆にあると意識し体幹を使う(面白いことに、この状態で足に力を入れると出力が低下する)
・乗れてくると、腹筋背筋で踏み、常に片足ペダリングしている感覚となる。
・いらない力は抜く。必要な筋肉繊維のみ活性化させる。踏み込みに意識を置く必要はない。意識は膝まで。つま先に意識を集中するとかなりの頻度で膝を壊す。
・最も強く回復が高い筋肉群は背筋.背筋を意識し使うこと.
*「グッていって,ズバッです!」と,長嶋監督ならいうであろう.イメージは個人の身体能力に最適化されたものであり,他人には活用できないことが多い.
・「一般には2時から4時と言われているけど、2時半から3時にピンポイントで一瞬踏んであとは惰性で回す」
4 ペダリング調整方法:
1 ハンドルとサドルに50%づつ体重をかけ,足をフリーにする。トルク変動無く足を大きく回す。
2 じわじわとトルクを増し,体重配分をハンドル:サドル:ペダル(片足)=1:1:8程度まで持って行く。自動的に体感を使えるペダリングとなる。
3 片足ペダリングで筋力使用部位を確認.
4 ギアアウタートップでじわっと踏み,体幹で脚を上げハムストリングで踏む感覚をつかむ.
2 フォーム・ポジション
1 フォーム基本:
・前乗り=体重出力上昇=サドル高め=骨盤寝かせられる
・後ろ乗り=疲れにくい=サドル低め=骨盤立てる必要がある
・柔軟性が高く体幹が強力なほど骨盤を寝かせられる=空力に優れるポジションを取れる
・1時ー3時踏みを基本とする人は,前乗りにすることにより,擬似的にクランク長を短くしたのと同じ効果を得ることができる.また後ろ乗りにすることにより,擬似的にクランク長を長くしたのと同じ効果を得ることができる.
2 現在のフォーム:
・骨盤を倒す今西流。骨盤を寝かせ、尿道に圧迫を感じたら、多少骨盤を立てる(立て過ぎると縦振動で腰痛める)。体重を有利に使う前乗り気味。丹田で折り曲げ。
・高速走行時はハンドル中央を持ち体を低くするオブリースタイル
・O,SYMETRIC使用時は引き足,膝上下重視。後ろ乗り.股関節角度固定し体重をかけると良い.
3 フォームイメージ:
・両手離しで前傾し,漕ぎ方とフォームのチェック
・股関節とひざで踏む。
・回転させる場合は,腰から脚が生えているイメージ.
・最高出力(シッティング)では,胸から下はすべて脚というイメージ
・(しなりのよいカーボンロードに乗っていると、自然に回すペダリングから踏み込むペダリングとなり、無駄に疲れる気がする。しなりのよいカーボンロードでは、意識してペダリングを補正する必要あるかも。)

・パワーメーターに反映されないパワー効率とペダリング分析 http://nyroadbike.blogspot.com/2014/12/blog-post_20.html …


4 フォーム調整方法:
1 まずポジション設定。
サドル高さはペダルに踵をつけてひざが伸びきる程度に。
ハンドルまでの距離は胴体と腕のとる角度が100°となる程度にあわせる。
骨盤がフレームと一体化するようにサドル位置を調整する。
ポジションの優先順位は次の順番 
1 痛みのないこと
・筋肉痛は1週間様子見する。大概慣れ痛みがなくなる。
・関節痛は重大。痛み周りの筋肉群を他の方法で鍛えた後,自転車に乗ると治りやすい。
・慢性化した痛みは何年も引きずる。
・故障した体は,もとの性能に戻ることはない。完治しても性能は落ちたまま。性能回復させるためには別の手段により補う必要がある。 
2 空力に優れていること
3 疲れにくい体幹,出力の大きい大きな筋力,が有効に使えるようにすること。
・ 心臓に近い筋肉のほうが回復が速い,大きい筋肉のほうが出力が大きい。これら考慮に入れどの筋肉を使うか決定する。体幹には双方を備える疲れにくく出力が大きい筋肉が揃っている。 
・「ポジションが一定の時」より骨盤を立てれば大腿四頭筋を有効に使えパワーが出るが疲れやすい。より骨盤を寝かせれば大血管が通る疲れにくい脚の裏のハムストリングや大殿筋を有効に使え疲れにくい。
・最も大きな筋肉群は背筋である.
・脚親指を動かすのに背筋まで意識する.筋肉部位でなく,筋肉群を意識する.つま先は肩まで繋がっている.
2 1カ月ほどかけて,サドル高さ,サドル位置,ハンドル高さ調整。
・サドル位置を上げると膝軌道がぶれ易くなり,結果膝の炎症による痛みを生じやすくなるので注意すること。 
3 ペダルを1時の位置としたときのひざ位置よりも前方に重心がくる前傾姿勢がとれるように,ステム長さ調整。後々の重大な痛みの原因となることがあるので,ステムは短くすべきではない。
4 ポジション完成。

・メッセンジャーバックを用いたフォーム強制
・・背中上部に背負う:背筋の強化。長距離走行時に上体がつぶれにくくなる。乗りはじめにおすすめ。
・・腰背部に背負う:腹筋,大腿筋の強化。慣らすと楽にステムを長くできる。腰部筋力強化により腰痛予防にもなる。すでに腰痛を持つ人には逆効果だが。
・科学に佇む一行読書bot ‏@endBooks
”姿勢は、環境から受け取る情報にも影響を与える。音楽をうつむきの姿勢で聴いた場合、他の姿勢よりネガティブな感じに聞こえる傾向があるらしいのだ。” http://j.mp/NAICfk  『動きが心をつくる 身体心理学入門』春木豊

