2011/02/27

人間の高い持久力

トカゲは生じた乳酸分解に1時間以上もかかるが,人間は30分で90%の乳酸を除去可能。人間は陸棲動物の中でも特に乳酸除去能力が高い部類に入る。また,体毛が無く,二足歩行により前方投影面積が大きく,かつ汗腺の発達により汗を多くかくことができるため運動により発生する熱を冷却する能力も高い。これらより人間は炎天下であっても長時間動きまわることが出来る能力を勝ち得ている。人間の高い持久力は他の多くの陸棲生物より優れた点である(昆虫,鳥類,など除く)。人間はチーターや鹿に対し短距離運動能力では絶対に敵わないが,長距離能力では勝つ(先住民の実例など多くあり。人間は長期間追跡するだけで,道具を使わずに,運動により発生した熱を逃がせなくなり動けなくなった動物を捕まえることができる。)高い持久力,長時間運動できる能力は人間が生存競争を勝ち残った第一条件であろうとの考え方がある。高い持久力を前提とし,追跡のために必要な空間把握能力や未来予想能力など知能の発達,道具の使用,と,有利な点を増やして行ったのだろう。人間の持久力の高さは,人間を人間たらしめた最初の物=持久走は根源的な喜び= why we run の答えの一つ。