3 空力
・高さより幅を減らしたほうが空気抵抗は小さくなりやすい.
・器材では,エアロヘルメット,スキンスーツの空気抵抗削減効果が高い.次にTTバーの効果が高く,次にエアロホイール,TTバイク,エアロフレーム(規格内).
・同じ体勢を取るならば,下ハンを持つより,バー手前を持ったほうが空気抵抗が小さい.
・シートチューブはないほうが空気抵抗が低い.
・空力関係はマニアックなページがいくつもあるのでこの程度で割愛.
その他
・Physiology of professional road cycling.
http://view.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/11347684
・The science of cycling: factors affecting performance - part 2.
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/15831060



3-7 スイム
・スイムは技術.トライアスロンのうち最も技術が重要な種目.
・軽快に走る自転車のイメージ.
・水はつかむ.掴む感覚はペダリングやランのフォアフットと同じ.
・力は入れない.効率を追求しきった上で,速さが必要であれば必要な筋肉を意識した上で力をいれてゆく.
・泳ぎ始めで速く泳ぐ方法を習うのは害.
・浮く
・以下(ゼロからの快適スイミング ゆっくり長く泳ぎたい 学研 2001)
バランスを保てるならば1軸のS字プル,できなければ2軸のI字プル
背中を丸め胸に水を貯める=揚力(翼と同じ)
下腹部に重心を置かない(自転車とは全くイメージを変えること)重心は胸
頭をさげる.スピードを上げられるようになれば浮力が向上し前を見られるようになる.
・手・プル
・手の平を外に向け入水させる.
・両手を体の前で合わせるキャッチアップによりバランスを取り戻す.掻き数を減らしエネルギー消費を抑える.
・キャッチアップは重心を前に持ってくる方策(自転車の前傾姿勢と同じ)
・水に入れた手は,水面下20cmぐらいから水をつかむイメージとする.
・手のひらは開き,水をつかみながら,水の抵抗を感じながら,回す.
肩の下では肘を90度程度に曲げ斜め後方に手を抜く.腰まで掻くとバランスを崩しやすい.
・フィニッシュは省略
・手に体重を乗せると脚が沈まない
・水面から出した腕はバランスを崩すので上げすぎない.
・水かき8割,キック2割
25mを12ストローク,持久用の効率的な泳ぎ.
・げんこつ泳ぎで腕全体で水をかく重要性を覚える.
・脚・キック
・持久泳法ではキックを強くする必要はほぼない.水しぶきは不要.疲労に直結.
・1ストローク2ビートで良い.持久用の泳法.(スイムにも瞬発用の方法と持久用の方法がある)
・体の厚み以上に脚を上下させるべきではない.
・膝は曲げない.しなやかに使う.
・脚は肩幅に開く
キックはプルの4倍の酸素を使う.
・キックを使わずプルだけで9割の速度を維持できる

・呼吸
水中で少しずつ鼻から吐く
・左呼吸するとき前に出した右手は内側に向ける
息を吐きすぎず吸いすぎない.タイミングと呼吸量はいつもどおり.
・水中で適度に吐き,水上で適度に吸う.息を吐ききると沈みやすい.
・吸う量よりも吐く量を多くするイメージ.
・距離を伸ばすと苦しくなる場合は,息をもう少し多く吐いてみる.
・自然に吸う.吸うことを意識すると疲れる.
・頭を水面に残したまま,左後ろを振り向くように,顎からあげ呼吸.
・仰向けに寝て浮きリラックス.胸重心,首裏の力を抜く.両足は肩幅に.
・ゆくり泳ぐときに目指す目安は,200m.
・伸びきった状態では筋出力は小さくなる.
・競泳の場合、1分の運動を境に、それより短時間の運動では無酸素性エネルギーの供給能力改善が、それより長時間の運動では有酸素性エネルギー供給能力改善が効果的に記録を伸ばせるということがわかる。




3-6 まとめ
0内容の設定・持久運動とパワー運動を同時にしない.
・技術運動は,集中できる方法で行う.一定期間同じことを繰り返すほうが集中できるなら一定期間同じことを繰り返す.飽きっぽく,いろいろなことを織り交ぜたほうが1つ1つに集中できるなら,織り交ぜ行う.
1運動前
・エネルギー補給をしておく
・特に前日運動していた場合,しっかりとエネルギー補給をするべし
・高強度短時間(約1時間まで)の場合,空腹+アミノ酸摂取だけで良い。
・運動前に200~500ml程度水分補給
2スロートレーニングで体温を上げ,脂質代謝を活性化させる
3ウォーミングアップで体温を上げる
・20分ゆっくりと心拍を上げる。最低限汗をかき始めるまで
・一度AT値以上まで心拍を上げ終了
4ストレッチは体温上昇後
・動的ストレッチであれば運動前でも可
1.5運動中
・ ウォーミングアップ後,高ケイデンスのスプリント30秒行う
・高強度運動前後は、ビタミンCを補給すること。 
・長距離運動中は効率よいエネルギー代謝のためビタミンB類重要。
・空腹時から運動した場合、筋肉分解を防ぐには約1時間後からBCAA補給すると良い.
・運動中必要なエネルギーが不足した場合、筋肉は分解され、脂質消費されず、アドレナリンは無駄に消費され、気分は落ち込み、良いことは何も無い。
・水分喪失速度は約1.5~3L/h,水分吸収は約0.8~1.3L/h
・「レース中」ドリンク補給。
・補給量は約300kcal/h.
・タンパク質を多量に補給しない.
2運動後
・クールダウンで筋肉内より老廃物除去。15-20分。
・60%位の最大酸素摂取量
・高強度の運動をおこなった場合は、少しづつ運動強度を落す
・高強度運動後は特にしっかりと補給.
・運動後40分以内に,タンパク質:炭水化物=1:4(炭水化物量は,体重kg/1000kg/g)を補給
・運動後はBCAAを補給しない.過剰なBCAAは精神異常を引き起こしやすい(と、予想される.持久走ではトリプトファン必要だがBCAAには無い.BCAAは運動なしの筋トレ時における筋力回復には良いかもしれないが,持久走時には向かないはず.持久走では,通常のバランスの良いタンパク質を偏食無く補給すれば,BCAA分は自動的に筋肉に供給され,余ったアミノ酸は精神系に良好に作用するようになるはず.タンパク質摂取ではアンモニア尿素が発生し疲労の原因となるためこまめに排出する必要が出そうだが.アミノ酸摂取すると尿素は発生しない).
・「レース後」ドリンク補給。
・ストレス反応を停止し、水分を補給し、筋肉の修復とグリコーゲンの生成を促進する
・マッサージで老廃物除去促進。10分。
・ストレッチで柔軟性確保
・アイシングで炎症防止
・完全休養。睡眠は9-10時間必要。
・運動後1-2日は,ビタミンやアルカリ食を摂ると良い。
・超回復間までの時間は,有酸素トレーニング後6-8時間,激しい活動後24-48時間。
・30歳以上は後日回復走をしないと超回復を期待できない。 
・回復走は最大心拍の60%以下。最初の10分で62%乳酸除去,次の10-20分でさらに26%除去。
・アクティブレストは1時間程度まで。筋力を減らしたくない部分を重点的に使う






4 名言

・「だが断る」岸辺露伴
・「どのようにして学べばよいのかを学ばなければならない。知識は知識そのものをあっという間に陳腐化させるからです。」
・「意見共有で「集団の知恵」が低下:研究結果 http://wiredvision.jp/news/201105/2011051821.html
・アインシュタイン曰く,「狂気とは同じことを何度も繰り返しながら,異なる結果を期待すること。」
・スポーツの語源は一説によると「気晴らし」「憂いを持ち去る」である。
・「迷信行動」:「行動」と「結果」に因果関係がないのに、好ましい「結果」を期待して特定の「行動」を繰り返す行為。
・ 「どこに行くのか知らないなら、どの道を通っても同じだ。」 (スー族の諺)
・「Defeat is just a temporary moment where a deep lesson about life can be learned」 Mark Allen
・「科学とは答えの蓄積ではなく、疑問を提起し、続いてさらに疑問を思いつくプロセスにほかならない。知識はいつも暫定的なものだ」
・「論理は君をAからBへ到達させる。想像は君をどこにでも連れて行く。」アインシュタイン
・[サイクリングはより楽になるものではない.ただ速くなるだけだ」グレッグ・レモン
・「何かを理解したとしても、現実の場面に適用しないならば本当に理解することはできない。」
・「I love to travel, but hate to arrive.」Albert Einstein
・「The bigotory of the nonbeliever is for me nealry as funny as the bigotory of the believer.」Albert Einstein
・「The important thing is not to stop questioning. Curiosity has its own reason for existence.」Albert Einstein
・「The only source of knowledge is experience.」Albert Einstein
・「私は何ヶ月でも、何年でもひたすら考える。九十九回目までは、答えは間違っている。百回目でようやく、正しい結論にたどり着く。」アインシュタイン
・名言ってのは大概本人の意図から外れて独り歩きするものだ.が,詭弁で説明を短縮するのに利用すると非常に便利.死人の真意なんて結局どおでも良いのだよ.聖人の言葉を集めた聖書みたいなもんだね.(キリスト教徒に怒られるな・・・)
・「ゲーテはすべてのことを言った」
・ゲーテは言った「スパゲティは,ボンゴレよりおろし大根をかけた和風に限る」と.
・”情報は知識ではない。世界には情報が溢れており、知能の役割は、その中から顕著なパターンを見つけだし、それに基づいて行動することだ。” j.mp/A99DXr 『ポスト・ヒューマン誕生 コンピュータが人類の知性を超えるとき』レイ・カーツワイル
・ナースが聞いた「死ぬ前に語られる後悔」 トップ http://t.co/6VYQEK64
・「努力をする人は希望を語り,怠ける人は不満を語る」
・「自分が弱虫であり、その弱さは芯の芯まで自分に付きまとっているのだ、という事実を認めることから、他人を見、社会を見、文学を読み、人生を考えることができる。」 遠藤周作
・「一流の教師は皆、子供と大人の区別をしていません。進み方の早さに違いがあるだけです。入門クラスであってもレベルは大人のものなのです。」
・「人の言うことは気にするな。「こうすれば、ああ言われるだろう…」こんなくだらない感情のせいで、どれだけの人がやりたいこともできずに死んでいくのだろう。」John Lennon
・「とにかく信じるのです・好きな事を探し続けること・時間は限られている自分の心と直感に従う・Stay hungry, Stay foolish.」
http://www.youtube.com/watch?v=87dqMx-_BBo Steve Jobs
・淘汰はベターではあるがベストであるとは限らない.世の常識はベターであるがベストとはかぎらない.
・アメリカンジョークbot ‏ @americanjokebot  世の中には10種類の人間がいる。2進法を理解できる人間とそうでない人間だ
・@meigenbot 何か困った場合、みだりに助けを借りてはならない。助けを借りれば、単に困難が避けられるだけである。忍耐と省察をもってすれば、困難を突き抜けることができるだろう。 (仏昆虫学者)
・@Einstein_ja 方程式は私にとってより重要です。なぜなら政治は当面にかかわることでありますが、方程式は永遠にかかわるものですから。
・“あなたがすることのほとんどは無意味であるが、それでもしなくてはならない。そうしたことをするのは、世界を変えるためではなく、世界によって自分が変えられないようにするためである。”マハトマ・ガンジー
・名言を信じるヒトの気持ちはわからない。名言はその人独自の経験から解釈するものだ。
・「転んだ人を笑うな。 彼らは歩こうとしたのだ.」 米倉誠一郎
・@endBooks
”頭でっかちな人の典型は、現場を知らない学者先生ですが、心でっかちな人の典型は、だれにでも受け入れられそうな「もっともらしい説教」を垂れている一部の評論家です。” http://j.mp/Qem8mI  『心でっかちな日本人 集団主義文化という幻想』山岸俊男
・科学に佇む一行読書bot ‏@endBooks
”幼少時の経験が失敗と屈辱に満ちている子どもは、スポーツに対して肯定的な態度をもちにくい。” http://j.mp/LGpYgV  『スポーツ心理学入門』マット・ジャーヴィス
・科学に佇む一行読書bot ‏@endBooks
湯浅泰雄”WHOは早くから伝統医療の復興に力を入れてきたが、その理由は経済問題であった。貧しい後発諸国では高価な近代医療を全面的に導入することなど不可能だからである。” http://j.mp/vYmPsD  『スピリチュアリティの現在 宗教・倫理・心理の観点』(医療アクセス問題.プラセボを誘起させるのも治療の一環ではありますな.前提条件と必要十分条件を混同しなければ)
・中耳炎の治療法
http://yellow.ribbon.to/~joke/rikei.html
紀元前2000年;この根っ子を煎じて飲みなされ。
西暦1000年;根っ子を使うなんて異教徒の風習です、さあお祈りを唱えましょう。
西暦1850年;お祈りで直すなんていうのは迷信です、この一服薬を水で飲みなさい。
西暦1940年;そういう一服薬というのはいんちき薬ですよ、この錠剤をゴクンと飲み込みなさい。
西暦1985年;その錠剤はあまり効きません、この抗生物質がいいでしょう。
西暦2000年;抗生物質というのは人工的で自然物質ではありません、この根っ子を煎じて飲みなされ
・ある新聞記事でチャーリー・ブラウンを「負け犬」と呼んでいるのを読んだことがあります。わたしはそんなふうに考えたことは一度もありません。本当の負け犬はチャレンジしつづけたりしません。 チャールズ・ M・シュルツ
・科学に佇む一行読書bot ‏@endBooks
”良いか悪いかの両極端の考え方は境界性パーソナリティ障害の特徴です。境界性パーソナリティ障害になる人は、一人の人間が良い面も悪い面も持ち合わせていることが、理解できないのです。” http://j.mp/ydhuy7  『境界性パーソナリティ障害の人の気持ちがわかる本』
・人は専門家に明解な言葉を求めるが、専門家になればなるほど曖昧な話し方になる - 香山リカの「ほどほど論」のススメ http://bit.ly/GNKltb
・Hiroshi Ishii 石井裕 ‏@ishii_mit
クーリエ・ジャポン・インタビュー PDF
http://bit.ly/wEbOT0
RT @ishii_mit: [感謝】 http://bit.ly/zilg2x  RT @*: 知的に生きるにはこの記事を噛みしめること、と言えるくらい濃い記事ですね。座右の記事にしたい
・人が誰かを嫌うのは,その人の中に,自分自身の嫌いな点,自分自身が努力し直そうとしている点,をみるからだ.と,いわれておる.
・年食ってくると、建前に思えていたことが、やはり一番重要と思えるようになることは多い。
・成功の秘訣を書けると思ったとき、成功への道は閉ざされる。 (IBM会長)
・好きなことだけのめり込み過ぎないように。そうすると他の分野への冒険ができなくなってしまう。自分の好きなもの以外、見えないようにするのは愚かなことだ。 (Walt Disney)
・自分が不幸なとき、他の人達を非難するのは無教養者、自分自身を非難するのは教養の初心者、そして他人をも自分をも非難しないのが本当の教養人である。 (ギリシャ哲学者)
・「@meigenbot 教養とは、自分とは別の価値観も許容することだ。 (樋口裕一 頭がいい人、悪い人の話し方) 」
・未練は1年経ったら終わりにする
・自分のレベルを最低限とみなす人は,自己向上の意志が高く,レベルの低い人の努力不足を許せない.自分のレベルを高いとみなす人は,自己向上の意思が低く,レベルの低い人を探し軽蔑する.()
・「理系から文転はできるが逆はできないから,取りあえず理系にするように
・「「1人乗りの宇宙戦闘機1機だけで破壊されうる」という根本的な弱点を持つデス・スターに、人々が納めた多額の税金を費やす利点があるでしょうか。」「そのひとつはレーザーも搭載しています」「ライトセイバーの操り方を知る大統領がおり、すぐれたキャノン(マシュマロ用)があります。」https://petitions.whitehouse.gov/response/isnt-petition-response-youre-looking …
・感情は独善的な愚か者の武器
・あまり賢くない人は、自分が理解できないことについては何でもけなす。(ラ・ロシュフコー)
・口論はそんなに長くは続かないであろう。もし、どちらか一方が間違っているだけならば。
・集団の特徴を個人の特徴とすり替えることから差別が生まれる
・個人の努力により成し得た差を比較することは差別とは言わない.公平という.平等と公平は違う.
・@meigenbot 尊敬すべき幸福な人は、逆境にいても、つまらぬことはくよくよせず、心配しても始まらないことは心配せず、自分の力のないことは天に任せて、自分の心がけをよくし、根本から再生の努力をする人である。 (武者小路実篤 幸福について) http://amzn.to/k1WEkN
・教育は高くつくと言うなら、無知はもっと高くつく(ベンジャミン・フランクリン)
・知の総量と,無知の知 http://www.igaku-shoin.co.jp/paperDetail.do?id=PA03088_05
・ネコは犬よりも利口だ。雪の上でそりを引いてくれるネコを8匹も集められない。(ジェフ・ヴァルデス)
・Never assume(Paul Smith)
・グループは同一集団で形成し効率を求める.チームは異集団で形成し問題解決を求める.グループは解決することに向かないし,チームは効率的な作業に向かない.
・The middle-class American isn’t in his heart, sure that even the rebels are altogether wrong. Some, in fact, agreed that young people were not unduly critical of their country, and their criticism was actually needed.
・「そりゃ,聞き手は,「わかりやすい説明で騙して欲しい.そうすれば自分に責任はなくなる」,と考えているから,要約のわかりやすさ「のみ」求めるのさ.」抄訳の重要性

・「江月照松風吹 永夜清宵何所為」
・古人之糟魄
・アンカリング(Anchoring)とは、認知バイアスの一種。判断する際に、特定の特徴や情報の断片を重視しすぎる傾向を意味する。個人の通常の意思決定においては、まず特定の情報や値に過度に注目し、その後状況における他の要素を考慮して調整するが、一般にこのような意思決定には、最初に注目した値についてのバイアスが存在する
・「可能性は低いけれど正確な証拠」にだけ基づいて決断すると、間違った決断をしやすい
・科学に佇む一行読書bot ‏@endBooks
”僕たちは大きなリスクを過小評価して、小さなリスクを過大評価する癖がある。メディアは、日常的なリスクよりも劇的なリスクに注目しがちだ。この二つがあわさると、危険なカクテルとなる。” http://j.mp/q7kRWC 『環境危機をあおってはいけない』ビョルン・ロンボルグ
・統計よりも「1人のストーリー」が有効な理由 http://wired.jp/wv/2010/09/17/%E7%B5%B1%E8%A8%88%E3%82%88%E3%82%8A%E3%82%82%E3%80%8C1%E4%BA%BA%E3%81%AE%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%80%8D%E3%81%8C%E6%9C%89%E5%8A%B9%E3%81%AA%E7%90%86%E7%94%B1/
・hayano 「データを見る.あれこれ見る.いろんな人が測ったデータを多角的に見る.すべてを統一的に騙すようにデータを捏造することなんて出来ません.しっかり見ていれば,嘘があったとしても,いずれバレます.」
・@georgebest1969 臨床医学にとって「程度」を表す副詞はクリティカルである。いつもなのか、たまになのか、まれになのか。「可能性は否定できない」とか「なんとか病除外」という浮ついた言葉が無意味なのはそのためだ。だから、「いかなるときにも」という言葉もあるとないとは大違いなのだ
・@georgebest1969
非存在証明は困難。「まるまるはなになにしない」という命題は証明しづらい。だからうちでは「可能性は否定できない」を禁句にしています。何も言っていないのと同じだからです。陰謀論のロジックはほとんどこれだし
・@*自分が読んでわかる本だけを読み,他人から指導もされなければ,ほとんどの人は「自分が何をわかっていないか」について知ることができない。
・学校とは,自分が何を知らないか知るための場所である.受動的な勉学により自分が何を知らないのか把握し,能動的な勉学により知るべきことを知る.
・日経メディカル オンライン ‏@NMonl
ジャーナリストに求められる、医学論文を読み解く力 http://nkbp.jp/XIVTbY #NMonl

・ [連載]今日から使える医療統計学講座
http://bit.ly/GTrsph
・ダメな統計学:目次 http://id.fnshr.info/2014/12/17/stats-done-wrong-toc/ …

・@georgebest1969
差があるというのと、「意味のある差がある」というのは違うのです。統計的有意差とも、また違います。p値がいくら低くても「意味のない差」があるのと同じように。
・同じ事を聞いても、受け手の理解と経験によって、得られる情報が異なる
・誰かと議論するときは,同じ知識までは必ずしも持つ必要はないが,同じ言葉・概念は持っていなければならない.
・@georgebest1969
薬の副作用をインターネットで検索して、リスクについて書かれた情報だけに着目して「やっぱり危険なんだ」と思い込んでしまう人が案外いますが、効果と副作用の両方についての情報を集めなければ、正しいと思われる判断はできません。(続く)「ネットは存分に見てください。ただし情報の真偽は五分五分で、それを見きわめるのは難しいと思いますので、疑問や腑に落ちない点は相談してください。妥当な情報かガセネタなのかはお伝えできます」――僕は患者さんによくそう言います。

・事実とは、条件分岐した多数の結果。安易な人は、単純な条件からなる結果を本質と思いたがる。実際は、確実性が高い条件を選択していった結果が本質に近い。世の中単純であって欲しいという願望はわかる。しかしそれを事実を曲げる理由にしてはいけない.2分法で出した答えに問題が多いのはこの意.

・ワイリー医学・看護・獣医学 ‏@Wiley_Japan_HS
医学・看護・獣医学ブログ「ワイリー・ヘルスサイエンスカフェ」更新情報 <コクラン・レビュー論説> 非対照試験のエビデンス採用は引き続き慎重に|スタチンの血清脂質改善効果に関する最近のレビューを例に http://www.wiley.co.jp/blog/health/?p=1288 …
・科学的思考法と歴史が示唆するのは、今見えている問題が解決すべき問題とは限らないということ。問題に注視しすぎると問題を見失う。
・「集団は最初のうちは『賢い』が、他者の推測を知らされると、意見の多様性が狭まり、それによって(集合知が)低下する」という。「穏やかな社会的影響であっても、集合知効果に悪影響が及ぶ」
知らないことを安易に文献で調べ,結論だけ知ろうとしてもこのようになる.ある最初に納得した理屈で全てを理解し,全てを説明できるつもりになってしまう.
知らないことは基礎的な教科書,判断の材料から論理的に構成し,自分で考え方を確立させ,自分の意見を決めることが第一.
とはいえ,すべて基礎から学ぶわけにもいかないので,害のない分野では結局鵜呑みにするのだが.その選択が人により異なる.当然誰でも,ある分野には秀である分野には劣る.劣る分野では謙虚でなければならない.
・@endBooks ”一時的に集団から離れ、しばらく自分の頭で考えてみることで、集団思考に陥ってしまうのを避けること。自分なりに結論を出し、それに納得してから集団に戻ること。” http://j.mp/StszTi 『群れはなぜ同じ方向を目指すのか?』レン・フィッシャー

・グループは同一性を持つ集団で形成され効率を求めるもの.協調が重要視され,個体差があることは好まれない.
チームは異質性を持つ集団で形成され問題解決を求めるもの.個体の能力の高さと互いの尊敬が重要視され,多様性の無さは好まれない.
グループは解決することに向かない.チームは効率的な作業に向かない.
・チームから始まりグループへ移行し,チームに戻り・・・を繰り返すことが理想であろう.
・集団は,それが最初チームであったとしても,時とともにグループと化し,保守化する.問題解決を求めるなら「古い何か」を壊さなければならない.
・チームを成り立たせるものは尊敬である.異質性を許容するのは協調でなく尊敬である.協調と尊敬は異なる.
・尊敬が失われるとチームは崩壊する.尊敬なくともグループは形成できる.グループにおいて尊敬の代わりとなるのが協調=社会化.社会性に尊敬が伴わないのは・・・.

・wikipediaは(ある程度最新のある程度曖昧な)百科事典である.百科事典とは物事を知るためのものではない.広範な索引だ.物事を知るゴールではなく,足がかりにすぎない.(その割には引用が貧弱だが)
・しかし,もったいない病をどうにかしないと,ごちゃごちゃしてどうしようもないな・・・
・never say never.
・広く知れ渡っているという理由で間違いが真実にはならず、誰にも知られていないという理由で真実が間違いにはならない。(マハトマ・ガンジー)
・ほとんどの人間は他人である。思考は誰かの意見、人生は物まね、そして情熱は引用である。 (オスカー・ワイルド)
・賢明な言い回しは何も証明しない。 (ヴォルテール)
・Bertrand Russell: A Liberal Decalogue, 1951
1. Do not feel absolutely certain of anything.
2. Do not think it worth while to proceed by concealing evidence, for the evidence is sure to come to light.
3. Never try to discourage thinking for you are sure to succeed.
4. When you meet with opposition, even if it should be from your husband or your children, endeavor to overcome it by argument and not by authority, for a victory dependent upon authority is unreal and illusory.
5. Have no respect for the authority of others, for there are always contrary authorities to be found.
6. Do not use power to suppress opinions you think pernicious, for if you do the opinions will suppress you.
7. Do not fear to be eccentric in opinion, for every opinion now accepted was once eccentric.
8. Find more pleasure in intelligent dissent than in passive agreement, for, if you value intelligence as you should, the former implies a deeper agreement than the latter.
9. Be scrupulously truthful, even if the truth is inconvenient, for it is more inconvenient when you try to conceal it.
10. Do not feel envious of the happiness of those who live in a fool's paradise, for only a fool will think that it is happiness.
・Acupuncture for chronic low back pain. http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20818865
・@Kanpishi
言葉を複雑にして論旨わかりにくくすることは不必要なことだ。なので李子、恵施、宋銒、墨翟は役立たずで、議論を深遠で果てしなくしてしまう魏牟、長盧子、詹何、陳駢、荘子は(人を驚かすだけの)妖怪だ。頑固で合理的行動をしない務光、卞随、鮑焦、介之推は役立たずの瓢箪だ。
・ランガナタン図書館の五法則」
The first law:Books are for use.
The second law:Books are for all.  
The third law:Every book its readear.  
The fourth law:Save the time of the reader.
The fifth law:A librarys is a growing organism.
・私の個人主義 夏目漱石 http://www.aozora.gr.jp/cards/000148/files/772_33100.html
 

5 文献・資料

・サマリーまたは書籍などある程度まとまったもののみ記載
・あるひとつの論文から全体の理論を類推することはとても危険である.少なくとも同分野異視点の3つの論文を読むこと.数の問題じゃないけど
・事前に基礎を身につけておくことは重要すぎるほど重要.
・ヴォート,コーンスタンプ,モリソンボイド,ガウス,セル,物理学の基礎,ファインマン,ジャクソン,アトキンス,ベゴン,マンキュー,ムーア,ランセットなど,当たり前の教科書は記載しない.いやこれらが一番大切だけど.

・スポーツ生理学の基礎知識 
http://club.pep.ne.jp/~mikami1/sports.htm

・http://mobo.jp/shang-hi/hobby/training/  
・http://www.attic-bike.com/training/001.html 
:心拍基本

・エネルギー代謝を活かしたスポーツトレーニング 講談社サイエンティフィック 八田秀雄著 2004

・ふじいのりあき 『そうだったのか!明瞭にして実用ロードバイクの科学理屈がわかればロードバイクはさらに面白い!』 スキージャーナル株式会社 2008
:運動に対する主に機械的,実体験からの検証。専門書への取っ掛かり。かなり面白い。

・株ザバス青山晴子著 『スポーツ選手の栄養学と食事プログラム』 西東社 2003
:飽きのこない食事に

・テューダ・ボンパ 『競技力向上のトレーニング戦略ピリオダイゼーションの理論と実際』 大修館書店 2006
:最も重要なバイブル・古典サマリー

・コンピュータートレーニング科学 
http://www.hid-fitness.com/computrainer/trainingarticles.html
:トライアスロンとの関係

・自転車で本気ダイエット CYCLE SPORTS (2008)7,100-109.
:そこそこ権威筋によるダイエット理論

・KEGG PATHWAY Database 
http://www.genome.jp/kegg/pathway.html
:代謝系。ヒト以外も含む

・名古屋大学スポーツ心理学検索 
http://www.htc.nagoya-u.ac.jp/~yamamoto/cssp/
:スポーツ心理学

・体育・スポーツ社会学関連文献検索システム 
http://lifelong.nifs-k.ac.jp/cgi-bin/sgsrch.cgi

PubMed 
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/sites/entrez?otool=ijpouhslib
:これがないと始まらない

・Journal Watch: Medical Journals and Research Articles 
http://www.jwatch.org/

・Nature
:言うまでもなく

・Minds 医療情報サービス 
http://minds.jcqhc.or.jp/
:学会等が作成した診療ガイドラインの中から、質・信頼性の高い医療提供者向け診療ガイドラインを、診療ガイドライン選定部会が評価選定して提供。

・ランニング学会 
http://www.e-running.net/0410journal.html

・東邦大学 医学部 基礎統合講義 講義録メニュー 
http://www.lab.toho-u.ac.jp/med/physi1/

・福岡大学理学部化学科機能生物化学研究室 講義資料 
http://www.sc.fukuoka-u.ac.jp/~bc1/Biochem/index.htm

スポーツ栄養学(信州大学) 
http://sugp.wakasato.jp/Material/Medicine/cai/text/subject09/index.html
:必要十分.最近の文献を元に記載.最もおすすめ.ちと引用が記載されてない

・インターネット教科書 (三重大学医学部) 
http://www.medic.mie-u.ac.jp/meduc/text/web.html

・京都大学OCW 
http://ocw.kyoto-u.ac.jp/ 

・EMP 
https://www.emp-tmu.net/login/?&

・ビジュアル生理学 
http://bunseiri.michikusa.jp/

実践的指導実施者研修教材/厚生労働省  http://www.mhlw.go.jp/bunya/shakaihosho/iryouseido01/info03k.html
:V運動の基礎科学が特に参考になる

・厚生労働省 e-ヘルスネット 身体を動かす 
http://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/exercise/index.html
:ここだけ読んでおけばだいたいおーけー

メルクマニュアル 
http://merckmanual.jp/
:医者がおり薬があるなら

Where There Is No Doctor: A Village Health Care Handbook(WTIND) http://www.healthwrights.org/books/WTINDonline.htm
 http://irohira.web.fc2.com/wndoc/index.htm
:医療アクセス.医者がおらず薬がないなら

大学病院医療情報ネットワーク WEB PHYSIOLOGY http://plaza.umin.ac.jp/~histsite/mokuji.htm

大学病院医療情報ネットワーク web histology 
http://plaza.umin.ac.jp/~web-hist/secret.html

・安田登 『能に学ぶ身体技法』 ベースボール・マガジン社
:体幹,インナーマッスルについて。能についてはウデのない編集者が無理やり付け足しましたって感じ。

・ふじいのりあき 『なるほど!明瞭にして実用ランニングの科学』 スキージャーナル株式会社 2009
:専門書への取っ掛かり。これも面白い。

・ハーバート・ホーン 『ヴァイオリン演奏のコツ』 音楽之友社 
:別の世界に連れていってくれる.イメージの重要性.


・『ラテン語のはなし』 大修館書店

・CTトレーニング 
http://www.cyclingtime.com/modules/ctnews/archive.php?c=training

・スポーツテーピング講座 
http://www.battlewin.com/cource/index.html

・ランニングスクール+Q 
http://www.runningschoolq.jp/regular/

・ベルンド・ハインリッチ 『WHY WE RUN:A Natural History 人はなぜ走るのか』 清流出版  2006
:生理生態,行動生態学者。41歳100kmマラソン,マスターズ世界新記録優勝者。173cm73kgの著者のトレーニング・減量・試行錯誤と検証のエッセイ,運動と関連した動物生態観察日記のような形式。とても興味深い考察。ソロモンの指輪に近いものを感じるお気に入り。「私がこの本を書いたのは,ウルトラマラソンを走るために必要なのはどんなことかを明らかにするためと,レースの経験や動物の研究から得られた考察をまとめる為である。」.本国ではborn to runの後に発売された?.言うまでもないがエビデンスレベル低いから参考にはできない,面白いけど.

・『ゼロからの快適スイミング ゆっくり長く泳ぎたい』 学研 2001

・クリストファー・マクドゥーガル 『Born to run 走るために生まれた ウルトラランナーVS人類最強の”走る民族”』 NHK出版  2010
:走るジャーナリスト190cm110kgの疑問「何故私の膝は痛むのか」.レッドヴィル。タラウマラ族。ランニングマン理論。登場人物が魅力的で小説としてとても面白い。表現が感覚的すぎ,参考にはならない。

・食料不足、ストレスなどで深刻化する被災地の食事情 極度に疲労した心身を守る正しい食事、栄養の摂り方
http://diamond.jp/articles/-/11683?page=2
:食事と精神の関係

・『ランニング障害』 日本臨床スポーツ医学会学術委員会 文光堂 2003
:重要な論文サマリー.重要.疫学調査から生理的影響,障害,シューズの選び方,栄養.

・ファルマシア  FARUAW 47(9):783-886,2011

・山形陸上競技協会トレーナー部会 http://www13.plala.or.jp/itukamachi/page014.html

・active.com 
http://www.active.com/fitness/
:日本語で調べてばかりいると変な理論があることに気付かないことがある.逆もそうであるが.

・Bike Training Tips 
http://www.biketrainingtips.com/
:スコットランドの元TTチャンピオンパワートレーニング

・Training 4 Cyclists 
http://www.training4cyclists.com/
:デンマーク国内レベルコーチで医師のトレーニングヒント

・末梢性疲労モデルから中枢性疲労モデルへの仮説の移行 理学療法科学 24(5):761–766,2009 
http://www.jstage.jst.go.jp/article/rika/24/5/761/_pdf/-char/ja/

・疲労の分子神経メカニズムと疲労克服 
http://www.banyu-zaidan.or.jp/symp/about/symposium_2006/seimei/watanabe.pdf#search='末梢性疲労モデルから中枢性疲労モデルへの仮説の移行'

・筋肉とアミノ酸 Ajico News No.215, 2004  http://www.ajinomoto.co.jp/kfb/amino/aminosan/kenkyu/pdf/amino_No.215.pdf

・内科開業医のお勉強日記 運動系 
http://intmed.exblog.jp/i10/ 続編http://kaigyoi.blogspot.jp/

・野崎昭弘 『詭弁論理学』 中公新書  1976
:詭弁とは意識して使うものです.掃除中発見.

・ダレル・ハフ 『統計でウソをつく法』 ブルーバックス 
:古典.基本.理系の人には通じない(あたりまえだ).

・ジェフリー・アーチャー 『十二本の毒矢』 永井淳訳 新潮社 1987
:掃除中発見.この人の著作中,ロシア皇帝の・・・遺産だっけ?,に,「運動後の心拍数低下速度こそ体力を示す」のような記載があった.このページ書いているのはそれに興味を持ったことがきっかけである気がする.「ある愛の歴史」.

・モータースポーツ医学 
http://www.motodoc.jp/index.html

・Menderey Sport Scienceグループ文献集http://www.mendeley.com/groups/671711/sport-science/papers/

・世界アンチ・ドーピング機構電子図書館 WADA’s Digital Library http://library.wada-ama.org/

・図書館に関する情報ポータル 
http://current.ndl.go.jp/

・ジョン・グルードの鳥類図鑑 
http://j-gould.tamagawa.jp/Japanese/index.html

・民明書房  

・アスリートの脳はどう違う? ここまでわかってきたスポーツ脳科学(nature2008)
http://www.natureasia.com/japan/jobs/tokushu/files/328/feature_88_20080330.pdf

・特集:失神—診断の進歩— 
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/jsma/-char/ja/

国立国会図書館サーチ 
http://iss.ndl.go.jp/

・国会図書館 参考書誌研究 
http://rnavi.ndl.go.jp/bibliography/
・国立国会図書館月報 
http://www.ndl.go.jp/jp/publication/geppo/

J-Global 
http://jglobal.jst.go.jp/
:2012辺りから使いものになるようになってきた.けれど2013.4よりJDreamIIの抄録検索ができなくなり価値が下がった.

・Japanese Journal of Sport Psychology https://www.jstage.jst.go.jp/browse/jjspopsy
・スポーツ教育学研究
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/jjses/-char/ja/
・The Journal of Physical Fitness and Sports Medicine https://www.jstage.jst.go.jp/browse/jpfsm
:全文無料公開文献.質は確認していない

・Sports Med 
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed?term=%22Sports+Med%22[jour]